【2025年版】東京都豊島区のマンション売却相場！高く売るコツも紹介

豊島区は、JR・東京メトロ各3線のほか、西武池袋線、東武東上線が乗り入れている一大ターミナル・池袋駅や、目白などの閑静な住宅街のある人気エリアです。

実際、豊島区のマンション売却相場はどれくらいなのでしょうか？
売却を検討するなら、前もって相場を把握し、高く売るコツをおさえておくことが重要です。

この記事では、豊島区のマンション売却相場をご紹介し、より高く売るためのポイントをあわせてお伝えします。

読んでいただければ、マンション売却を成功に導くヒントが得られるでしょう。

1.豊島区のマンション売却相場

まず、豊島区のマンション売却相場を間取り別に紹介いたします。
2025年1月現在、豊島区の中古マンション売却価格相場は以下の通りです。

出典：HOME4U．”マンションプライス”．(参照2025-01)

豊島区の相場価格の平均は、5,020万円 です。

豊島区には、人気の街・池袋があります。

池袋駅は8路線が利用できるため、同区内にある立教大学など近隣の学校の学生や都心へ通勤する会社員など、単身者にも好まれるエリアです。

再開発も進んでおり、池袋駅西口地区では約4.5ヘクタールの敷地規模の再開発事業が決定しました。
竣工後は、池袋駅をはさんだ東西の往来がしやすくなるようで、商業施設やオフィスが入る他、外資系ホテルの誘致も予定しているようです。

出典：豊島区.”市街地再開発事業（池袋駅西口地区・池袋駅直上西地区）”. 2024-11-28（参照2025-1）

豊島区全体の活性化につながり、今後のマンション価格を押し上げる可能性が大いにあります。

2.豊島区のマンション売却相場の推移

豊島区のマンション売却相場の変化を確認するため、直近3年間の価格推移を見ていきましょう。
以下は、2022年1月から2024年12月までの約3年間における、マンション価格の推移です。

出典：HOME4U．”マンションプライス”．(参照2025-01)

2023年末から2024年前半にかけては横這いでしたが、2024年8月ごろからさらに価格が上昇しています。
コロナ禍を乗り越えて、人流が増え
これにより、地方に住んでいた人が都心に回帰する傾向が顕著となっています。

総務省統計局の報告によると、東京都の転入超過数は2022年以降、増加傾向にあります。
直近のデータでは、2023年11月は729人、2024年11月は603人の転入超過となっています。
こうした都心回帰が、住宅需要を増加させている要因のひとつです。

豊島区の値上がり率は東京23区の中でもトップクラスです。
2021年は1平米あたりの平均価格が82万円だったのに対し、2024年には95万円にまで上がりました。

出典：HOME4U．”マンションプライス”．(参照2025-04)

また、建築費の高騰や円安状態の持続も、マンション価格を高める要因となっています。

建築費の高騰などは、新築マンションの価格に直接的な影響を与えます。
ただ、新築物件価格が高く、買いにくくなれば中古物件にも需要が生まれるため、後を追うように中古物件価格も上がりやすくなります。

ただし、マンション価格がいつまで上昇していくかは誰にもわかりません。
売却を検討するなら、下がる前にマンションがいくらで売れるのか実際に査定をしてみましょう。
査定をするなら、NTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」がおすすめです。

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マンションの高額売却を目指すなら、ぜひ「不動産売却 HOME4U」をご活用ください。

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3.豊島区のマンション売却事例

実際にどのようなマンションが売れているのか確認してみましょう。
豊島区における直近1年間のマンション売却事例を紹介します。

出典：HOME4U．”マンションプライス”．(参照2025-01)

表からもわかるように、売れているのは1Kや1DKなどの物件が多く、2LDKや3LDKの物件は少なくなっています。
1Kや1DKの物件は主に投資家によって取引される投資用物件であるため、賃貸需要の高さが伺えます。

平米単価を見てみると、高くて1平米あたり120万円、低くて1平米当たり70万円程度と捉えられそうです。

豊島区は交通の利便が良く、商業施設も多いことから人気が高いため、需要に対する供給不足が続いています。
こうした点から、豊島区のマンションは高額で売却できる条件が揃っている と言えるでしょう。

4.【築年数別】豊島区のマンション売却相場

築年数はマンションの価格を決定する大きな要素です。
築年数別の豊島区のマンション売却相場も確認しておきましょう。

出典：HOME4U．”マンションプライス”．(参照2025-01)

築31年超の比較的古いマンションでも売れていることが豊島区の傾向 です。
豊島区には港区や中央区などの湾岸エリアとは違い、埋め立て地はありません。
したがって、新築マンションを建てたくても十分な土地を確保しづらいのが実情です。
このような事情から、築年数にかかわらず中古マンションが売れやすい傾向にあると考えられます。

なお、築年数ごとのマンション売却相場は、以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてください。

5.豊島区のマンションの最新売却相場を調べる方法

マンションの売却価格は常に変動するため、過去のデータを参照するのではなく、できる限り最新の相場を調べるようにしましょう。
ここでは、市町村名やマンション名で相場を今すぐカンタンに調べる方法としてマンションプライスを紹介します。

以下のように、たった3ステップの手順で調べることが可能です。

詳しく見ていきましょう。

5-1.売りたいマンションの名前を検索

最初に、売りたいマンションの名前を検索します。
ここでは一例として、豊島区上池袋の「ハイステート池袋」というマンションを探します。

まず「主要エリアからマンションを探す」から「豊島区」をクリック しましょう。

このような画面に切り替わるので「マンション名から調べる」の欄にマンション名を入力 します。

「検索」をクリックすれば、該当するマンション名が一覧表示されます。

5-2.該当のマンションを選択

マンション名をクリックすると、所在地・構造・築年月など物件の基本情報が表示されるので、そのまま下にスクロールしていきましょう。

5-3.売り出し情報や価格推移を確認

マンションと周辺エリアの売り出し事例が表示されます。

さらに下にスクロールすれば、売却価格の推移や成約期間をチェックできます。

価格を参考にするため、豊島区内の他のマンションについても、同様に調べることが可能です。
ご自身のマンションの相場が現在どうなっているのか気になったら、さっそくマンションプライスで調べてみてはいかがでしょうか。

6.豊島区のマンションを高く売るコツ

マンションは、戦略を練らずに売り出すと、思ったより高く売れずに損をするおそれがあります。
そのような失敗を回避するため、ここではマンションを高く売るコツを5つご紹介します。

6-1.需要の増える時期に売る

需要が増える時期では価格設定を高めにしても買い手がつく可能性があるため、売り出しのタイミングが大切になります。

一般的にマンションの需要が増えるのは、多くの人が就職や入学などの新生活に向けて動き出す2月や3月ごろ です。
売却活動に費やす時間を逆算すると、前年の11月から12月頃に動き出すのが良いでしょう。

6-2.値下げ交渉を織り込んだ価格設定で売り出す

中古マンションの売買では値下げ交渉をされることが少なくありません。そのため、値下げ交渉を織り込み、5～10%程度上乗せした価格設定で売り出すことをおすすめします。

一般的にマンションの成約価格は、売り出し価格から5～10%程度下がるとされています。
購入希望者から値下げ交渉をされると想定すると、あらかじめ5～10%程度高い価格設定にしておくのが得策です。

仮に値引きをしたとしても損をしない価格設定で売り出すと、購入希望者が値引きを申し出たとしても快く応じやすくなるはずです。

6-3.同じマンションからの販売がないタイミングを狙う

同じマンションからの販売がないタイミングを狙って売却することで、良い条件で売却しやすくなります。

同じマンションの別の部屋と販売時期記事か重なると、先に売り出したマンションの価格が基準になり、高値で売れにくくなるためです。

条件が同じであれば、比較検討され、より安い部屋が選ばれます。
販売タイミングを調整できるのであれば、同じマンションからの販売がある時は避けたほうが良いでしょう。

6-4.大規模修繕の直後に売却を開始する

大規模修繕の直後に売却を開始するのもコツです。
築年数がある程度経っているマンションの場合、内覧時の印象が悪いと好条件での販売が難しくなる可能性があります。

そのため、外観や共用部分が綺麗になる大規模修繕の直後に売却を開始するのがおすすめです。

大規模修繕は一般的に12年前後の周期で実施されますが、大規模修繕直後の販売であれば、購入者は当面の間、大規模修繕の出費を負担しなくて済むため、より販売しやすくなります。

豊島区では、多数の高層分譲マンションが開発されているため、購入希望者も細心の設備・内装をたくさん見ている可能性があります。
目が肥えている購入希望者に選んでもらうには、できるだけきれいな状態で売り出せるようにするのが重要です。

6-5.複数の不動産会社に査定を依頼する

マンションを高く売るコツの5つ目は、複数の不動産会社に査定を依頼することです。

複数の査定を比較しないと、良い売却条件があるにも関わらず市場価格より安価で売却してしまうおそれがあります。

マンション売却では大きな価格が動くことになるので、複数の査定額を比較しながら慎重に見極めるのが良いでしょう。

NTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」はカンタンな情報を入力するだけで、全国の優良な不動産会社2,500社のなかから、最大6社を選んでまとめて査定依頼が可能です。

6社の中から査定価格や不動産会社の対応などを比較し、もっとも良いと思った1社に仲介を依頼すれば、売却に向けた活動が開始できます。

マンションの高額売却を目指すなら、ぜひ「不動産売却 HOME4U」をご活用ください。

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また、マンション売却の流れを詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

マンション売却の流れを8ステップで詳しく解説！

マンション売却を成功させるには、はじめに全体の流れを知ることが重要です

豊島区の近隣エリアの売却相場については、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

豊島区は、池袋駅を中心とした交通利便性の高さと閑静な住宅街のバランスが魅力のエリアです。
中古マンションの売却相場は2025年1月現在、平均5,020万円で、間取りや築年数により価格が変動します。

近年、池袋駅西口の再開発や都心回帰の流れを背景に、豊島区のマンション価格は上昇傾向にあります。
特に中古マンションも新築の代替として需要が高まっているため、早めの売却検討が有利です。

適切な価格設定や販売時期の選定、複数社の査定依頼など、戦略的な売却活動が高額売却の鍵となります。
できるだけ複数社の査定を比較して、マンションの売却に強い不動産会社を選びましょう。