今「中古ブランドマンション」が売れている3つの理由

新築至上主義はもう古い？今、中古ブランドマンションが売れています。
中古なのに「ココがいい」と選ばれるマンションが増えているのです。

その理由は、何なのでしょうか。
今、中古ブランドマンションが熱い！その理由を探ります。

中古マンションの人気が高まっている理由

出典：“首都圏不動産流通市場の動向（2024年）”. 公益財団法人東日本不動産流通機構. 2025-01-22（参照2025-07-24）をもとに、HOME4Uが独自に作成

はじめに、首都圏における中古マンションの平均成約価格を見ていきましょう。

成約価格は、10年前（2014年）と比較するとおおよそ1.8倍に上昇しています。
そして、5年前からは1.3倍ほども価格が上昇しており、近年、首都圏の中古マンション価格が高騰していることがわかります。

出典：“首都圏不動産流通市場の動向（2024年）”. 公益財団法人東日本不動産流通機構. 2025-01-22（参照2025-07-24）をもとに、HOME4Uが独自に作成

また、2024年の中古マンションの成約件数は、前年比3.4％増の37,222件と、2年連続で増加しています。

この背景には、新築マンションの供給減少があります。
建築資材の価格高騰や人件費の上昇により、建設コストが上がり、新築そのものが建てにくくなっているのです。

その結果、新築マンションの価格は高騰し、多くの方にとって手が届きにくい存在になりつつあります。

このような状況の中で、不動産会社が中古物件を買い取り、内装や設備を一新して再販売する「買取再販」や、中古物件を購入し、自分のライフスタイルに合わせてリノベーションするスタイルが、広がりを見せています。

どちらも、コストを抑えつつ理想の住まいを実現できることから、多くの方にとって魅力的な選択肢となっており、中古マンションの需要をさらに高める一因となっているのです。

そして、この需要の高まりは、ブランドマンションの売却を検討している方にとっても絶好のチャンスと言えるでしょう。

「売れる」マンションの3大鉄則を併せ持つのが、ブランドマンション

マンションには「このマンションなら買い手がつきやすい」という特徴があります。
なかでも重視されるのが以下の3つです。

それぞれの要素がなぜ売りやすさにつながるのか詳しく見ていきましょう。

資産価値：管理の質は、価値を守る土台

マンションの資産価値は、将来的に売却する際の価格や需要に直結する重要な要素です。
その価値を長く保つために欠かせないのが「管理力」です。

ブランドマンションでは、開発を手がけたグループ会社が管理会社も担っていることが多く、建物や共用部の清掃・点検、修繕計画、防災・防犯体制などが一貫した体制で運用されています。

このような優れた管理体制が、物件の美観や機能性を維持し、結果として資産価値をしっかりと支える土台となっているのです。

立地：変わることがない売却の武器

不動産業界では「立地が9割」と言われているほど、場所はマンションの価値を決定づける大切な要素です。
内装などはリフォームで変えることができますが、立地は変えられません。
だからこそ、「この場所に住みたい」と思わせる立地条件は、売却時のゆるぎない強みになります。

そして、そんな立地の良さが際立っているのがブランドマンションです。

ブランドマンションは、利便性や住環境、将来性など、あらゆる条件をクリアした選ばれた土地にしか建てられません。

つまり、ブランドマンションがある時点で、その場所が魅力的であることの証明とも言えるのです。

駅から徒歩5分以内、買い物や通勤に便利で、治安も良く、将来的な再開発も期待できる。
このような好条件がそろった立地は、それだけで物件の価値を大きく引き上げてくれます。

ベーシックな内装・外観：内覧者の購買意欲を高められる

売却を成功させるうえで意外に見落とされがちなのが「内装・外観のクセ」。
売主の趣味が強く出すぎた内装や奇抜なリフォームは、買い手に「住みにくそう」「リフォームにお金がかかるかも」という印象を与え、購買意欲を削いでしまいます。

反対に白やベージュ、ライトグレーなどのベーシックなカラーを基調としたシンプルな内装であれば、内覧者に「ここなら自分好みにアレンジできそう」と思わせることができるでしょう。

また、マンションの外観や共有部の印象も重要です。
エントランスや外壁が古びていたり、派手なカラーが基調になっていたりすると、「このマンション、大丈夫かな」と買い手を不安にさせることがあります。

内外装ともにクセの少ないシンプルな物件は好印象を抱かれやすい傾向があるのです。

その点、いわゆるブランドマンションは共用部のデザインにも配慮されており、シンプルで洗練された印象の物件が多く、内外装ともにクセが少ないのが特徴です。

「資産価値」＋「好立地」＋「ベーシックな内外装」の3つの要素を兼ね備えたブランドマンションは、買い手のニーズを満たしやすく、非常に売れやすいと言えます。

ブランドマンションは実際にどのように売却につながったのでしょうか。
以下はブランドマンションの売却に成功した方たちのリアルな声です。

ブランドマンション居住者は売却意欲が高い！

ブランドマンション居住者で、将来的な売却を検討している売却経験者の割合はおおよそ46％にものぼり、実際に「売ること」を行動に移している方が着実に増えているのが現状です。

このことから、近年では「いずれ売ること」を前提」に、最初から売却しやすさを軸に住まいを選ぶ方が増加していると言えるでしょう。

より理想的な暮らしを手に入れるためには、複数の不動産会社に査定依頼を！

今お住まいのマンションは、ただの「住まい」ではなく、大切な資産です。
市場の動きや周辺の再開発計画などによって、想像以上の価値がつくことも少なくありません。

「まだ住めるから」「面倒だから」と先送りにしていると、売り時を逃すことも。

売るタイミングを逃さないためにも、まずは現在のマンションの資産価値を正しく把握することが大切です。

NTTデータ・ウィズが運営する一括査定サービス「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」であれば、全国から厳選した優良不動産会社のうち、最大6社に一括で査定を依頼できます。

複数の不動産会社に査定を依頼することで、今のマンションの相場を把握できるのはもちろん、高く早く売れる可能性も高まります。
より理想的な生活を手に入れるためにも、ぜひ「不動産売却 HOME4U」をぜひご活用ください。

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