更新日:2023.11.08 マンション売却ガイド マンション査定のポイントは?おすすめのシミュレーションサイトも紹介 お持ちのマンションを査定したいとき、不動産会社にいきなり行くのは少し荷が重いと感じますよね。そんなときは、インターネットから匿名ですぐに査定結果が見られる「マンション査定シミュレーションサイト」の利用がおすすめです。 この記事で紹介する「マンション査定シミュレーションサイト」は、マンションの売却価格だけでなく、ローン残債などから売却時の手残り金額までも算出できます。 この記事を読むとわかること マンション査定シミュレーションサイトのメリットとデメリット マンション査定シミュレーションサイトで簡単に査定する方法 マンション査定シミュレーションサイトの注意点 初めてマンション売却を行う方にも、マンション査定についてわかりやすくご紹介しますので、参考にしてください。 「マンションを売りたい」と悩んでいる方へ マンションを売りたいけど、どうしたらいいか分からない方は、まず不動産会社に相談を 「不動産一括査定」なら複数社に査定依頼でき”最高価格”が見つかります 「NTTデータグループ運営」のHOME4Uなら、売却に強い不動産会社に出会えます 完全無料一括査定依頼をスタート Contents1. マンション査定シミュレーションサイトのメリット・デメリット1-1. マンション査定シミュレーションサイトのメリット1-2. マンション査定シミュレーションサイトのデメリット2. 画像付き!「マンションプライス」の使い方を解説2-1. マンション名を入力2-2. ヒットしたマンション名をクリックして詳細を確認2-3. 物件情報の下の「売り出し価格」の事例を見る2-4.【独自サービス】「売却額シミュレーション」で事例から手残りを算出3. マンション査定シミュレーションサイトの3つの注意点3-1. 築年数が浅いと売却事例のデータが出ないことがある3-2. 首都圏以外のマンションはシミュレーション結果が出ないことも3-3. 売却に関する相談ができないこの記事のポイント 1. マンション査定シミュレーションサイトのメリット・デメリット マンション売却の査定は、不動産会社に足を運ばなくてもインターネットから簡単に行えます。 インターネットから簡単にできるマンション査定には、「マンション一括査定サイト」と「マンション査定シミュレーションサイト」の2種類があります。 不動産会社に査定を依頼して売却の相談をしたい場合は「マンション一括査定サイト」の利用をおすすめしますが、お住いのマンションの売却事例や概算の売却価格をいますぐ知りたい場合は、「マンション査定シミュレーションサイト」の利用がおすすめです。 「マンション査定シミュレーションサイト」は、過去の査定データをもとにマンションの売却価格を瞬時に割り出します。 近年は、AI(人工知能)がデータベース上の類似物件を参照して査定結果を出してくれる「AIマンション査定シミュレーション」も登場しました。 この記事では、手軽にマンションの売却価格が算出できる「マンション査定シミュレーションサイト」のメリット・デメリットとその使い方、注意点までをご紹介します。 いますぐマンションの売却価格が知りたい場合は、ぜひこの記事を参考に「マンション査定シミュレーションサイト」を利用してみてください。 「マンション査定シミュレーションサイト」を使うにあたって、まずメリットとデメリットを確認しておきましょう。 1-1. マンション査定シミュレーションサイトのメリット 「マンション査定シミュレーションサイト」のメリットは、以下の3つです。 インターネットですぐに結果が分かる 無料でシミュレーションできる 個人情報入力せず匿名でマンション査定がシミュレーションできる 詳しく見ていきましょう。 インターネットですぐに結果が分かる 「マンション査定シミュレーションサイト」のもっとも大きなメリットは、その場ですぐに結果が分かることです。 「マンション査定シミュレーションサイト」は、マンション名を入力しただけで過去の事例から売却価格が確認できます。 「マンション一括査定サイト」もインターネットから査定依頼できますが、申し込み後、不動産会社からの連絡を待つ必要があります。 そのため、すぐには売却価格が分かりません。 マンションの売却価格をすぐに知りたい場合は、「マンション査定シミュレーションサイト」の利用がおすすめです。 無料でシミュレーションできる 「マンション査定シミュレーションサイト」は、無料でマンション査定のシミュレーションができます。 一回限りではなく、何度シミュレーションをしても一切料金がかかりません。 気軽に使いやすいので、お住いのマンションがいくらで売れるか少しでも気になったら、ぜひ利用してみましょう。 個人情報入力せず匿名でマンション査定がシミュレーションできる 「マンション査定シミュレーションサイト」は、個人情報を入力せず匿名でマンション査定のシミュレーションができます。 「マンション一括査定サイト」でマンション査定を一括で依頼する場合、個人情報入力が必須です。 一方、「マンション査定シミュレーションサイト」は個人情報入力がないため、不動産会社から電話やメールで連絡が来ることもありません。 匿名で簡単にマンションの売却価格を確認したいなら、「マンション査定シミュレーションサイト」の利用をおすすめします。 1-2. マンション査定シミュレーションサイトのデメリット 「マンション査定シミュレーションサイト」のデメリットは2つあります。 個々の物件に特有の事情までは査定に反映されない 売却方法や売却後についての相談ができない 詳しく見ていきましょう。 個々の物件に特有の事情までは査定に反映されない 「マンション査定シミュレーションサイト」のデメリットのひとつが、お住いの部屋の事情まで反映した売却価格がわからないことです。 たとえば、以下の条件に該当する場合、マンションの査定額は上がる傾向にあります。 角部屋 日当たりがよい 景色がよい 直近で設備をリフォームをしている 「マンション査定シミュレーションサイト」は、このような事情を反映した査定シミュレーションができません。 「マンション査定シミュレーションサイト」は、過去の売却事例をもとに査定額を算出します。 たとえば、隣の部屋の売却事例があったとしても、お住いの部屋と少しでも間取りや方角などの条件が異なれば、売却価格も変わることがあるのです。 そのため、売却したいお部屋に独自のセールスポイントがあれば、「マンション査定シミュレーションサイト」で出した売却額よりも高値になります。 反対に、マイナスポイントがあれば、シミュレーションした売却額より安くなってしまう可能性もあります。 なお、マンション売却の査定にリフォームがどう影響するかについては、以下の記事をご確認ください。 マンション売却のリフォーム不要説は本当?すべきか否か判断する方法は? 初めてマンションを売る人の中には、「リフォームしないと売れないのではな 売却方法や売却後についての相談ができない 「マンション査定シミュレーションサイト」の用途は、マンション売却のシミュレーションです。 シミュレーション結果は不動産会社に通知されないため、売却の仕方や、売却後に関する具体的な相談をすることはできません。 シミュレーションの結果を見て売却を検討した場合は、別途不動産会社にマンションの査定依頼をしましょう。 マンション売却の詳しい流れは、以下の記事で確認できます。 マンション売却の流れを8ステップで詳しく解説! マンション売却を成功させるには、はじめに全体の流れを知ることが重要です 2. 画像付き!「マンションプライス」の使い方を解説 マンション査定シミュレーションサイトはいくつかあります。 その中でも、売却額の概算だけでなく、HOME4U運営の手残り金額まで分かる「マンションプライス」がおすすめです。 ここでは「マンションプライス」の使い方をご紹介します。 「マンションプライス」の査定シミュレーションは、たった4ステップで完了します。 マンション名を入力 ヒットしたマンション名をクリックして詳細を確認 物件情報の下の「売り出し価格」の事例を見る 【マンションプライス独自】「売却額シミュレーション」で事例から手残りを算出 詳しくご説明します。 2-1. マンション名を入力 まずは「マンションプライス」にアクセスしてください。 ページ上部に検索窓があるので、マンション名を入れて検索ボタンを押します。 または、ページ中央の検索窓からも同じ操作でマンションのデータが見られます。 マンション名を入力する際は、正式表記でないと検索でヒットしないので注意が必要です。 たとえば、マンション名の一部が「お茶の水」だった場合、「御茶ノ水」と表記すると、検索結果に該当のマンションが表示されません。 必ず正式表記で入力するようにしてください。 もし検索結果にお住いのマンションが表示されなければ、ページ中央部の「エリアからマンションを探す」でエリアを選んで検索することも可能です。 「エリア」を選択すると詳細検索ページが開かれ、さらに「町字で絞り込む」から町名を選んで絞り込み検索ができます。 2-2. ヒットしたマンション名をクリックして詳細を確認 検索結果が表示されます。 ヒットしたマンション名をクリックして、詳細を確認しましょう。 このとき、右側にあるオレンジのボタンは押さないよう注意してください。 2-3. 物件情報の下の「売り出し価格」の事例を見る マンションの詳細情報ページが開きます。 マンション情報の下に画面をスクロールさせると、「売り出し価格」のデータが見られます。 左側の「このマンションの過去の売り出し事例」を確認しましょう。 「もっと見る」が表示されている場合は、クリックするとすべての情報が見られます。 売却したいマンションに「間取り」や「専有面積」、「部屋の方角」などが近い部屋の「売り出し価格」を確認しましょう。 さらに下に画面をスクロールさせると、「売買価格の推移」がグラフ化されています。 ここで直近の売却価格が上がっているか、下がっているか確認しましょう。 オレンジの線が売却したいマンションの価格、黒い線が周辺エリアの価格です。 また、ページ下部では「売却成約期間」のデータも確認できます。 実際に売るとき、「マンションがどのくらいの期間で売れるのか」の目安になります。 左側が売却したいマンションの売却が成立した期間、右側が周辺エリアのマンションの売却が成立した期間を表す平均値です。 2-4.【独自サービス】「売却額シミュレーション」で事例から手残りを算出 「マンションプライス」には、売却額とローン残債から手残り金額がシミュレーションできる独自サービスがあります。 手残り金額は、マンションの詳細情報ページで、「売却成約期間」の下部にある「売却額シミュレーション」から確認します。 「想定売却価格」に「売り出し価格」の項目で確認した金額を、「ローン残債金額」に現在の残債を入力し、「計算する」ボタンをクリックしてください。 すると、右側に手残り金額が算出されます。 諸経費の内訳も出るので、確認しておきましょう。 ここまで「マンションプライス」の使い方を紹介してきました。 お住いのマンションがいくらで売れるか少しでも気になったら、ぜひ「マンションプライス」を利用してみてください。 次の章では、マンション査定シミュレーションサイト全般の注意点をお伝えします。 3. マンション査定シミュレーションサイトの3つの注意点 前章では「マンションプライス」の使い方をご紹介しました。 ここからは、マンション査定シミュレーションサイト全般の注意点をお伝えします。 マンション査定シミュレーションサイトを利用する際は、次の3つに注意しましょう。 築年数が浅いと売却事例のデータが出ないことがある 首都圏以外のマンションはシミュレーション結果が出ないことも 売却に関する相談ができない 詳しく解説していきます。 3-1. 築年数が浅いと売却事例のデータが出ないことがある マンションの築年数が浅いと、シミュレーションサイトで過去の売却事例のデータが出ないことがあります。 たとえば、築年数が1年以下で、まだ誰ひとり部屋を売却していない場合はデータが存在しないため、シミュレーションができません。 シミュレーションサイトは、築年数を重ねるほど有益な結果が出る仕組みになっているのです。 3-2. 首都圏以外のマンションはシミュレーション結果が出ないことも 首都圏のマンションは売却されるケースが多いため、データが豊富に存在する傾向にあります。 しかし、首都圏以外では売却された事例がないマンションも存在するのです。 そのような場合は、マンション名で調べても、シミュレーション結果が出ない可能性があります。 3-3. 売却に関する相談ができない シミュレーションサイトで出したマンション査定シミュレーションの結果をもとに、不動産会社とのやりとりはできません。 シミュレーション結果は不動産会社に通知されないため、実際の売却に関する相談がしたいときは、別途依頼が必要になります。 シミュレーションの結果を見て売りたいと思ったら、以下の記事を参考に不動産会社に詳しい査定依頼を申し込みましょう。 マンション売却の流れを8ステップで詳しく解説! マンション売却を成功させるには、はじめに全体の流れを知ることが重要です なお、不動産会社に査定依頼をするなら、複数社に査定を依頼するのをおすすめします。 複数社に査定を依頼する際に便利なのが、NTTデータグループが運営する一括査定サイト「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」です。 「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」はカンタンな情報を入力するだけで、全国の優良な不動産会社2,300社のなかから、最大6社を選んでまとめて査定依頼ができます。 信頼できる優良な不動産会社を探すなら、「不動産売却 HOME4U」をぜひご活用ください。 【無料】一括査定依頼スタート この記事のポイント マンション査定シミュレーションサイトのメリットとデメリットは? マンション査定シミュレーションサイトのメリット・デメリットは以下の通りです。 <メリット> インターネットですぐに結果が分かる 無料でシミュレーションできる 個人情報入力せずに査定シミュレーションできる <デメリット> 個々の物件に特有の事情までは査定に反映されない 売却方法や売却後についての相談ができない 詳しくは「1. マンション査定シミュレーションサイトのメリット・デメリット」をご確認ください。 マンション査定シミュレーションサイト「マンションプライス」の使い方は? 「マンションプライス」は、次の4つのステップで利用できます。 マンション名を入力 ヒットしたマンション名をクリックして詳細を確認 物件情報の下の「売り出し価格」の事例を見る 【独自サービス】「売却額シミュレーション」で事例から手残りを算出 詳しくは「2. 画像付き!「マンションプライス」の使い方を解説」をご確認ください。 マンション査定シミュレーションサイト利用時の注意点は? マンション査定シミュレーションサイトを利用する際は、次の3つに注意しましょう。 築年数が浅いと売却事例のデータが出ないことがある 首都圏以外のマンションはシミュレーション結果が出ないことも 売却に関する相談ができない 詳しくは「3. マンション査定シミュレーションサイトの3つの注意点」をご確認ください。 Facebook twitter feedly