机上査定とは?訪問査定との違いやメリットとデメリット、おすすめの方も解説

机上査定とは?訪問査定との違いやメリットとデメリット、おすすめの方も解説

不動産を売却する際、「どのくらいの価格で売れるのか?」と気になる方は多いでしょう。その際に活用できるのが「机上査定(簡易査定)」です。

本記事では、机上査定の仕組みや訪問査定との違い、メリット・デメリット、机上査定がおすすめの方などについて解説します。

不動産売却を検討している方はぜひ参考にしてください。

カンタン1分入力
あなたの 不動産 いくらで売れる?
STEP1
STEP2

1.机上査定(簡易査定)とはデータを使って査定する方法

机上査定とは、現地調査を行わず、過去の取引データや市場価格などの情報をもとに算出する簡易的な査定方法です。

机上査定では、主に以下の情報が活用されます。

  • 類似物件の過去の成約価格や周辺物件の売り出し価格
  • 公的な価格指標(路線価や固定資産税評価額など)
  • 不動産市場の動向 など

現地訪問が不要で、短期間で結果が分かるのが机上調査のポイントです。

家の無料査定について詳しくは以下の記事で紹介しています。

2.机上査定と訪問査定の違いを比較

不動産の査定方法には、大きくわけると「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。
どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。

それぞれの違いを以下の表で比較しています。

項目 机上査定(簡易査定) 訪問査定
査定の方法 過去のデータをもとに算出 実際に物件を訪問して査定
査定の正確性 おおまかな価格の算出 具体的な価格の算出
所要時間 数時間~1日 1週間程度
手軽さ 高い 低い
対応可能な不動産会社数 多い 限定的

以上のことから、机上査定は過去のデータをもとに、短時間でおおまかな価格を把握できます。
一方の訪問査定は、不動産会社の担当者が実際に物件を訪問するため、1週間程度の時間を要しますが、より正確な価格の把握が可能です。

不動産売却塾 コラム

“不動産の適正価格を見極める方法”

不動産を売却する際に「この価格で本当に売れるのか?」と不安に思う方も多いでしょう。
適正価格を見極めるためには、まず市場相場を正しく把握することが大切です。

しかし、不動産の価格は立地や築年数、需要と供給のバランスなどによって変動するため、個人で正確に判断するのは難しいのが現実です。

そこで活用したいのが不動産一括査定サービスです。
一括査定を利用すれば、複数の不動産会社から査定額を取得できるため、価格の比較が可能になります。

特定の不動産会社だけの査定に頼ると、相場より高すぎる価格を提示され売却が長引いたり、逆に低く見積もられて損をしたりする可能性があります。

NTTデータグループ会社が運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」なら、最大6社の査定結果から、適正価格の相場を知ることができるため、より良い条件で売却できる可能性が高まります。

不動産売却の成功は、適正価格を知ることから始まります。
まずは、「不動産売却 HOME4U」を利用し、複数の査定額を比較して最適な売却価格を見極めましょう。

不動産売却の豆知識 不動産会社によって「査定価格」は違う? 不動産会社によって「査定価格」は違う?

不動産会社によっては同じ物件でも査定額が数百万円変わることがあります。複数社に査定依頼をすることで、査定額を比較し本当の物件価値を知ることができます。
実際に不動産売却した人は平均3社以上の不動産会社に査定依頼を出しています。
不動産売却 HOME4U(NTTデータグループ運営)では厳選された不動産会社から最大6社をご紹介させていただきます。

3.机上査定のメリットとデメリット

ここでは机上査定のメリット・デメリットについて解説します。

3-1.机上査定のメリット

机上査定には、手軽に査定ができるというメリットがあります。
自宅にいながら依頼可能で、複数の不動産会社に一括で依頼できるため、比較検討がしやすいのも特徴です。

また、査定結果が短時間で分かるため、数時間から1日程度で相場を把握できます。
簡単な入力をするだけで査定を依頼できる点も魅力です。

3-2. 机上査定のデメリット

一方で、机上査定にはいくつかのデメリットもあります。

査定結果が大まかになりやすく、実際の売却価格と差が出る可能性があります。

また、不動産会社の担当者と直接話す機会がないため、売却における詳細なアドバイスを受けにくいという点も考慮する必要があるでしょう。

正確な価格を知りたい場合や、売却活動を本格的に進める際には訪問査定を受けることをおすすめします。

4.机上査定を依頼する手順

机上査定の依頼は簡単に行えます。
手順は以下のとおりです。

  1. 不動産一括査定サイトや不動産会社のサイトを選び、必要な物件情報を入力
  2. 不動産会社の担当者が過去の取引事例や相場を分析
  3. 査定結果が数時間から1日程度で届く

各社の査定結果を比較し、信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。

5.机上査定を依頼する際に必要な情報

机上査定をスムーズに行うためには、物件の所在地や土地面積、建物の面積や間取り、築年数、権利関係(所有者情報など)といった情報を事前に準備しておくと便利です。

これらの情報をもとに、不動産会社が査定額を算出します。

家の査定のコツについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

6.机上査定の注意点

机上査定は、過去の成約価格や市場データをもとに算出されるため、実際の売却価格と異なる可能性があります。
特に、物件の状態や周辺環境の変化は考慮されないため、あくまで参考価格として認識しましょう。

一部の不動産会社は、売却の依頼を受けるために意図的に高めの査定額を提示することがあります。
しかし、実際にその価格で売れるとは限らず、売却が長引いてしまうリスクがあるため注意が必要です。

高額査定を鵜呑みにせず、まずは査定額がどのような基準で算出されたのか、不動産会社に納得がいくまで確認しましょう。

また、複数の会社の結果を比較し、「レインズ・マーケット・インフォメーション」や「不動産情報ライブラリ」の成約事例のほか、不動産ポータルサイトなどの市場データをもとにした適正な価格であるかをチェックすることも大切です。

7.机上査定がおすすめの方

机上査定は、不動産を売るかどうか迷っている方に向いていると言えます。

売却の決断には時間がかかることも多く、「いくらで売れるのか?」「今が売り時なのか?」といった疑問を持った際に、手軽に相場を知ることができるからです。

さらに物件が遠方にあるため訪問査定を受けにくい方や、できるだけ多くの不動産会社に査定を依頼したい方にも適しているでしょう。

不動産会社の選び方や、一括査定サイト「HOME4U」については以下の記事をご一読ください。

机上査定を依頼するならHOME4Uがイチオシ!

机上査定を依頼するなら、不動産一括査定サイト「不動産売却 HOME4U」の利用がおすすめです。

不動産売却 HOME4U」は、業界最長の運営実績を誇り、全国約2,500社の優良不動産会社と提携しています。
最短60秒で簡単に査定を依頼できるのも魅力です。

不動産売却 HOME4U」を活用すれば、売却を得意とする信頼できる優良企業の机上査定を受けられるため、不動産売却をお考えの方は、ぜひ依頼してみましょう。

一度の申し込みで
最大6 社に依頼 できる

売却したいけど何から
始めたらいいかわからない方は
不動産売却のプロに
相談しましょう!

大成有楽不動産販売
積水ハウス不動産中部株式会社
京王不動産
住友林業ホームサービス
みずほ不動産販売
三井住友トラスト不動産
センチュリー21
三菱UFJ不動産販売
東京建物不動産販売
大手から地元密着企業まで
約2,500社参画

この記事のポイント

机上査定とは何ですか?
不動産における机上査定(きじょうさてい)には、以下のような特徴があります。不動産売却をする際、机上査定を行ったあと、訪問査定に進むことが一般的です。

  • 現地調査は行わない
  • 過去の取引データや市場価格などのデータをもとに価格を算出
  • 短期間で結果が分かる

詳細は「1.机上査定とは何かを理解する」をご覧ください。

机上査定と訪問査定に差はありますか?
机上査定は、物件の基本情報や市場データをもとに算出する概算価格で、
不動産会社の担当者が現地を訪れないため、迅速であるものの
訪問査定に比べて精度が低いのが特徴です。

一方の訪問査定は、不動産会社の担当者が現地調査を行い、
建物の状態や周辺環境を考慮して正確な価格を算出する査定です。

詳細は「2.机上査定と訪問査定の違いを把握する」をご覧ください。

机上査定のデメリットは?
机上査定には以下のようなデメリットがあります。

  • 実際の売却価格と乖離している可能性がある
  • 建物の状態や周辺環境が考慮されない

詳細は「3.机上査定のメリットとデメリットを把握する」をご覧ください。