マンション売却の見積もりとは?取る際の注意点も解説

マンション 売却 見積もり

マンションを売却する際、不動産会社に見積もりを依頼して、どれくらいの価格で売却できるのかを知る必要があります。
見積もり結果を基準に売り出し価格を設定することで、高く売れるだけでなく、安売りして損することも避けられます。

この記事では、マンション売却における見積もりについて、取得方法や注意点について解説します。また、マンション一括査定サービスについても紹介していますので、売却を検討されている方は、ご参考ください。

不動産会社選びで、売却は数百万円「売値」が変わります。
査定価格は不動産会社によって違うので、高く・早く売るなら、複数の不動産会社の査定価格を比較することが大切です。
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1.マンション売却時の見積もりとは?

マンション売却時の見積もりとは

マンション売却における見積もりとは、売却したいマンションが「いくらで売れるのか」を算出することです。

マンションの見積もり額は、周辺環境や物件の状態など、あらゆる条件を元に算出されます。そして見積もり額を参考にして、売り出す価格を決めます。

マンションは様々な条件で価値が変化するため、売ると決めたタイミングで見積もりが必要です。

ただし、見積もりで算出される価格は、「実際に売れた時の価格」ではありません。見積もり額を参考に売り出し価格を決めますが、需要が高いと判断すれば見積もり価格をより高く設定して売れることもありますし、反対に売り手からの値引き交渉で、見積もり額よりも安い価格で売却となるケースもあります。

そのため、見積もり額は、あくまで参考程度と考えて、価格設定を行いましょう。

2.マンション売却で見積もりが必要な理由

マンション売却で見積もりが必要な理由

マンションを売却する時に、見積もりが必要な理由は次の3点です。

  • マンションがいくらで売れるのかを把握するため
  • 売り出し価格を設定する際の参考になるため
  • 不動産会社と営業担当者を見極めるため

それぞれについて解説します。

2‐1.マンションがいくらで売れるのかを把握するため

マンション売却における見積もりは、マンションがいくらで売れるのかを把握するために行います。

マンションの価値は、築年数が過ぎるほど減少していきます。ただし、物件の状態やその時の景気によっては、築年数が経過していても購入時より高く売れることもあります。

その他に、周辺環境や景気も価格に影響しますが、これらはその時の状況で評価するため、同じ見積もり結果になるわけではありません。

そのため、売却を決めた時に物件の状態やその他の条件など細かくチェックしてもらい、いくらで売れるのかを査定してもらう必要があるのです。

2‐2.売り出し価格を設定する際の参考になるため

見積もりは、売り出し価格を決める際の指標になります。

物件をスムーズに売却するためには、適正な売り出し価格を設定することが大事です。適正価格から大きく外れた価格設定で売り出してしまうと、なかなか売れないままの状態が続く可能性があります。

結果的に売れ残ってしまったり、物件の価値を下げてしまったりすることにも繋がってしまいます。

適正価格で売り出すことは、買い手がつきやすくなり、早期の売却にも繋がります。

2‐3.不動産会社と営業担当者を見極めるため

マンション売却を成功させるためには、価格だけではなく安心して任せられる営業担当者を見つけることも重要です。

見積もり結果から、営業担当者の能力や売却活動に対する熱意は、ある程度図ることができます。
また、査定内容だけでなく、営業担当者と相性が合うかも確認しましょう。見積もり結果が納得いくものであっても、円滑なコミュニケーションが取れなければ、売却活動を進める上で悪影響になる可能性があります。

3.マンション売却時の見積もりはどこで取れる?

マンション売却時の見積もりはどこで取れる?

マンション売却時の見積もりは、不動産会社に査定依頼をして取得することができます。

不動産会社に査定を依頼する際のポイントは、複数社に依頼することです。

それぞれの不動産会社によって査定基準が異なるため、見積もり金額や内容にも差があります。査定は必ず複数社で見積もりを取って比較してください。

また、査定内容に問題はないのかだけでなく、不動産会社との相性も売却を成功させるためには大事なので、確かめるためにも複数社に依頼して比較します。

マンション売却査定のおすすめは、NTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」の一括査定サービスです。

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運営会社であるNTTデータグループによる審査によって、選りすぐりの不動産会社が多数登録されていますので、ぜひご利用ください。
まずは、「不動産売却 HOME4U」で査定を依頼し、査定額を比較しましょう。

4.マンションの見積もり方法は2種類

マンションの見積もり方法は2種類

マンション売却の見積もり方法は、机上査定と訪問査定の2種類の方法があります。
それぞれについて、解説します。

4-1.机上査定

机上査定(簡易査定)とは、物件の情報をベースに査定し価格を見積もりする方法のことです。

物件の情報とは、築年数や間取り、室内の状況などです。類似物件や過去の取引事例を参考に評価を付けるため、精度は高いとは言えません。

ですが、事例が多ければ多いほど査定額の精度は高くなります。

また、現地に訪問する必要がないので、訪問査定と比較して短い期間で結果を得ることができます。あくまで過去の事例を元にしたデータであるため、大体の価格を知りたいという場合に利用し、売却意思が固まっているのであれば訪問査定を利用します。

4-2.訪問査定

訪問査定とは、不動産会社の査定担当者が現地に訪問し、物件を直接確認して評価する方法です。

過去の事例やデータでは評価できない、物件の状態や設備状況なども細かくチェックし、査定額を算出します。その分、机上査定と比較して精度が高いです。

実際にマンションを売却するとなれば、売り出し価格を設定しなければならないので、買い手がつくような価格設定を行うためにも訪問査定は必ず行いましょう。

5.マンション売却の見積もりに影響するポイント

マンション売却の見積もりに影響するポイント

マンションの見積もりは、物件の細かい条件や状態など確認した上で算出されます。見積もりに影響するポイントは以下の通りです。

  • 築年数
  • 物件の状態と条件
  • 周辺環境
  • 見積もり時の景気

それぞれについて、詳しく解説します。

5‐1.築年数

マンションを売却するにあたり、売却価格に大きく影響するのが築年数です。

マンションの価値は、築年数が経過しているほど査定額が下がるのが基本です。

築年数20年ごろまではマンションの価格は下落し続けますので、所有している物件の築年数は把握しておきましょう。

また、築年数によっては耐震性があるかどうかも評価基準となります。

1981年の6月より前に建設されたマンションは旧耐震基準なので、以降に建設されたマンションよりも耐震性が弱いという判断になり、査定額が下がる可能性があります。

マンション売却を検討しているなら、早めに査定してもらうことが大事です。

5‐2.物件の状態と条件

築年数と同等に見積もり時に重要視されるのが、物件の状態と条件です。
物件の状態は、主に以下の点が査定に影響します。

  • 室内の汚れ
  • お風呂
  • 洗面台
  • キッチン

特にお風呂や洗面台、キッチンなどの水回りの状態は、買主が物件を選ぶ際に重要視するポイントなので、査定額に与える影響は大きいです。

水回りがきれいであったり、システムキッチンなど新しい設備が導入されていたりする場合は、査定額が上がりやすいです。反対に、目立つような劣化があれば、査定価格は下がってしまいます。

また、以下のような物件の条件も査定額に影響します。

  • 階数
  • 間取り
  • 床面積
  • 日当たり
  • 方角

マンションは高層階ほど人気があるので、価格も高くなります。
また、日当たりの良さや、人気のある角部屋や方角の部屋なども、物件選びの際は重要視される傾向にあるため、査定額に与える影響は大きいです。

5‐3.周辺環境

マンション近くの周辺環境も、査定額に影響します。

周辺の治安が良く、公共交通機関や商業施設へのアクセスが便利であれば、査定額も高くなります。

反対に、駅からのアクセスが悪い、繁華街などに近いエリアにあるなどの場合は、査定額が下がってしまう場合があります。

5‐4.見積もり時の景気

マンション売却の見積もりを取る際の景気も、査定額に影響します。

景気がよければ、不動産の購入を希望する人は増えるため、需要が高まり価格も上がります。反対に、景気が悪ければ需要は減るため、マンションの価格も下がってしまいます。

そのため、マンション売却を視野に入れているのであれば、景気の状況もふまえた上で売却するタイミングを考えなければなりません。

その他、住宅ローン金利もマンション購入の需要に影響を与えますので、合わせて確認しましょう。

6.マンション売却の見積もりを取る際の注意点

マンション売却の見積もりを取る際の注意点

マンション査定の注意点は、以下の3点です。

  • 見積もりの結果と相場を比較する
  • 見積もり額の根拠を確認する
  • 見積もりは複数の不動産会社に依頼する

それぞれについて、解説します。

6‐1.見積もりの結果と相場を比較する

マンションの見積もりを取得したら、必ず相場と比較してください。

不動産会社は契約を獲得するために、敢えて相場よりも高い見積もり価格を提示するケースがあります。
一見、本来の売却価格よりも高く売れるように思えますが、相場から大きく外れた価格で売り出してしまうと、買い手が中々つかず、売却活動が上手く進まない場合があります。

結果的に売却活動が長期化して、本来の売却価格よりも下げて売ることになる可能性もあります。高く売り出したはずが結果的に損してしまうことになりかねないため、「適正な価格で売り出す」ことはとても大事なのです。

6‐2.見積もり額の根拠を確認する

不動産会社から取得した見積もりの内容に目を通す際、見積もりの根拠についても確認しましょう。

それぞれの不動産会社で独自の査定基準を設けているので、「どうしてこの査定額なのか」を考えながら見積もり結果を確認します。疑問点があれば、不動産会社に確認をし、明確な答えが返ってくるかどうか確かめましょう。

前述したように、敢えて高い査定価格を提示してくる場合もあり、その査定額に根拠がないことも珍しくありません。根拠のない査定結果を鵜呑みにしてしまうと、マンションの売却に失敗する可能性もありますので、見積もりの内容は細かく確認しましょう。

6‐3.見積もりは複数の不動産会社に依頼する

見積もりを取るなら、複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。

不動産会社ごとに独自の査定方法を取り入れているため、査定結果も異なります。査定額に大きな差が生じることもあるため、それぞれの見積もり結果を比較して、妥当性を見極めましょう。

また、査定結果と合わせて大事なのが、不動産会社との相性です。納得の査定額であったとしても、担当者が売却活動に熱心でない場合や、円滑なコミュニケーションがとれないなど、相性が合わないと、マンション売却を成功させることはできません。

安心して任せられる不動産会社と出会うためにも、複数社に査定依頼しましょう。

7.おすすめのマンション売却査定依頼は一括査定サイト

おすすめのマンション売却査定依頼は一括査定サイト

マンションの売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社と営業担当者を見つけることがとても重要です。

そのために、複数の不動産会社に見積もりを依頼することをおすすめしていますが、1社ずつ個別に問い合わせをすると多くの時間と手間がかかります。

そこで便利なのが、一括査定サイト「不動産売却 HOME4U」です。

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この記事のポイント

マンションの見積もりはどこに依頼すればいいの?

マンションの見積もりは、不動産会社に依頼すれば取得できます。

詳しくは「3.マンション売却時の見積もりはどこで取れる?」をご参考ください。

マンションの見積もりはどんな方法があるの?

マンションの見積もりは、以下の2つの方法で算出します。

  • 机上査定
  • 訪問査定

詳しくは「4.マンションの見積もり方法は2種類」をご参考ください。

マンション売却の見積もりを取る際の注意点は?

マンション売却の見積もりを取る際の注意点は、以下の通りです。

  • 見積もりの結果と相場を比較する
  • 見積もり額の根拠を確認する
  • 見積もりは複数の不動産会社に依頼する

詳しくは「6.マンション売却の見積もりを取る際の注意点」をご参考ください。