【2025年版】神奈川県相模原市のマンション売却相場！高く売るコツも紹介

神奈川県北部に位置し、東京・横浜へのアクセスが良好なことからベッドタウンとしてファミリー層に人気の高い相模原市。
豊富な自然がありながら、都市機能も発展している住みやすい街です。

そんな相模原市のマンションを売却するといくらで売れるのか気になるところでしょう。

この記事では、相模原市のマンション売却相場や高く売るコツについて詳しく解説していきます。

読んでいただければ、マンション売却をスムーズに進めることができるでしょう。

1. 相模原市のマンション売却相場

まずは、相模原市のマンション売却相場を探ってみましょう。
ここでは、相模原市の3つの区ごとに間取り別の売却平均価格を紹介します。
2025年1月現在、相模原市の中古マンション売却価格相場は以下の通りです。

出典：中古住宅HOMU4U※2025年1月時点

上記データから算出すると、 相模原市のマンション売却相場の平均は2,298万円 です。

他の区よりも相場が高い傾向にあるのが、相模原市南区です。
南区のマンション売却相場が高くなる理由としては、3つの区の中で最も人口が多く、相模大野駅など都心へアクセスしやすい駅があることが考えられます。

相模原市は、東京・横浜へのアクセスが良くベッドタウンとして有名なエリアです。
豊かな自然に恵まれ静かで落ち着いたエリアも多いという特徴があります。

その一方で、商業施設や医療機関が充実しており街としても発展しています。
とくに、相模原駅周辺は土地利用計画が進められており、今後脱炭素のまちづくりが進められていく予定です。

子育て支援にも力を入れており、中学3年生まで対象の「小児医療費助成」といった制度も充実しています。

自然と都市機能が調和した住みやすい街であるため、 相模原市は主にファミリー世帯からの需要が見込めます。

2. 相模原市のマンション売却相場の推移

相模原市のマンション売却を検討しているなら、今の価格だけでなくこれまでの価格推移も押さえておくことが大切です。
ここでは、2022年1月から2025年1月までの3年間における売却価格の推移をグラフで紹介します。

相模原市全体でマンション価格は上昇傾向にあります。
それぞれの区の3年前・1年前と比較した価格上昇率は次の通りです。

全体的に3年前に比較し緩やかに上昇しており、とくに 中央区は＋36.8%と高い上昇率 です。
中央区は1年前と比較した場合も、引き続き上昇を見せています。
一方、緑区・南区では1年前と比較した場合、下落に転じています。

中央区のマンション価格上昇については、2021年～2022年頃にGLP ALFALINK 相模原など相模原市中央区で巨大な物流施設が複数オープンしていることなどが理由として考えられます。

国土交通省が2024年3月26日に発表した公示地価によると、マンション価格を決める大きな要因となる地価も、相模原市は前年度から住宅地がプラス4.0%、商業地がプラス5.7%と大幅に上昇しています。

需要や地価の上昇傾向から、相模原市のマンション価格が急激に下がる可能性は低いと言えるでしょう。

とはいえ、相場価格の上昇傾向がいつまで続くかは誰にもわかりません。
売却を検討するなら、下がる前にマンションがいくらで売れるのか実際に査定をしてみましょう。

査定をするなら、NTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」の利用をおすすめします。

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3. 相模原市のマンション売却事例

ここでは、令和6年（2024年）1～3月に取引された相模原市の実際のマンション売却事例を区ごとに紹介します。
どのような売却事例があるのかを把握することで、自分のマンションと比較して目安を立てたり、どのようなニーズがあるのかを推測したりする際に役に立つでしょう。

相模原市の売却事例を見てみると、 最も価格が高いのは中央区の物件で、売却価格は4,600万円、次いで高いのは南区の物件で売却価格は4,000万円となっています。

あくまでも一部のデータからではありますが、延床面積について見てみると、55平米～70平米とマンションとして一般的な広さのものがよく売れています。

これらのマンションの間取りは2LDK～3LDKのものが主流で、ファミリー層向けのマンションがよく売れているといえるでしょう。

相模原市でマンションをより高く売るためには、複数の査定結果を比較することが重要です。
各社の査定額に差があるため、複数社の価格を比較しないと、安値で売り出して損をするおそれがあります。

じっさいに相模原市で、マンションの査定額に100万円の査定額の差が付いた事例をご紹介しましょう。

HOME4U売却体験談
～マンション編～

神奈川県相模原市 T.Mさん

査定価格に100万円の差！

遠方の故郷に戻ることになったため、売却を決意。
「不動産売却 HOME4U」の一括査定を利用すると、数社からすぐに連絡がありました。

築30年以上のマンションですが、届いた査定価格には100万円の差がありました。

【売却した物件情報】

築年数	32年
間取り	2LK/2LDK
査定価格	1,400～1,500万円

複数社への査定依頼は、マンション売却成功への第一歩です。
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4. 【築年数別】相模原市のマンション売却相場

マンション売却では、築年数も重要です。
ここでは、相模原市各区のマンション売却相場を築年数ごとにみていきましょう。

相模原市の売却事例データを見てみると、単価でみれば築年数が古くなるほど、価格が落ちる傾向があることが分かります。
しかし、 需要（取引割合）で見た場合、相模原市は築年数の古い物件の需要が高い点が特徴 です。

最も取引割合が大きい築年数は築31～40年の物件であり、なかでも緑区では40％・中央区では47%と高い割合です。
次に割合が高くなる築年数も26～30年で、築26～40年を併せると緑区で48%・中央区で65%となっています。

こうした傾向から、相模原市でマンション売却を検討しているなら築30年前後が一つの目安と言えるでしょう。

なお、築年数ごとのマンション売却相場は以下の記事で詳しく解説してます。

5. 相模原市のマンションの最新売却相場を調べる方法

マンションの売却価格は常に変動するため、過去のデータを参照するのではなく、できる限り最新の相場を調べるようにしましょう。

ここでは、無料で利用できて、しかも市区町村名やマンション名でかんたんに売却相場を調べられるマンションプライスを紹介します。

マンションプライスは、全国14万棟以上のマンションデータを取得しており、マンションおよび近隣エリアの相場価格や売り出し物件など、売却タイミングの検討に必要なデータを紹介しています。

マンションプライスを使う手順は、たったの3ステップです。

詳しく見ていきましょう。

5-1.売りたいマンションの名前を検索

マンションプライスの公式サイトにアクセスし、「よく検索されるエリア」の欄で「神奈川県」を選択 します。

画面が切り替わったら、「相模原市」からマンションの所在地の区を選択しましょう。

「マンション名から調べる」でマンション名を入力し、検索ボタンを押します。

すると、該当のマンションが表示されます。

5-2.該当のマンションを選択

マンション名をクリックし、「もっと見る」ボタンを押すと、所在地や築年数といったマンションの基本情報が表示されます。

5-3.売り出し情報や価格推移を確認

そのままスクロールすると、同一マンションや周辺の売却事例が確認できます。
さらに、下記のような情報も表示されるのでチェックしましょう。

• 売却価格の推移
• 売却成約期間など

売り出し事例では、該当のマンションだけでなく周辺の情報もチェックできます。
販売年月や間取り・築年数・方位なども掲載されているので、自分のマンションと比較すればおおよその売却額の目安を立てやすいでしょう。

また、マンションプライスでは、相場のチェックだけでなく売却額のシミュレーションも可能です。
おおよその売却額とローン残債を入力するだけで、諸経費の目安や手元に残るお金を計算してくれるので、活用してみるとよいでしょう。

6. 相模原市のマンションを高く売るコツ

マンションは、戦略を練らずに売り出すと、思ったより高く売れずに損をするおそれがあります。
そのような失敗を回避するため、ここではマンションを高く売るコツを5つご紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

6-1.需要の増える時期に売る

需要が増える時期では価格設定を高めにしても買い手がつく可能性があるため、売り出しのタイミングが大切になります。

一般的にマンションの需要が増えるのは、多くの人が就職や入学などの新生活に向けて動き出す2月や3月ごろ です。
売却活動に費やす時間を逆算すると、前年の11月から12月頃に動き出すのが良いでしょう。

6-2.値下げ交渉を織り込んだ価格設定で売り出す

中古マンションの売買では値下げ交渉をされることが少なくありません。そのため、値下げ交渉を織り込み、5～10%程度上乗せした価格設定で売り出すことをおすすめします。

一般的にマンションの成約価格は、売り出し価格から5～10%程度下がるとされています。
購入希望者から値下げ交渉をされると想定すると、あらかじめ5～10%程度高い価格設定にしておくのが得策です。

仮に値引きをしたとしても損をしない価格設定で売り出すと、購入希望者が値引きを申し出たとしても快く応じやすくなるはずです。

6-3.同じマンションからの販売がないタイミングを狙う

同じマンションからの販売がないタイミングを狙って売却することで、良い条件で売却しやすくなります。

同じマンションの別の部屋と販売時期記事か重なると、先に売り出したマンションの価格が基準になり、高値で売れにくくなるためです。

条件が同じであれば、比較検討され、より安い部屋が選ばれます。
販売タイミングを調整できるのであれば、同じマンションからの販売がある時は避けたほうが良いでしょう。

6-4.大規模修繕の直後に売却を開始する

大規模修繕の直後に売却を開始するのもコツです。
築年数がある程度経っているマンションの場合、内覧時の印象が悪いと好条件での販売が難しくなる可能性があります。

そのため、外観や共用部分が綺麗になる大規模修繕の直後に売却を開始するのがおすすめです。

大規模修繕は一般的に12年前後の周期で実施されますが、大規模修繕直後の販売であれば、購入者は当面の間、大規模修繕の出費を負担しなくて済むため、より販売しやすくなります。

6-5.複数の不動産会社に査定を依頼する

マンションを高く売るコツの5つ目は、複数の不動産会社に査定を依頼することです。

不動産会社によって査定額は異なります。
複数の不動産会社に査定を依頼すれば、各社の査定額を比較検討でき、担当者の対応などで信頼のおける会社を選ぶことが可能です。

マンション売却では大きな価格が動くことになるので、複数の査定額を比較しながら慎重に見極める のが良いでしょう。

NTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」はカンタンな情報を入力するだけで、全国の優良な不動産会社2,500社のなかから、最大6社を選んでまとめて査定依頼が可能です。

6社の中から査定価格や不動産会社の対応などを比較し、もっとも良いと思った1社に仲介を依頼すれば、売却に向けた活動が開始できます。

マンションの高額売却を目指すなら、ぜひ「不動産売却 HOME4U」をご活用ください。

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マンション売却の流れを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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