六本木のマンション売却ガイド|相場から高く売るコツまで徹底解説

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首都圏の中古マンションは、人気エリアを中心に価格高騰が続いています。

中でも東京都港区六本木は日本の一等地のひとつとされ、高価格なマンションも多いエリアです。

そのため、「六本木のマンションはいくらで売れるのか」気になる方もいるのではないでしょうか。本記事では、六本木のマンション売却相場や売るタイミング、高く売却するコツを解説します。

マンション売却について初歩的なことを知りたい方は『マンション売却の注意点!流れや費用、失敗例、税金特例』『マンション売却の流れ9ステップ』もご覧ください。

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1.六本木のマンションの売却相場

六本木(東京都港区)のマンションは、東京23区内でもトップクラスの高値で取引されています。
港区のマンション売却相場は、2025年11月調べで20,546万円 ~ 25,111万円、平米単価では326.12万円です。(出典:“東京都港区のマンション売却・相場価格・一括査定”.HOME4Uマンションプライス.参照2025-12-18)

港区のマンション売却相場は上昇傾向が続いており、2025年の5月6月と小幅に下落したものの、高止まりといった状況となっています。

一方、2019年10月から2024年12月の約5年間に売買取引された六本木エリアの中古マンションの築年数別平米単価は以下のようになっています。

【築年数別】港区全体と六本木エリアのマンション売買平米単価
築年数 東京都港区 六本木
築1~5年 245万円/平米 478万円/平米
築6~10年 214万円/平米 335万円/平米
築11~15年 187万円/平米 261万円/平米
築16~20年 158万円/平米 191万円/平米
築21~25年 159万円/平米 242万円/平米
築26~30年 138万円/平米 147万円/平米
築31~40年 127万円/平米 233万円/平米
築41~50年 99万円/平米 111万円/平米
築51年~ 99万円/平米 92万円/平米

出典:“東京都港区のマンション売却・相場価格・一括査定”.HOME4Uマンションプライス.(参照2025-12-18)

六本木では1Kでも1,600万円台で成約するケースがあり、逆に広めの高級マンションになると数億円(4~6億円台)で売却される例も見られます。
例えば、2024年末の取引事例では、築年2000年・専有155平米の大型物件が約6億3,000万円で売却される一方、築古20平米程度のコンパクトな住戸でも約1,600万円で売れており、物件の規模や築年数によって価格帯は大きく幅があります。

このように六本木のマンション相場は全体的に非常に高く、同じ港区内の平均と比べても約3割以上高値で推移している状況です。

マンション売却は売却をアシストする不動産会社探しが重要です。不動産会社選びの第一歩には一括査定サービスの利用がおすすめ。以下よりぜひご活用ください。

HOME4Uマンションプライスの売却査定

港区全体のマンション売却市場についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

2.六本木のマンション市場の傾向

六本木のマンション売却相場は都内でも高騰しているといえますが、その背景を知ることが売り時を見極める手立てになります。ここでは六本木のマンション市場の傾向をエリアの概要を踏まえて解説します。

2-1. 東京都港区六本木の概要

六本木は港区の中でも大規模な複合施設が点在しており、活気あるエリアです。
地下鉄六本木駅には東京メトロ日比谷線と都営地下鉄大江戸線が乗り入れ、「六本木ヒルズ」や「東京ミッドタウン」などの大規模再開発により高級マンションやオフィスが林立する一等地へと発展しました。

一方で、東京メトロ南北線六本木一丁目駅は、最も不動産価格の上昇率が高いエリアとされており、中古マンションも同様に価格高騰が続いています。

住民の所得水準も非常に高く、2024年の港区の平均所得は全国の市区町村で第1位というデータもあります。六本木をはじめとする青山、麻布といった高級住宅街も多い港区では、その所得水準の高さが不動産価格にも反映されているといえるでしょう。

また、六本木は多くの大使館があるなど国際色豊かな環境であり、海外の投資家からも中古マンション市場が注目されています。
この問題の対策として隣接する千代田区では、築5年以下の中古マンション売却を規制する要請を不動産業界の機関に対して出しました。今後港区でも同様の要請をする可能性も否定できません。

東京全体でも中古マンション市場は価格上昇傾向にあります。詳しくは以下の記事もご覧ください。

2-2. 六本木のマンションの売り時

2025年12月現在、六本木のマンション市場は売り手にとって「売り時」とみるタイミングと考えられます。

六本木の中古マンション相場が近年大きく上昇し続け、価格の大きな下落を起こしていないことが好機と見る要因です。

HOME4Uマンションプライスの調べによると、2025年は実際、東京都港区のマンションの平均売却価格は、3年前に比べてプラス99%、1年前に比べても50.6%上昇しています。六本木エリアは水準の高い高値圏です。

また、六本木エリアでは、六本木五丁目地区での再開発が2030年完成予定であり、人口増加も見込まれています。この影響もあって住宅需要も高まっており、中古マンション売却市場も活発な状態です。

さらに、金融環境の面でもマイナス金利政策は終わったものの低金利状態が続いており、買い手の購買意欲の高い状態が維持されています。本格的な金利上昇が始まる前の今の時期は、買い手がローンを組みやすく売却には有利といえるでしょう。
低金利が続く今は六本木マンションの最適な売りどきと考えられます。

3. 六本木のマンションを高く売る5つのポイント

六本木のマンションをできるだけ高く売却するために、押さえておきたいポイントを5つ解説します。

3-1. 複数社に査定依頼をする

マンションを高く売るポイントのひとつ目は、複数の不動産会社に査定を依頼して比較検討することです。
不動産会社ごとに得意分野や顧客層が異なるため、提示される査定価格にも差が出ることがあります。

実際、ある売却事例では「各社の査定額に1,000万円ほどの差があった」というケースも報告されています。

複数社から査定を取り寄せれば、納得のいく価格で売れそうな条件を提示してくれる会社を選びやすくなるでしょう。

不動産の一括査定サービスを利用すれば、一度の依頼で複数の不動産会社から査定を集めることが可能です。
HOME4Uマンションプライスでは、マンション名を入力するだけで最大6社の査定価格を一括で取り寄せることができます。手間をかけずに複数社の査定額を比較できるサービスを賢く活用して、最適なパートナーを見つけましょう。

HOME4U売却体験談
~マンション編~
東京都目黒区 H.Sさん
築42年のマンションを4,200万円で売却!

一戸建てへ住み替えるため、新築で購入して42年住んだマンションを売却へ。

「不動産売却 HOME4U」で一括査定を依頼した6社のうち、3社と直接連絡を取りました。

そして、3社の中でも査定額が最も高かった不動産会社と契約。

築年数はだいぶ経っていましたが、東京都目黒区青葉台という人気のある立地のせいか購入希望者は多く、4,200万円で売却できました。

【売却した物件情報】
築年数 42年
間取り 2DK
査定価格 4,200万円
成約価格 4,200万円

3-2. 適切な売り出し価格を設定する

高く売りたいからといって、最初から相場とかけ離れた高額な売り出し価格を設定すると、売却につながらない恐れがあります。
適切な売り出し価格を設定することが売却への近道です。適正価格とはだいたい「3ヶ月程度で売れる価格」のことを指し、不動産業界ではこれがひとつの目安とされています。

売り出してから長期間売れ残ってしまう物件は、最終的に当初の希望額より大幅に値下げせざるを得なくなるケースもあります。

首都圏の中古マンション市場では、売り出し価格と最終的な成約価格との差は平均で50万円程度ともいわれています。
六本木のような人気エリアでも、高すぎる価格を付けてしまうと内覧件数が伸び悩み、売却のチャンスをつぶしかねません。査定額や近隣の成約事例を参考にして、“売れる価格”でスタートすることがポイントです。

3-3. 六本木のマンション売却に強い不動産会社を選ぶ

不動産会社選びも高く売るための重要なポイントです。

六本木のマンションは高額物件が多く、富裕層や外国人など特殊な顧客層にアプローチできるかどうかが成功のカギとなります。

特に六本木に多い高価格な物件では、ちょっとした価格交渉でも数百万円単位で差が生じることがあります。地域の事情に詳しくない業者に任せてしまうと、相場よりも安値で手放してしまうリスクも否めません。リスクを回避するためにも、六本木のマンションを知り尽くした信頼できる不動産会社に売却を依頼することがポイントとなります。

六本木エリアのマンション売却実績が豊富な不動産会社を選びましょう。過去に六本木や港区の物件を多数扱っている会社であれば、エリアの需要動向や適正価格の見極め、富裕層顧客への営業ノウハウなどに長けていており安心して任せられる可能性も高まります。

3-4. 需要のあるタイミングを見計らう

六本木のマンションを高く売るには、需要が高まる時期を狙って売却活動を行うこともポイントです。

一般的に不動産取引が活発になるのは人の動きが多い新生活シーズン直前の2~3月頃といわれています。この時期に売り出すと高値でも検討してもらいやすくなるでしょう。

六本木エリアは加えて、海外からの需要が期待できるボーナス時期も考慮するとよいでしょう。
六本木は外国人投資家や富裕層にも人気があるため、円安が進んでいる局面では海外マネーが流入しやすく、高値で売却できるチャンスが生まれることもあります。

また、ボーナス時期は自宅用、投資用ともに不動産取得を具体的に検討し始める人が増える時期ともいわれます。

需要が集中しやすい時期に売却のタイミングを計ると、買い手の予算感にも余裕が生まれやすく交渉がスムーズに進みやすいでしょう。

3-5. 内覧で好印象を与える

買い手に「このマンションをぜひ買いたい!」と思ってもらうには、内覧の場で好印象を与えることが大切です。

以下に内覧時に好印象を与えるための具体的なポイントをまとめます。

  • 徹底した掃除と整理整頓: 特に玄関・リビング・キッチン・バスルームなどは念入りに掃除
  • いやなニオイを残さない: 部屋に入った瞬間、タバコやペットなどの生活臭がすると一気にマイナス印象に
  • 明るく開放的な室内演出: 内覧時はできるだけ部屋を明るく見せる工夫を
  • ちょっとした演出で好印象に: 玄関に季節の花を一輪飾ったり、テーブルに明るい色のクロスを掛けたりといった視覚的なおもてなしも効果的
  • 売主の対応は丁寧かつ控えめに: 質問には誠実に答えつつも、あまりベタベタと後を付いて回ったりセールストークをしすぎたりしないように注意

まとめ

六本木のマンションを高く売却するには、市場相場とエリア特性を正しく理解し、戦略的に売却活動を進めることが大きなポイントです。
六本木エリアは中古マンション相場が非常に高く需要も旺盛なため、適切に進めれば満足のいく価格で売れる可能性が大いにあります。

まず、六本木の相場観を把握しましょう。最新の取引事例や一括査定サービスを活用して、自分の物件がおおよそいくらで売れそうか把握します。相場を踏まえた上で信頼できる売却パートナー選びを行います。
港区六本木の物件取扱実績が豊富な会社に依頼することで、高値で買ってくれそうな見込み客にアプローチしてもらえる確率が上がるでしょう。

国内最大級の不動産一括査定サービスである不動産売却 HOME4Uでは、六本木エリアに強い複数の不動産会社にまとめて査定を依頼できます。ぜひ上手に活用しながら、満足できる高値での売却と新たな一歩を実現してください。