マンション売却の際にやるべきこと4つ!高く売るためのポイントも解説

初めてマンションを売却することになったとき「何から始めればいいのか」やることがわからないですよね。

マンションを売るなら、誰もがなるべく早く、高く売りたいと思うものです。マンションを高く売却したければ、自分が買主の立場になって、冷静に物件の特徴を見極めることが大切です。

マンションを売却するときに、やるべき4つのことを、ポイントと注意点も合わせてご紹介します。

マンション売却の流れについて詳しく知りたい方は「マンション売却の流れを8ステップで詳しく解説!」もご覧ください。

カンタン1分入力
あなたの 不動産 いくらで売れる?
STEP1
STEP2

1. マンション売却前に行うべき4つのこと

マンションを売る前にやることは4つあります。

  1. リフォームするべきなのか
  2. アピールできるポイントは何かまとめる
  3. 相場がいくらか調べる
  4. 書類をそろえる

まずは売りたいマンションについて、物件特徴や価格相場などを客観的にチェックしましょう。同じ地域のマンションであっても、築年数や階数、眺望などによって、査定額が高くなる条件は異なります。

必要書類も事前に準備しておけばスムーズです。
一つ一つわかりやすく解説します。

1-1. リフォームはするべきなの?

「リフォームしてから売ったほうがいいかどうか」は悩むところです。リフォームには、水まわりや壁クロス等の取り替えから、全面的な改装までありますが築年数や物件の状態によっても異なります。不動産会社に相談してから決めましょう

また、住んでいる間に補修やリフォームした部分、不具合などもあれば、書き出しておきます。

1-2.査定依頼前にアピールポイントをまとめておく

査定は、様々なポイントをチェックし総合的に判断されます。
そのため査定を依頼する際には、マンションのアピールポイントをしっかりと伝えておくことが重要です。

築年数や広さ、最寄りの交通機関の状況、周辺の環境の良さなど些細なことも含めてアピールできるポイントをまとめて査定依頼の際に伝えると、そのポイントを査定価格に考慮される場合があります。

アピールポイントになること

  • 電車の駅が近い
  • バスの便がいい
  • 公園がたくさんある
  • 徒歩圏内に夜遅くまで営業しているスーパーがある
  • 子供の見守り体制ができている、など

不動産会社にマンションの査定を依頼する時には、しっかりとアピールして査定金額アップにつなげましょう

査定額をアップさせるアピールポイントがまとまったら、いよいよ不動産会社に査定を依頼します。
また、マンションの管理体制、管理員の勤務時間、ご近所との関係なども不動産会社に伝えておいたほうがいい場合もあります。

実際に住んでみなければ分からないアピールポイントを、細かく積極的に伝えよう!

不動産売却における査定依頼のポイントを紹介します

1-3. いくらで売れる?相場をチェック

次に、売却物件がどれくらいの金額なのかを調べておきます。HOMU4U(ホームフォーユー)では「周辺の売出事例」で相場を調べることができますので、参考にしてください。

マンションの買取相場に関する詳しい解説は下記の記事をご覧ください。

マンション買取相場を決める4大条件とより高く買取りしてもらう方法

マンションの相場がわかったら、不動産会社に具体的な査定額を出してもらって下さい。一括査定サービス「不動産売却 HOME4U」がおすすめです。複数の不動産会社に、無料で査定依頼ができます。

1-4. 揃えておきたい必要書類

マンションをスムーズに売りたい場合は、必要書類を用意しておくことも大切です。
売るために必要な書類として、分譲時のパンフレットや図面、権利書や固定資産税納付書も揃えておきます。

マンション売却で準備しておくべき必要書類全16項目一覧表

2.不動産会社へ査定を依頼しよう

マンションの特徴やアピールポイントを把握したら、不動産会社に査定を依頼します。

査定には机上査定、訪問査定がありますが、まずは一括査定サービスで机上査定を受けてみましょう。複数の不動産会社を比較することがマンション売却の成功のコツです。

そのため査定を依頼する時には、一括査定サービスを活用するのがおすすめです。
一括査定サービスとは、一度に複数社の査定依頼をすることができるサービスのことです。

一社一社に査定依頼を行うと、時間も手間もかかってしまいます。一括査定サービスを利用すれば、一度に何社もの査定依頼ができて、査定金額も比較しやすく売却に向けてのスムーズに進めることができます。

おすすめの一括査定サービスは「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」です。

HOME4Uマンションプライスの売却査定

不動産売却 HOME4U」は国内有数の大手不動産会社をはじめ、全国の地域密着型の厳選された不動産会社が併せて約2,300社登録されています。

また、「不動産売却 HOME4U」はNTTデータが20年以上運営している老舗のサイトです。

これから不動産査定を行う人は、ぜひ「不動産売却 HOME4U」で査定を活用してみましょう。

3. 不動産会社を選定する

査定依頼をする準備ができたらいよいよ不動産会社を選定します。

ここでは、不動産会社を選定する上でのポイントを3つ解説しますので、参考にしてくださいね。

自分のマンション売却に親身になってくれる不動産会社を見つけられるよう、しっかりポイントをおさえましょう。

3-1. 不動産売却の実績が豊富な会社を選ぶ

なるべく早く、高く売るためには、仲介を依頼する不動産会社選びが重要です。たくさん不動産会社はありますが、中古マンションの売却を得意としていたり、地域情報に精通したりする、販売実績のあるところを選びましょう。営業担当者との相性も重要なポイント。売主の話をしっかりと聞き、誠意をもって対応してくれる会社を選びたいものです。

「不動産会社を選ぶときのポイントって?」はこちら

3-2. 得意分野・エリアなどもチェック

不動産会社によって、得意とする分野やエリアは異なります
営業担当者の力量にもよりますが、過去の契約実績や得意とするエリアなどが合致すれば、より高くよりスムーズに売却まで進められます。

複数ある不動産会社の中から、どこの会社を選べば良いかわからなくなった際は、安心して任せられる会社を選ぶひとつのポイントとして、得意分野・エリアなども踏まえて検討してきてください。

併せて、査定依頼をする際に不動産会社のこれまでの実績や得意分野などをしっかりと確認しましょう。

3-3. 営業担当者との相性を確かめておく

営業担当者との相性も依頼する上でとても重要です。
こちらの希望を汲み取ってくれなかったり、対応がイマイチだったりと相性が悪いと、売却という大きな金額を安心して任せることができません

また、売却まで営業担当者とは短くても数ヶ月、長ければ年単位で関わっていく必要があります。

不動産に関する知識、ヒアリング力や提案力があるか、人柄などで信頼できるかもチェックし、信頼できる営業担当者かどうか見極めましょう。

信頼できる営業担当者を見つけるためには、NTTデータグループが運営する一括査定サイト「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」をおすすめします。

「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」はカンタンな情報を入力するだけで、全国の優良な不動産会社2,300社のなかから、最大6社を選んでまとめて査定依頼ができます。

信頼できる優良な不動産会社を探すなら、「不動産売却 HOME4U」をぜひご活用ください。

4. 媒介契約を締結する

不動産会社が決まれば不動産会社との媒介契約を行います。
媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類の契約方法があります。

4-1. 一社しか契約できない専属専任媒介契約

「専属専任媒介契約」とは不動産会社1社のみと契約を行い、他の契約方法と比べて積極的に広告などの活動を行うのが特徴です。

状況報告を1週間に1回以上行ってくれるため、しっかり対応してくれることがメリットです。しかし、1社しか契約ができない分、もし買い手を自分で見つけても不動産会社を仲介して売ることができません。

自分のことをよく見てくれる専属の不動産会社と契約する」と覚えておくと、他の契約との違いがわかりやすくなります。

4-2. 一社とだけ契約を結ぶ専任媒介契約

「専任媒介契約」は、不動産会社1社のみと契約し、広告費用をかけるなど積極的に売却活動を行う契約方法です。

専属専任媒介契約と類似している点も多いですが、状況報告や費用の発生の点で違いがあります。
専任媒介契約の場合、状況報告の回数はだいたい2週間に1回以上です。「専属専任契約」よりもややゆっくりな対応になります。

また、自分で買い手を見つけた場合、専任媒介契約として対応した分の費用が発生するので注意が必要です。

4-3. 複数の不動産会社を利用する一般媒介契約

「一般媒介契約」は複数の不動産会社を利用し売却のための活動を行うことができるので、買い手を見つける幅を広げられるのがメリットです。

ただし、不動産会社より活動報告の義務はないため、実際どのような広告活動をしているかまでは分かりづらい点があります。

4-4. 3つの媒介契約が比較できる一覧表

媒介契約で悩んだ時に自分にとってのメリット・デメリット3種類の媒介契約の違いを一覧表にまとめました。

特徴 一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
他業者への依頼 重ねて依頼ができる 重ねての依頼が できない 重ねての依頼ができない
自己発見取引 認められる 認められる 認められない
不動産会社の 業務処理状況の報告義務 特になし 2週間に1回以上の報告 文書または電子メール のいずれかで報告 1週間に1回以上の報告 文書または電子メールのいずれかで報告
レインズへの登録 特になし 契約締結日の翌日から 7日以内に登録 契約締結日の翌日から5日以内に登録
有効期間 法的な規定なし 3ヶ月 3ヶ月

不動産会社によっても契約の種類が異なります。それぞれの特徴を把握した上で、契約を行ってください。

不動産会社がどのような契約形態を取っているか、自分自身の売却にはどの方法が良いか、不動産会社に問合せをする時に確認・相談することをおすすめします。

媒介契約に関する詳しい解説は下記の記事をご覧ください。

3つの媒介契約のメリット、デメリット。自分に有利な契約はどれ?

5. 内覧では物件の魅力をアピール

マンションが売り出されると、購入を検討している人の内覧があります。見学で気に入ってもらい、できるだけ好条件で買ってもらうためにも、物件を一番いい状態で見せるよう工夫したいものです。

5-1. 内覧前に最低限やるべき4つのこと

内覧前にはいくつか準備しておくことがあります。
内覧前にしっかりとやるべきことをおさえて内覧に備えましょう。

特に内覧前に最低限やるべき4つのことを解説します。

5-1-1.室内、バルコニーとも整理整頓

まず必ずやっておくべきことは整理整頓です。

内覧で来られた方は、物件を購入するかどうか検討するために室内はもちろん、バルコニーなど隅々までチェックし、購入するかどうかを判断します。
そのため、どこを見られても良いように整理整頓しておくことが必要です。

室内やバルコニーなどを整理整頓し物件に対して良い印象を与えられると良いでしょう。

5−1−2.掃除、とくに水まわりは念入りに

内覧前には、きちんと掃除しておくことが必要です。
ほこりや髪の毛が落ちていると、部屋のイメージダウンにつながります。

また、キッチンやお風呂場などの水まわりには水垢やせっけんカスなどが付着し、汚れが目立ちます。普段掃除しない部分も、内覧前には念入りに掃除しておくことをおすすめします。

5−1−3.照明をつけてより室内を明るく見せる

室内の入った時の印象は、購入意欲に影響を与えます。
部屋が薄暗いのと明るいのとでは、見える印象が異なります。

内覧にきた人により好印象を与えるためにも、間接照明などの照明を設置すると良いでしょう。より室内を明るく見せることで、物件に対する印象も変わります。

5−1−4.しっかり換気をして室内に生活臭などがこもらないように

内覧にきた時、室内の状況はもちろんチェックされますが、同じくらい重要なのが「部屋の臭い」です。

例えば、タバコを吸わない人にとってタバコの臭いは嫌がられます。
また、生ごみからでる臭いやジメジメとした臭いも、内覧までに改善しておく必要があります。

内覧前にはしっかりと換気をして、生活臭が気にならないように気をつけましょう。

買い手の視点に立って、物件をチェックしよう!

5-2. 高く売るためのプラスアルファ

長年住んでいる場合、どうしても汚れが気になるところも出てきます。必要であれば、ハウスクリーニングをプロに依頼するというのも一案。さらに、「ホームステージング」で、室内をモデルルームのように演出するサービスも注目されています。

「ホームステージング」って何?どんな効果があるの?

5-3. あなたの人柄も、実は大事

どんな人が住んでいたか、というのも買い手にとっては気になるところです。笑顔で出迎えるとともに、質問にはきっちり答えましょう。見学者に対して、近くの買物施設や病院、金融機関の場所など、暮らしに必要な地域情報を話したり、メモにして渡したりするのも好印象です。たとえば一年に一度、バルコニーから花火が見えるという特徴があれば、「バルコニーでビールを飲みながら、花火が楽しめるんですよ!」などと、このマンションでの暮らしのよさを最大限伝えておきます。

家族全員で出迎える、というよりは、少人数で待機するほうがゆっくり部屋内を見てもらえるでしょう。

6.売買契約の締結・決済・引き渡し

マンションの売却活動を経て買い手が見つかれば、売買契約を締結します。

売買契約を結べば、締結してから1ヶ月以内に決済と物件の引き渡しを行います。マンションを買主に渡すために、抵当権抹消登記を行うのもこの時期です。

決済には、売主・買主・不動産会社・金融機関の担当者が立ち合います。必要書類の確認や登記手続きなどを行い、鍵や書類と一緒にマンションを引き渡してください。

引き渡しを終えれば売却に関する手続きは終了しますが、1点忘れてはいけないのが確定申告です。

マンション売却を行った結果、利益が発生した場合であっても、損をした場合であっても翌年には確定申告をしなければいけません。

マンション売却の翌年の2月16日〜3月15日の1ヶ月間の間に必要な手続きを行いましょう。

なお、マンション売却で準備しておく書類に関する詳しい解説は下記の記事をご覧ください。

マンション売却で準備しておくべき必要書類全16項目一覧表

7.マンションを高く売るならHOME4Uがおすすめの理由

HOME4Uマンションプライスの売却査定

マンションを売ろうと思ったら、複数の不動産会社に問い合わせをすることが大切です。
複数の不動産会社に1社1社問い合わせていくのは大変なので、インターネットの一括査定サービスのご利用をおすすめします。

一括査定サービスでできること

  • 無料で複数の不動産会社に査定を依頼できます
  • 査定額を比較することで、自分に合った不動産会社を探せます
  • ローンが残っているマンションの売却も相談できます

一括査定サービスは便利ですが、どこの一括査定サイトでもいいというわけではありません。

HOME4Uなら、自分で選んだ不動産会社とだけやり取りできます。そのため、個人情報が漏えいして、たくさんの不動産会社から電話がくるようなことはありません。
また、運営はNTTデータグループで、20年以上の実績があるサイトです。利用者の方が安心して利用できるように、提携している不動産会社を常にチェックしていることもポイントです。

マンションをできるだけ高く、スムーズに売却したい方は、ぜひ「HOME4U」の一括査定サービスを利用してください。

不動産一括査定サイトとは?HOME4Uの利用がベストな5つの理由

まとめ

マンション売却のためにやることは、しっかりとした準備です。

マンションの相場を調べ、査定依頼をする際には少しでも良い条件で売却ができるように、複数の不動産会社に査定を依頼してください。
頼れる不動産会社を見つける手段として、一括査定サービスのご利用をおすすめします。

数ヶ月〜数年かかるマンション売却に、親身になって寄り添い、サポートしてくれる会社と契約することが大切です。

また、自分に適した媒介契約選びを行ってください。契約内容のメリット・デメリットをきちんと把握した上で、不動産会社と協力しながら、売却準備、売買活動を進めましょう。

マンション売却の際にやるべきことについてお伝えしました。あらかじめ売りたい物件を、客観的に見ておくことが大切なんです!立地や築年数、規模や階数などにより、どれくらいの金額で売れるかは異なりますので、まずはいくつかの会社に一度相談してみましょう!
不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」は、複数の不動産会社にまとめて無料相談できるので、査定額や不動産会社の知識を比較することができますよ。

この記事のポイント まとめ

マンションの売却をするために何をしたらいい?

マンション売却前に行うことは、売却するマンションを客観的にチェックして、事前準備を行うことです。
チェックするポイントや準備したいことは以下の通りです。

  • リフォームするべきか
  • マンションを売るために必要な書類をそろえる
  • 相場を調べる

詳しくは「1. マンション売却前に行うべき4つのこと」をご覧ください。

不動産会社を選ぶ時のポイントは?

査定する準備ができたら依頼する不動産会社を選定します。
不動産会社を選ぶポイントは以下の通りです。

  • 不動産売却の実績が豊富な会社を選ぶ
  • 得意分野・エリアなどもチェック
  • 営業マンとの相性を確かめておく

詳しくは「3.不動産会社を選定する」をご覧ください。

マンションを売り出したらすべきことは?

内覧で物件の魅力を最大限に引き出す方法は以下の通りです。

  • 室内やバルコニーの整理整頓する
  • 掃除をする
  • 照明をつけて室内を明るく見せる
  • 臭いがこもらないように換気を行う

詳しくは「5.内覧では物件の魅力をアピール」をご覧ください。