【2024年版】東京都足立区のマンション売却相場！高く売るコツも紹介

足立区は、下町の雰囲気を残す街並みと北千住を代表とする再開発が進むエリアが調和していることで近年注目されています。

実際、足立区のマンションの売却相場はどれくらいなのでしょうか？
売却を検討するなら、前もって相場を把握し、高く売るコツをおさえておくことが重要です。

この記事では、足立区のマンション売却相場をご紹介し、マンションをより高く売るコツをあわせてお伝えします。

この記事を読むとわかること

これを読めば、マンション売却を成功に導くヒントが得られるでしょう。

「マンションを売りたい」と悩んでいる方へ

Contents

1.足立区のマンション売却相場

さっそく足立区の最新マンション売却相場を見ていきましょう。
ここでは、足立区のマンションの価格相場を間取り別にご紹介します。

出典：中古住宅HOME4U　※2024年4月時点

上記のデータから算出した足立区のマンション売却相場の平均は、3,368万円です。

足立区は、再開発による新しい活気と昔ながらの商店街が同居した街並みが魅力的なエリアです。
足立区で最も大きなターミナル駅を有する北千住はアクセスが良く、駅周辺にはタワーマンションの建設が計画されています。
近年は教育制度の充実や住環境の良さでも注目を集めています。

足立区の相場が現在上がっているのかどうか確認するため、次章では直近3年間の相場の変化をご紹介します。

足立区のマンション売却相場の推移を見てみましょう。
2021年1月から2024年1月までの3年間の価格推移をグラフでご紹介します。

足立区のマンション売却相場は、長期的には右肩上がりで推移しています。 1年前からは約1万円下落しているものの、3年前と比較すると約4万円上昇しました。

価格上昇のもっとも大きな要因は、足立区が独自に進めている教育支援制度の充実による住み替え需要の増加が関係していると考えられます。

足立区には以下の教育支援制度があります。

2023年度から全国初となる返済不要の奨学金を開始。大きな話題となりました。
また、中学3年生対象の「足立はばたき塾」、難関大学合格を目指す高校生対象の「足立ミライゼミ」といった無料の塾も子育て世帯から支持を集めています。

価格上昇は、こうした要因によって ファミリー世帯の住み替え需要が高まったことを反映している と考えられます。

ただ、相場価格は長期的には上昇しているものの、徐々に価格が横ばいになっているのが気にかかります。
売却を検討するなら、価格が長期的に上昇傾向にある今のうちに販売に向けて動き出すことをおすすめします。

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実際にどのようなマンションが売れているのか確認してみましょう。
直近の売却事例は以下の通りです。

足立区の不動産売却事例
売却価格	平米単価	間取り	建築年（築年数）
2,100万円	38万円	2LDK	1988年（築35年）
3,300万円	55万円	2LDK	1998年（築25年）
2,900万円	48万円	3LDK	1999年（築24年）
2,100万円	42万円	3LDK	1987年（築36年）
1,000万円	50万円	1DK	1987年（築36年）
1,900万円	95万円	1K	2016年（築7年）
2,300万円	35万円	3LDK	1974年（築49年）
2,700万円	49万円	2LDK	1986年（築37年）
980万円	49万円	1K	1987年（築36年）
1,900万円	32万円	3LDK	1999年（築24年）

足立区では1Kから3LDKまで幅広く売買されています。この点から、足立区では単身、ファミリーなど様々な層からの需要があることがわかります。

また、築20年以上のマンションの取引事例が多いため、ある程度築年数が経っていても売却できる可能性が高いと言えるでしょう。

築年数はマンションの価格を決定する大きな要素です。
築年数別の足立区のマンション売却相場も確認しておきましょう。