築年数が古い一戸建ての売却方法は?

売却全般の相談

ウリタイガー先生の回答

築年数が古い一戸建てを売却する場合は、更地にしてから売るか、そのまま売るかを考えることになります。更地にするにも解体費用が必要です!

そのままでも売れるかどうかは立地や建物の状態により変わりますので、専門家である不動産会社に相談したほうがいいでしょう!建物の状態を確認するには、売った後にトラブルにならないよう、ホームインスペクション(住宅診断)を依頼する方法があります。不動産会社で行っているところもあるようです。また、売った後に欠陥が見つかった場合は瑕疵担保責任も生じますが、不動産会社が瑕疵保証サービスを設けているところもありますよ!!

このほか、仲介ではなく不動産会社が買取をしてくれる場合もあるので相談してみましょう!

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詳しい解説

建物の価値は建築後20年程度といわれ、古い一戸建ては売れるのだろうか、と気になるところ。建物を解体して更地にしてから売ったほうがいいのかと思われることもあるでしょう。更地にするには解体費用もかかりますし、地域限定で古家付きの物件を探している人がいるかもしれません。立地や家の状態によりますので、不動産会社に相談したほうがいいでしょう。

築年数が古い一戸建ては、土地価格が主となり価格の安さが魅力ですが、1981年6月以前に建築確認を受けた旧耐震基準のものは耐震性に不安があったりします。また、知らない間に地盤沈下などにより建物が傾いたり、床下がシロアリの被害を受けていたりする可能性もあり、売却する前に家の状態を確認しておくことが重要です。

買主の立場で考えると、購入する家が安心であるというお墨付きがほしいところ。売却前に専門業者にホームインスペクション(住宅診断)を依頼するという方法があります。ホームインスペクションは、住宅診断士が住宅の劣化状況や欠陥の有無など100項目以上のチェックを行い、家の状態を確認。専門家にチェックしてもらうことで、そのレポートをもとに自信を持って売り出すことができるでしょう。不具合を修繕することで、物件の価値を上げることができる場合もあります。

このホームインスペクションは、自分たちで依頼しなくても取り扱っている不動産会社もありますので売却前に調べてみましょう。

一戸建てを売却する場合、売主には瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)が生じます。瑕疵担保責任とは、売却後に欠陥や不具合が見つかった場合、売主が買主に対して追う責任のことで、補修費用が必要な場合は売主が負担することになります。売却後に追加で大きな負担をすることになるので、売る前に心配をなくしておきたいものです。なお築年数の古い住宅では、「売主は瑕疵担保責任を負わない」という特約を付加するケースもあります。

不動産会社のなかには、瑕疵保証サービスを取り扱っているところもあります。このサービスを利用すれば、売却後の一定期間は補修費用等を負担してもらえ、売主と買主双方にメリットがあるのです。会社ごとに対象となる物件や契約内容、保証期間などが決められているようですので、あらかじめ確認しておきましょう。

瑕疵担保責任と、瑕疵保証とは?

高く売るために!一戸建て売却の際にやっておくべき4つのことは、こちら

このほか、仲介で売却するのがむずかしい場合など、不動産会社が買取をしてくれることもあるので、相談してみましょう。

不動産売却HOME4U築年数が古い一戸建ての売却方法についてお伝えしました。売った後にトラブルにならないよう、しっかりと家の状態を調べておきたいもの。瑕疵保証やホームインスペクションなど、不動産会社で取り扱っているサービスもあります。HOME4Uでは最大6社に査定を依頼できます。複数の不動産会社に査定を依頼してコンタクトを取り、確認してみるとよいでしょう。