【2025年版】東京都中央区のマンション売却相場！高く売るコツも紹介

国内外から連日ショッピング客が押し寄せる街・銀座や、経済と金融の中心地の日本橋がある東京・中央区。
都内の主要駅のほとんどに30分以内で着くアクセスの良さや、湾岸エリアに広がる美しい景色にも定評があります。

そんな中央区のマンション売却相場は実際どれくらいなのでしょうか？

この記事では、 中央区のマンション売却相場をご紹介し、あわせて高く売るためのポイントをお伝えします。

これを読めば、マンション売却を成功に導くためのヒントを得られるでしょう。

1.中央区のマンション売却相場

まずは、中央区のマンション売却相場をみていきましょう。
2025年2月現在、中央区の中古マンション売却価格相場は以下の通りです。

出典：中古住宅HOME4U（参照2025-2-5）

中央区のマンション売却相場価格の平均は1億3,724万円です。

中央区は、晴海と勝どきの湾岸エリアを中心にマンション価格が上昇傾向にあります。

晴海エリアでは、大規模開発プロジェクト「晴海フラッグ」の一環で商業施設が建設され、住環境が向上。マンション価格上昇を後押ししています。
勝どきエリアは、公園や教育施設の整備が進み、ファミリー層に注目されています。

都市開発の影響で地価も上昇し、湾岸エリアのマンションを購入する海外の投資家も増えました。

マイホーム需要・投資需要の両面拡大によってマンションの平均価格が上がっているのが、中央区の特徴です。

2.中央区のマンション売却相場の推移

中央区のマンション売却相場の変化を確認してみましょう。
以下は、2022年から2025年までの3年間の価格推移を表すグラフです。

出典：HOME4Uマンションプライス（参照2025-2-5）

◆中央区のマンション売却相場は右肩上がり

中央区のマンション売却相場価格は右肩上がりに上昇しています。
平均平米単価は3年前からおよそ44万円、1年前からもおよそ30万円アップしました。

◆価格上昇の理由は地価が7.5％上がったこと

相場価格が上がっている要因として考えられるのが、地価の上昇率の高さです。
2024年3月26日に国土交通省が発表した公示地価によると、中央区の住宅地は前年から7.5％プラスと、23区で2番目に高い上昇率でした。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の終了後、晴海エリアの選手村跡地には高層マンションが建設され、2024年3月には、商業施設「ららテラス HARUMI FLAG」が開業しました。住環境が整備されつつあることが価格に反映されています。

◆交通アクセスの向上も価格上昇の一因

さらに東京BRTの導入や、環状第2号線の全線開通、東京駅から有明・東京ビッグサイトまでを結ぶ地下鉄の開通計画によって交通アクセスの向上が見込まれるため、中央区のマンションは高値で売却しやすくなるでしょう。

とはいえ、今後のマンション価格を正確に予測することは難しいものです。
今は上昇傾向を見せている区であっても、いつ下落に転じるかは分かりません。

そのため、マンションの売却を検討しているなら、価格が上昇している今が売り時とも言えます。

マンション売却時には、不動産会社への査定の依頼が必要です。
査定を依頼するなら、NTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」で一括査定を受けることをおすすめします。

「不動産売却 HOME4U」は、カンタンな情報を入力するだけで、全国の優良な不動産会社2,500社のなかから最大6社を選んでまとめて査定依頼ができます。
マンションの高額売却を目指すなら、ぜひ「不動産売却 HOME4U」をご活用ください。

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3.中央区のマンション売却事例

実際にどのようなマンションが売れているのか確認するため、中央区のマンション売却事例を見ていきましょう。

出典：HOME4Uマンションプライス（参照2025-2-5）

中央区では1LDKや2LDKのマンションが多く取引されていると分かります。
また、なかには2億円以上で売却されたケースもありました。

1Kや1LDK・2LDKなどの間取りの物件が盛んに取引されていることから、 中央区のマンションは単身や2人暮らし、もしくは3人家族の世帯に物件の魅力をアピールすると、売却しやすい と考えられます。

東京都内の人気エリアであれば、ある程度の築年数が経過しているマンションでも高く売れるケースがあります。
実際に、築40年以上で立地の良いマンションが高く売れた事例をご紹介しましょう。

HOME4U売却体験談
～マンション編～

東京都目黒区 H.Sさん

築42年のマンションを4,200万円で売却！

一戸建てへ住み替えるため、新築で購入して42年住んだマンションを売却へ。

「不動産売却 HOME4U」で一括査定を依頼した6社のうち、3社と直接連絡を取りました。

そして、3社の中でも査定額が最も高かった不動産会社と契約。

築年数はだいぶ経っていましたが、東京都目黒区青葉台という人気のある立地のせいか購入希望者は多く、4,200万円で売却できました。

【売却した物件情報】

築年数	42年
間取り	2DK
査定価格	4,200万円
成約価格	4,200万円

複数社への査定依頼は、マンション売却成功への第一歩です。
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4.【築年数別】中央区のマンション売却相場

マンション売却では、築年数も売却価格に大きく影響します。
ここでは、中央区のマンション売却相場を築年数別でみていきましょう。

出典：HOME4Uマンションプライス（参照2025-2-5）

マンション売却事情を築年数別に見ると、取引数がもっとも多いのは築21年〜25年の物件で、全体の27％をしめており、平米単価は116万円です。

一般的に、マンションは築年数が経過すればするほど売却価格は安くなり、築20年を過ぎると資産価値は新築時の20％程度まで下がるとされています。

中央区の場合は、築20年を過ぎた段階でも平米単価100万円を維持しており、築年数による価格低下が比較的ゆるやかです。
築41〜50年であっても75万円と、築1～5年の価格（152万円）の半分の価値を保っています。

そのため中央区では、 築古物件でも高額売却を目指しやすい と言えるでしょう。

なお、築年数ごとのマンション売却相場は以下の記事で詳しく解説しています。

5.中央区のマンションの最新売却相場を調べる方法

マンションの売却価格は常に変動しているため、売却を検討しているなら、できる限り最新の相場を調べるようにしましょう。

最新の相場を自分で詳しく調べたい場合は、市区町村名やマンション名で簡単に売却相場を調べられる「マンションプライス」がおすすめです。

マンションプライスは、全国14万棟以上のマンションデータを取得しており、マンションおよび近隣エリアの相場価格や売り出し物件など、売却タイミングの検討に必要なデータを紹介しています。

中央区のマンション売却相場を詳しく見る

マンションプライスを使う手順は、たったの3ステップです。

詳しく見ていきましょう。

5-1.売りたいマンションの名前を検索

「マンションプライス」にアクセスし、ページ下部の「マンション名から調べる」へ移動し、売りたいマンション名を検索します。マンション一覧が表示されるので、該当のマンションを選択してください。

5-2.該当のマンションを選択

該当マンションのページでは物件の基本情報が確認できます。所在地や構造、築年月はもちろん、物件の過去の売り出し事例や周辺エリアの売り出し事例、そして過去の売買データを元にした売却価格の推移や売却成約期間も確認可能です。

5-3.売り出し情報や価格推移を確認

チェックしたいマンションの名称をクリックすると、売買推定相場価格などの基本情報や最新の売り出し情報、価格推移を確認できます。

ページ下部では「売却額シミュレーション」で売り出し情報や価格推移を確認できます。
所有している物件についてのおおまかな売却金額と現在のローン残高を入力し計算ボタンを押すと、手元に残るお金と諸経費や諸経費の内訳がチェックできます。

6.中央区のマンションを高く売るコツ

マンションは、戦略を練らずに売り出すと、思ったより高く売れずに損をするおそれがあります。
そのような失敗を回避するため、ここではマンションを高く売るコツを5つご紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

6-1.需要の増える時期に売る

需要が増える時期では価格設定を高めにしても買い手がつく可能性があるため、売り出しのタイミングが大切になります。

一般的にマンションの需要が増えるのは、多くの人が就職や入学などの新生活に向けて動き出す2月や3月ごろ です。
売却活動に費やす時間を逆算すると、前年の11月から12月頃に動き出すのが良いでしょう。

6-2.値下げ交渉を織り込んだ価格設定で売り出す

中古マンションの売買では値下げ交渉をされることが少なくありません。そのため、値下げ交渉を織り込み、5～10%程度上乗せした価格設定で売り出すことをおすすめします。

一般的にマンションの成約価格は、売り出し価格から5～10%程度下がるとされています。
購入希望者から値下げ交渉をされると想定すると、あらかじめ5～10%程度高い価格設定にしておくのが得策です。

仮に値引きをしたとしても損をしない価格設定で売り出すと、購入希望者が値引きを申し出たとしても快く応じやすくなるはずです。

6-3.同じマンションからの販売がないタイミングを狙う

同じマンションからの販売がないタイミングを狙って売却することで、良い条件で売却しやすくなります。

同じマンションの別の部屋と販売時期記事か重なると、先に売り出したマンションの価格が基準になり、高値で売れにくくなるためです。

条件が同じであれば、比較検討され、より安い部屋が選ばれます。
販売タイミングを調整できるのであれば、同じマンションからの販売がある時は避けたほうが良いでしょう。

6-4.大規模修繕の直後に売却を開始する

大規模修繕の直後に売却を開始するのもコツです。
築年数がある程度経っているマンションの場合、内覧時の印象が悪いと好条件での販売が難しくなる可能性があります。

そのため、外観や共用部分が綺麗になる大規模修繕の直後に売却を開始するのがおすすめです。

大規模修繕は一般的に12年前後の周期で実施されますが、大規模修繕直後の販売であれば、購入者は当面の間、大規模修繕の出費を負担しなくて済むため、より販売しやすくなります。

6-5.複数の不動産会社に査定を依頼する

マンションを高く売るコツの5つ目は、複数の不動産会社に査定を依頼することです。

不動産会社によって査定額は異なります。
複数の不動産会社に査定を依頼すれば、各社の査定額を比較検討でき、担当者の対応などで信頼のおける会社を選ぶことが可能です。

マンション売却では大きな価格が動くことになるので、複数の査定額を比較しながら慎重に見極める のが良いでしょう。

NTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」はカンタンな情報を入力するだけで、全国の優良な不動産会社2,500社のなかから、最大6社を選んでまとめて査定依頼が可能です。

6社の中から査定価格や不動産会社の対応などを比較し、もっとも良いと思った1社に仲介を依頼すれば、売却に向けた活動が開始できます。

マンションの高額売却を目指すなら、ぜひ「不動産売却 HOME4U」をご活用ください。

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マンション売却の流れを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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中央区の近隣エリアの売却相場については、以下の記事で詳しく解説しています。