定年後にマンション購入するメリット・デメリットは?タイミングやポイントも

定年後にマンション購入するメリット・デメリットは?タイミングやポイントも

定年後の生活をより快適に過ごすために、マンション購入を検討する方が増えています。

通勤の必要がなくなり、ライフスタイルが大きく変わるこの時期に、住まいを見直し、住み替えることは重要です。

本記事では、定年後にマンションを購入するメリットとデメリット、そして成功のために最適なタイミングとポイントについて詳しく解説します。

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1.定年後にマンション購入するのは“あり”!

定年後の生活を見据えてマンションを購入するのはありです。

国土交通省の「令和5年度 住宅市場動向調査」によると、分譲集合住宅(新築マンション)の一次取得者の世帯主の年齢は平均39.9歳なのに対して、二次取得者の世帯主の年齢は、56.6歳になっています。

さらに既存(中古)集合住宅(中古マンション)でも、一次取得者の世帯主の年齢は平均44.2歳なのに対して、二次取得者の世帯主の年齢は、57.3歳となっており、定年前後に2回目の住み替えを行う方が多いことがわかります。

不動産取得年齢
出典:“令和5年度 住宅市場動向調査報告書”. 国土交通省 住宅局. 2024-06. (参照2025-02-05)

子どもが巣立ち、通勤が不要になる定年のタイミングは、ライフスタイルが大きく変わるため、夫婦二人が暮らせるコンパクトなマンションなどへ住み替えを検討するのは自然な流れでしょう。

老後の住み替えや、マンションの一括購入について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

2.定年後にマンションを購入するメリット

定年後にマンションを購入することには多くのメリットがあります。まずは主なメリットを紹介します。

2-1.通勤の必要がないため住めるエリアが広がる

定年後は通勤の制約がなくなるため、住む場所の選択肢が広がります。

「駅に近い物件」や「通勤時間」にこだわらずに済むからです。
自然豊かな郊外など、これまで考えもしなかったエリアに住むことが可能になるでしょう。

これにより、より設備が充実したマンションを購入できる場合もあります。

2-2.ダウンサイズすることで選べる物件が増える

子どもが独立し、夫婦二人だけの生活になると、広い家は必要なくなります。

住まいをダウンサイズすることで、おのずと選べるマンションの数が増えます。

堅牢なセキュリティのマンションや、手頃な価格のマンションを選べる可能性もあるでしょう。

2-3.老後を見据えた物件へ引っ越しできる

老後を見据えてバリアフリー設計や、医療施設が近くにある物件を選べば、安心して生活できます。

また、マンションの管理サービスにより、ゴミ捨てや共有スペースの掃除といった日常の手間を減らすことができるのもメリットの1つです。

不動産売却塾 コラム

“定年後の住み替えは資金確保が重要!”

定年後の住み替えを成功させる第一歩は、資金を確保することです。
定年後は収入が減少するため、計画的な資金準備が欠かせません。

定年を迎える前に資金計画を立て、貯蓄や投資などを活用して必要な資金を確保することが大切です。

退職金は住宅の資金に充てると、病気や介護といった想定外の支出に対応できなくなるため、退職金以外で資金調達するようにしましょう。

特に、マンション購入を検討している場合は、自己資金を多めに用意することが求められます。住宅ローンの審査が厳しくなるため、自己資金が多いほど有利だからです。

また、マンション購入後の維持費や管理費も考慮し、長期的な資金計画を立てることが重要です。

資金確保がしっかりできていれば、安心して新しい生活をスタートさせることができ、老後を快適に過ごすための大きな一歩となります。

資金を確保するうえでポイントになるのが、今住んでいる家の売却価格です。売却で得た資金を住み替えに充てることができます。

高く売るためには、複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。家のおおよその市場価格を把握することもできます。

その際、ぜひNTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」をご活用ください。

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あなたの不動産、今の価値いくら?

老後の安心な住まいを選ぶ方法については以下の記事で詳しく解説しています。

3.定年後にマンションを購入するデメリット

一方で、定年後にマンションを購入することにはデメリットも存在します。

3-1.気軽に引っ越しができない

マンションを購入すると、賃貸とは異なり気軽に引っ越しができなくなります。
ライフスタイルや健康状態の変化に柔軟に対応することが難しくなる場合があるため、マンションを慎重に選ぶ必要があるでしょう。

3-2.維持費や管理費などがかかる

マンションには管理費や修繕積立金がかかります。
さらに経年劣化により値上げされる可能性もあるでしょう。

これらの費用は毎月発生するため、長期的な資金計画を立てることが重要です。

3-3. 住宅ローンの審査が厳しくなる

定年後は収入が減少するため、住宅ローンの審査が厳しくなります。

金融機関の住宅ローンの借り入れは、一般的に70歳未満とされており、完済時の年齢は80歳未満となっていることが多いのが現状です。

さらに健康状態なども審査されるため、住宅ローンを利用する場合は、多めに頭金を用意し、返済額を少なくしたり、返済期間を短くしたりする必要があるでしょう。

ローンの借入額を少しでも減らすためには、複数の不動産会社に査定を依頼して、今の家を少しでも高く売ることが大切です。

そうすることで、より多くの資金を住み替えに充てられます。

不動産売却の豆知識 不動産会社によって「査定価格」は違う? 不動産会社によって「査定価格」は違う?

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60歳からの住宅ローンについて把握したい方は、以下の記事をご一読ください。

4.定年後にマンションを購入するタイミングとポイント

では、定年後にマンションを購入する際のタイミングとポイントについて見ていきましょう。
これらを押さえてくことで、よりスムーズな住み替えが可能になります。

4-1. ポイント1:子どもの独立後に購入する

子どもが独立した後にマンションを購入することで、夫婦二人の生活に最適な住まいを選ぶことができます。

広さや間取りを見直し、快適な生活空間を確保しましょう。

4-2. ポイント2:相続を見据えたマンションを選ぶ

将来的に子どもに相続することを考慮して、資産価値を維持できるマンションを選ぶことも重要です。

立地や管理状況をよく確認し、長期的に価値が保たれる物件を選びましょう。

4-3.ポイント3:50代のうちに資金計画を立てる

定年後のマンション購入を成功させるためには、50代のうちに資金計画を立てることが大切です。
時間にゆとりを持つことで、資金計画を見直したり、修正したりすることができます。

また、定年後の資金計画を立てる際に、ファイナンシャルアドバイザーなど専門家の知識に頼るのもおすすめです。

5.資金確保が定年後の住み替えに成功するカギ!

定年後のマンション購入を成功させるためには、資金確保が最も重要です。

主な資金として以下が挙げられます。

  • 年金
  • 貯蓄
  • 投資

また、今の家の売却することも、資金確保の有効な手段の1つです。

複数の不動産会社に査定を依頼することで、想像以上に高く家を売ることができる可能性があります。
ぜひ「不動産売却 HOME4U」を活用して、お住いの家を査定してみてください。

家のおおよその市場価格を把握でき、より具体的な資金計画が立てられるでしょう。

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まとめ

定年後のマンション購入は、ライフスタイルの変化に対応し、快適な老後を過ごすための1つの選択肢です。

メリットとデメリットをよく理解し、適切なタイミングで計画を立てることで、成功する可能性が高まります。賢い選択をして、充実した定年後の生活を送りましょう。