【2025年版】東京都品川区のマンション売却相場！高く売るコツも紹介

品川区は、JR山手線・京浜東北線のほか、複数の鉄道路線が走る交通利便性の高いエリアです。そんな品川区のマンション売却相場はどれくらいなのでしょうか。

この記事では、品川区の中古マンション売却相場や人気エリアをご紹介。実際に売れている間取りや築年数を解説するとともに、物件をより高く売るためのポイントもお伝えします。

この記事を読めば、品川区のマンションを高く売却するためにアピールすべきポイントがわかります。

1.品川区のマンション売却相場

NTTデータグループが運営する査定サービス『マンションプライス』が収集したデータから、品川区における、間取り別の売却相場を表にしました。

出典：HOME4Uマンションプライス（参照2025-2-6）

再開発が進む品川区は、美しい街並みを持ちながら、山手線（目黒駅や五反田駅など）や東京モノレール・りんかい線（天王洲アイル駅など）といった交通利便性の高い路線にも接しています。
区の東側は海や運河に面しており、ウォーターフロントならではの景観も人気の理由の一つです。

また、教育期間の充実さや、待機児童0人の達成（2024年4月時点）など、子育て世帯も住みやすい街になっています。
2LDK、3LDKの売却件数を見ると、いずれも20%を超えない水準です。ファミリー層向けの売却がさかんな地域に比べると、定住意向の高さが伺えます。

再開発事業の活発さから、マンション需要が高まるエリアとして、注目を集めています。

2.品川区のマンション売却相場の推移

出典：HOME4Uマンションプライス（参照2025-2-6）

上のグラフは、2022年から2025年にかけ、品川区のマンション売却価格がどのように推移してきたかを表しています。これを見ると、相場は右肩上がりの傾向だったことが分かります。

3年前と比べると、売却価格はおよそ20万円アップしています。

羽田空港や今後予定されるリニア新駅へのアクセスが良いこと、区内各地で再開発が進んでいることなどから、今後も底堅い需要が期待できるでしょう。

3.品川区のマンション売却事例

さらに具体的な相場を確認するため、品川区における直近のマンション売却事例をご紹介します。

出典：HOME4Uマンションプライス（参照2025-2-6）

1LDKのマンションで売却価格が5,000万円を超えるなど、高い金額で取引されていることがわかります。
品川区のマンションは人気が高く、比較的高額で売ることができるエリアといえるでしょう。

東京都内の住みやすいエリアであれば、複数の不動産会社に査定を依頼し、査定価格を比較すると、思った以上に高く売れる可能性があります。
都内で複数の不動産会社に査定依頼し、マンションが購入価格より高く売れた実例をご紹介しましょう。

HOME4U売却体験談
～マンション編～

東京都板橋区 S.Kさん

購入時より120万円アップで売却成功！

住宅ローンの返済が厳しくなったため売却を決心。

「不動産売却 HOME4U」で一括査定をしてから、3社の訪問査定を受けました。

もっとも高額で査定してくれた不動産会社と契約したところ、 2,280万円で購入したマンションを2,400万円で売ることに成功しました。

購入額より高く売れ、とても満足しております。

【売却した物件情報】

築年数	5年
間取り	1DK
成約価格	2,400万円

複数社への査定依頼は、マンション売却成功への第一歩です。
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4.品川区の人気エリア

品川区のなかでも特にマンションの売却ニーズが高い人気のエリアを3つご紹介します。国土交通省「不動産情報ライブラリ」をもとに、高額取引の事例やエリアの認知度、住みやすさといった視点も加え、独自に人気エリアをピックアップしました。

「不動産情報ライブラリ」をもとにHOME4Uで作成（参照2025-2-6）

4-1.上大崎（目黒駅周辺）

JR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線が乗り入れるターミナル駅、目黒駅を中心としたエリアです。

山手線を使えば渋谷駅や新宿駅へ、都営三田線を使えば大手町駅など都心のビジネス街へ乗り換えなしで移動可能です。

駅周辺には多くの商業施設に加え高層のオフィスビルも多く建っています。エリアの東には国立科学博物館付属自然教育園があり、緑にも恵まれた環境です。

上大崎（目黒駅周辺）で取引価格が高い3事例をご紹介します。

出典：「不動産情報ライブラリ」を元にHOME4Uで作成（参照2025-2-5）

一番高額で取引された事例では、取引価格が3億5,000万円と、取引相場の8倍以上の金額です。

4-2.大崎

大崎駅を中心としたエリアです。

大崎駅はJR山手線の駅で最も南に位置しており、JR山手線・埼京線・湘南新宿ラインのほか、お台場方面へ向かうりんかい線も乗り入れています。

大崎駅周辺は2000年代以降の再開発で大規模なオフィスビルが建ち並ぶビジネスタウンとなりましたが、エリア東部を流れる目黒川を超えた一帯などに多くのマンションがあります。

大崎エリアで取引価格が高い3事例をご紹介します。

出典：「不動産情報ライブラリ」を元にHOME4Uで作成（参照2025-2-5）

一番高額で取引された事例では、取引価格が2億8,000万円と、取引相場の5倍以上の金額になっています。

4-3.大井町

JR京浜東北線、東急大井町線、りんかい線が乗り入れる大井町駅の周辺も人気のエリアです。

駅前にはスーパーマーケットや多くの店が軒を連ね、品川区役所や税務署も近く、住みやすさが魅力。京急本線の青物横丁駅や鮫洲駅周辺には、規模の大きなマンションが多く建ち、マンション需要の高さを証明しています。

大井町周辺で取引価格が高い3事例をご紹介します。

出典：「不動産情報ライブラリ」を元にHOME4Uで作成（参照2025-2-5）

最も高額で取引された事例では、取引価格が1億7,000万円と、取引相場の2.5倍以上の金額です。

非常にマンション需要の高い品川区ですが、マンション売却を成功させるには、品川区での売却実績が豊富でマーケットをしっかりと理解する不動産会社に査定を依頼する必要があります。

「不動産を高値で売却したい」「相性の合う不動産会社を見つけたい」という方には、NTTデータグループが運営する不動産一括査定依頼サービス「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」の利用がおすすめです。

複数の不動産会社に査定を依頼すれば、各社の対応を比較しながら、査定額の最安値、最高値をすばやく把握できます。

厳選した約2,500社の不動産会社のなかから、最大6社を選んで査定依頼ができますので、まずはお気軽にご依頼ください。

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5.【築年数別】品川区のマンション売却相場

出典：HOME4Uマンションプライス（参照2025-2-6）

次に、品川区のマンション売却相場を築年数別にご紹介します。物件数が最も多いのは築16年～20年のマンションで731件、全体の19％を占めています。

ただ、さまざまな築年数の物件が幅広く売れており、築古であっても売れる可能性は十分あるでしょう。

マンションの平米単価は、基本的には築年数が経過するほど下落していきます。
しかし品川区では、築6年〜20年の間でそれほど大きな差が見られません。そのため、ある程度築年数が経ったマンションでも、高値で売却できる可能性があります。

築年数ごとのマンション売却のポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。

6.品川区のマンションの最新売却相場を調べる方法

『マンションプライス』を活用すれば、品川区のマンションの最新売却相場を簡単に調べられます。マンション名からも売却相場を調べられるので、自宅の売却を検討する際の参考にもなるでしょう。

『マンションプライス』で相場を調べる際の3ステップをご紹介します。

6-1.売りたいマンションの名前を検索

『マンションプライス』のトップページにアクセスし、下にスクロールします。中段にある『エリアからマンションを探す』メニューから『品川区』を選択します。

『エリアからマンションを探す』メニューの上にある『マンション名から調べる』の検索窓に直接お住まいのマンション名を入力・検索することも可能です。

6-2.該当のマンションを選択

『品川区』のエリアで検索すると、ページが遷移し、品川区の売却相場等が表示されます。
画面を下にスクロールしていくと、マンション名や町名を入力し、さらに詳しくマンションを検索できます。

6-3.売り出し情報や価格推移を確認

チェックしたいマンションの名称をクリックすると、売買推定相場価格などの基本情報や最新の売り出し情報、価格推移を確認できます。

ページの下までスクロールすると、『売却額シミュレーション』があります。
ページの下までスクロールすると、『売却額シミュレーション』があります。
過去の売却事例からマンションのおおまかな売却金額と現在のローン残高を入力することで、手元に残るお金と諸経費の内訳を把握することができます。

7.品川区のマンションを高く売るコツ

品川区のマンションをなるべく高く売りたいときは、どのような点を意識すれば良いのでしょうか。押さえておきたいコツを5つご紹介します。

7-1.需要の増える時期に売る

マンションは、年間を通じて需要が一定というわけではありません。需要が特に高まるのが、新生活のスタートに向けて住まい探しを始める人が多い2月〜3月です。

加えて、下半期の始まりに合わせて企業の大規模な人事異動がおこなわれる10月も、需要が高くなると言われます。売却を急ぐ理由がない限りは、これら需要が増える時期での売却を心がけましょう。

7-2.値下げ交渉を織り込んだ価格設定で売り出す

中古マンションの売買では、値下げ交渉がしばしばおこなわれます。最初から適正な価格で設定してしまうと、値下げ交渉に応じられず、売却決定のチャンスを逃してしまうかもしれません。

最初から値下げがあるものとして売り出し価格を少し高めにしておけば、値下げしたとしても適切な価格で売却できます。値下げがなければ相場よりも高めに売れることもあるでしょう。

7-3.同じマンションからの販売がないタイミングを狙う

「マンションプライス」で所有のマンションの最新売り出し情報をチェックし、ほかの部屋の売り出しがないことを確認することも大切です。

同じマンションから複数の部屋が販売されているとニーズが分散してしまううえ、住戸間での価格競争となり、相場よりも価格が低くなるリスクがあります。

7-4.大規模修繕の直後に売却を開始する

なるべく高く売却するには、大規模修繕が終わってから売りに出すのがおすすめです。

大規模修繕は20年〜30年間隔でおこなわれるため、終わった直後であれば、しばらく修繕の必要はありません。

そのため、修繕前に売却するよりも高く売れる可能性があります。

7-5.複数の不動産会社に査定を依頼する

マンションを売却するにあたっては、価格の目安を知るため、不動産会社に査定を依頼するのが一般的です。

査定価格は不動産会社によって異なるので、1社だけではなく、必ず複数社に依頼しましょう。

「複数の不動産会社に一気に査定を依頼したい」「相性の合う不動産会社を見つけたい」という方には、NTTデータグループが運営する不動産一括査定依頼サービス「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」の利用がおすすめです。

複数社に一括査定を依頼することで、所有の不動産の相場価格や最安値・最高値をすばやく把握できるほか、各社の対応も比較できます。

厳選した約2,500社の不動産会社のなかから、最大6社を選んで査定依頼ができますので、まずはお気軽にご依頼ください。

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マンション売却の流れを詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

マンション売却の流れを8ステップで詳しく解説！

マンション売却を成功させるには、はじめに全体の流れを知ることが重要です

品川区の近隣エリアの売却相場については、以下の記事で詳しく解説しています。