【2025年版】東京都渋谷区のマンション売却相場！高く売るコツも紹介

海外からの観光客が日本一多く訪れることで知られる渋谷区。賑やかな繁華街のイメージが強い一方、代々木上原や松濤周辺エリアには落ち着いた雰囲気の住宅地が広がっています。

実際、渋谷区のマンションの売却相場はどれくらいなのでしょうか？
売却を検討するなら、前もって相場を把握し、高く売るコツをおさえておくことが重要です。

この記事では、渋谷区のマンション売却相場をご紹介し、マンションをより高く売るコツをあわせてお伝えします。

これを読めば、マンション売却を成功に導くヒントが得られるでしょう。

1.渋谷区のマンション売却相場

まずは、渋谷区のマンション売却相場をみていきましょう。
2025年2月現在、渋谷区の中古マンション売却価格相場は以下の通りです。

出典：中古住宅HOME4U（参照2025-2-6）

渋谷区の中古マンション売却価格の平均は2億1,179万円です。

不動産経済研究所が発表した調査結果によると、東京23区の新築マンションの平均価格は1億822万円でした（2024年12月時点）。
渋谷区の中古マンション平均価格は、都内の新築マンション価格を1億円以上も上回っています。

渋谷区は、海外からの観光客が多く訪れるエリアです。
渋谷駅周辺を中心とした大規模な再開発によって都市機能が向上したことや、新型コロナウイルスの感染者減少によって、インバウンドが増加しています。

こうした影響で地価は上昇し、マンション価格が高騰しているのです。

2.渋谷区のマンション売却相場の推移

渋谷区のマンション売却相場の変化を確認してみましょう。
以下は、2022年1月から2025年1月までの3年間の価格推移を表すグラフです。

出典：HOME4Uマンションプライス（参照2025-2-6）

◆渋谷区のマンション売却相場は右肩上がり

渋谷区の中古マンション売却相場は、右肩上がりに推移しています。
平均平米単価は、1年前から約18万円、3年前から約30万円上昇しました。

◆価格上昇の理由は地価が7％上がったこと

マンション価格を押し上げた大きな要因は、渋谷区の地価上昇です。
2024年3月26日に国土交通省が発表した公示地価によると、渋谷区の住宅地の地価は前年度から7.0%上昇しました。

◆地価上昇の背景は”再開発”と”インバウンドの増加”

地価上昇の背景にあるのは、渋谷駅周辺の大規模な再開発と、インバウンドを含む訪問客の増加です。
特に「渋谷スクランブルスクエア」ができてからは、渋谷駅の利便性が飛躍的に向上。地下通路が拡張され、歩行者が渋谷駅の各出口へ移動しやすくなりました。

渋谷駅周辺により人が集まりやすくなったことで、地価が上がり、連動してマンション価格も右肩上がりに伸びていると考えられます。

とはいえ、今後のマンション価格を正確に予測することは難しいものです。
今は上昇傾向であっても、いつ下落に転じるかは分かりません。

そのため、マンションの売却を検討しているなら、価格が上昇している今が売り時とも言えます。

マンション売却時には、不動産会社への査定の依頼が必要です。
査定を依頼するなら、NTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」で一括査定を受けることをおすすめします。

「不動産売却 HOME4U」は、カンタンな情報を入力するだけで、全国の優良な不動産会社2,500社のなかから最大6社を選んでまとめて査定依頼ができます。
マンションの高額売却を目指すなら、ぜひ「不動産売却 HOME4U」をご活用ください。

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“1分で自分のマンションの売却相場を調べる方法”

マンションの売却相場を調べる方法にはいくつかありますが、NTTデータグループ会社が運営する「マンションプライス」の利用がおすすめです。

マンションプライスは、 マンション名を入力するだけで相場価格や、直近の相場の推移状況などを手間なく確認できます。

登録なしで利用でき、もちろん無料。データ数は日本全国15万棟、直近の相場推移もわかります。

マンションプライスの使い方は以下の記事で詳しく解説しています。今すぐ自分のマンションの推定相場を今すぐ確認しましょう。

自宅のマンションの売却相場を調べるには？マンション名から、すぐ検索できる裏ワザ

自宅のマンションを売却したいと考えている方や、現在の相場を知りたい方へ

3.渋谷区のマンション売却事例

実際にどのようなマンションが売れているのか確認するため、渋谷区のマンション売却事例を見ていきましょう。

出典：HOME4Uマンションプライス（参照2025-2-6）

これらの売却事例を確認すると、渋谷区では1Kから3LDLまで幅広いタイプのマンションが高値で取引されていることが分かります。

1LDKから3LDKの間取りで1億円台以上の価格がついています。

こうして見ると、 渋谷区の中古マンションは、間取りの広さにかかわらず高額売却が目指せる といえるでしょう。

都心部では、立地の良さによってある程度の築年数が経っていても高く売れるケースが見受けられます。
実際に、渋谷区で築50年以上のマンションが高く売れた事例をご紹介しましょう。

HOME4U売却体験談
～マンション編～

東京都渋谷区 S.Aさん

築52年のマンションを4,380万円で売却！

老後に備えた住み替えで、50年住んだマンションを売却。「不動産売却 HOME4U」からまとめて査定を受けました。

不動産会社を選んだ決め手は、営業担当の方の説明と対応が丁寧だったこと。

築52年のマンションでしたが、希望価格の4,380万円で売却できました。

【売却した物件情報】

築年数	52年
間取り	1LK/1LDK
査定価格	3,800～4,400万円
希望価格	4,380万円前後
成約価格	4,380万円

複数社への査定依頼は、マンション売却成功への第一歩です。
一括査定を依頼するなら、ぜひ「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」をご利用ください。

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4.【築年数別】渋谷区のマンション売却相場

マンション売却では、築年数も売却価格に大きく影響します。
ここでは、渋谷区のマンション売却相場を築年数別で見ていきましょう。

出典：HOME4Uマンションプライス（参照2025-2-6）

渋谷区のマンション売却相場は、築年数にかかわらず高い傾向 にあります。

一般的に、マンションは築年数が経過すればするほど売却価格は安くなり、築20年を過ぎると資産価値は新築時の20％程度まで下がるとされています。

ところが渋谷区の場合は、築20年を過ぎた段階でも平米単価100万円を維持しており、築年数による価格低下が比較的ゆるやかです。
さらに築26～30年であっても120万円と、築1～5年の価格（231万円）の半分以上の価値を保っています。

そのため渋谷区では、築古物件でも高額売却を目指しやすいと言えるでしょう。

なお、築年数ごとのマンション売却相場は以下の記事で詳しく解説しています。

5.渋谷区のマンションの最新売却相場を調べる方法

マンションの売却価格は常に変動しているため、売却を検討しているなら、できる限り最新の相場を調べるようにしましょう。

最新の相場を自分で詳しく調べたい場合は、市区町村名やマンション名で簡単に売却相場を調べられる「マンションプライス」がおすすめです。

マンションプライスは、全国14万棟以上のマンションデータを取得しており、マンションおよび近隣エリアの相場価格や売り出し物件など、売却タイミングの検討に必要なデータを紹介しています。

マンションプライスを使う手順は、たったの3ステップです。

詳しく見ていきましょう。

5-1.売りたいマンションの名前を検索

「マンションプライス」のトップページにアクセスし、下にスクロールします。中段にある「エリアからマンションを探す」メニューから「東京都23区」を選択後、区の一覧にある「渋谷区」のボタンをクリックします。

「エリアからマンションを探す」メニューの上にある「マンション名から調べる」の検索窓に直接お住まいのマンション名を入力・検索することも可能です。

5-2.該当のマンションを選択

該当マンションのページでは、所在地や構造、築年月など物件の基本情報が確認できます。物件の過去の売り出し事例や周辺エリアの売り出し事例、そして過去の売買データを元にした売却価格の推移や売却成約期間も確認することが可能です。

5-3.売り出し情報や価格推移を確認

チェックしたいマンションの名称をクリックすると、売買推定相場価格などの基本情報や最新の売り出し情報、価格推移を確認できます。

ページ下部では売却額をシミュレーションすることもできます。過去の売却事例から判断した所有物件のおおよその売却金額と現在のローン残高を入力すると、手元に残るお金と諸経費や諸経費の内訳を確認できます。

6.渋谷区のマンションを高く売るコツ

マンションは、戦略を練らずに売り出すと、思ったより高く売れずに損をするおそれがあります。
そのような失敗を回避するため、ここではマンションを高く売るコツを5つご紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

6-1.需要の増える時期に売る

需要が増える時期では価格設定を高めにしても買い手がつく可能性があるため、売り出しのタイミングが大切になります。

一般的にマンションの需要が増えるのは、多くの人が就職や入学などの新生活に向けて動き出す2月や3月ごろ です。
売却活動に費やす時間を逆算すると、前年の11月から12月頃に動き出すのが良いでしょう。

6-2.値下げ交渉を織り込んだ価格設定で売り出す

中古マンションの売買では値下げ交渉をされることが少なくありません。そのため、値下げ交渉を織り込み、5～10%程度上乗せした価格設定で売り出すことをおすすめします。

一般的にマンションの成約価格は、売り出し価格から5～10%程度下がるとされています。
購入希望者から値下げ交渉をされると想定すると、あらかじめ5～10%程度高い価格設定にしておくのが得策です。

仮に値引きをしたとしても損をしない価格設定で売り出すと、購入希望者が値引きを申し出たとしても快く応じやすくなるはずです。

6-3.同じマンションからの販売がないタイミングを狙う

同じマンションからの販売がないタイミングを狙って売却することで、良い条件で売却しやすくなります。

同じマンションの別の部屋と販売時期記事か重なると、先に売り出したマンションの価格が基準になり、高値で売れにくくなるためです。

条件が同じであれば、比較検討され、より安い部屋が選ばれます。
販売タイミングを調整できるのであれば、同じマンションからの販売がある時は避けたほうが良いでしょう。

6-4.大規模修繕の直後に売却を開始する

大規模修繕の直後に売却を開始するのもコツです。
築年数がある程度経っているマンションの場合、内覧時の印象が悪いと好条件での販売が難しくなる可能性があります。

そのため、外観や共用部分が綺麗になる大規模修繕の直後に売却を開始するのがおすすめです。

大規模修繕は一般的に12年前後の周期で実施されますが、大規模修繕直後の販売であれば、購入者は当面の間、大規模修繕の出費を負担しなくて済むため、より販売しやすくなります。

6-5.複数の不動産会社に査定を依頼する

マンションを高く売るコツの5つ目は、複数の不動産会社に査定を依頼することです。

不動産会社によって査定額は異なります。
複数の不動産会社に査定を依頼すれば、各社の査定額を比較検討でき、担当者の対応などで信頼のおける会社を選ぶことが可能です。

マンション売却では大きな価格が動くことになるので、複数の査定額を比較しながら慎重に見極める のが良いでしょう。

NTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」はカンタンな情報を入力するだけで、全国の優良な不動産会社2,500社のなかから、最大6社を選んでまとめて査定依頼が可能です。

6社の中から査定価格や不動産会社の対応などを比較し、もっとも良いと思った1社に仲介を依頼すれば、売却に向けた活動が開始できます。

マンションの高額売却を目指すなら、ぜひ「不動産売却 HOME4U」をご活用ください。

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マンション売却の流れを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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渋谷区の近隣エリアの売却相場については、以下の記事で詳しく解説しています。