更新日:2025.09.16 不動産売却, 住み替え・買い替え 60代で家を売るメリットは老後の資金確保だけじゃない! 60代で家を売るというと、「老後の資金を確保するため」というイメージが強いかもしれません。でも実は、それだけではありません。 「人生の整理」「未来(住まい)の選択肢が広がる」も大きなメリットに挙げられます。 詳しく見ていきましょう。 Contents1.家を売ることで、人生の「整理」ができる2.住み替え先を自由に選べる3.60代で家を売るのに向いている方とは?60代で家を売るのは、より良い暮らしを手に入れるための第一歩! 1.家を売ることで、人生の「整理」ができる 「家を売る」とは、単に家を手放すことではありません。 これまでの暮らしを振り返り、未来に向けて身軽になる大切な機会でもあるのです。 相続財産の整理 子どもがいてもいなくても、相続は必ず発生します。そのため、現金と不動産の資産バランスを見直し、相続しやすい形に整理しておくことはトラブル回避のために重要です。 よくある、不動産相続トラブル ひとつの不動産を公平に分けることは難しく、相続人同士の争いが起こる 田舎の広い一戸建てを残すと、管理や売却が難しく、空き家として放置されてしまう 元気なうちに家を売却して現金化したり、もしくは、駅近のマンションといった、将来売却しやすい住まいに住み替えたりすれば、トラブルを防ぐことができます。 また、家の売却をきっかけに、後世に残す資産と、人生で使い切る資産の線引きもでき、ゆったりとした老後を送れるはずです。 終活としての整理 住み替えは身軽な暮らしにシフトできる絶好のチャンス。 不用品を処分しよう思っていても、思い出の品などを手放すのが心惜しく、なかなか進まないこともあるでしょう。 しかし、家を売ることで本当に必要なものだけを残すことができます。 「これって本当に必要?」と考えながら整理することで、心も軽くなるでしょう。 2.住み替え先を自由に選べる 60代で家を売ることの最大の魅力は、「次の住まいを自由に選べる」こと。 仕事や子育てといった制約から解放されるタイミングでもあるからです。 さらに家を手放すことで、家の売却で得た新たな資金を得ることができるため、より快適な暮らしを実現することができます。 子どもの近くで暮らせる 近年、注目を集めているのが、親世帯と子世帯が、約1時間以内の場所に暮らす「近居」というライフスタイルです。アクセスの良い駅近マンションなどに住み替えることで、子どもや孫が気軽に訪れやすくなります。 同居とは異なり、何かあったときにサポートし合える距離に暮らしつつ、双方のプライバシーをしっかり守れるのもポイントです。 憧れのエリアで暮らせる 仕事や通勤の関係で、憧れのエリアに住めなかった方も多いのではないでしょうか。 しかし、定年後であれば、仕事にとらわれず、好きな場所で暮らせます。 海の近くや自然の多い場所、観光地など、憧れだったエリアでの暮らしも実現可能です。 憧れの住まいを手に入れられる 若い頃には手が届かなかった物件でも、中古市場に出ていれば手に入る可能性があります。 「当時は買えなかったけれど、今なら購入できる」というケースもあるので、住み替えは憧れの住まいを手にするチャンスです。 家のグレードを上げられる 子どもが家を出たり、広い家の維持が大変になったりしたら、ダウンサイジングを考えるタイミングです。 コンパクトな家に住み替えることで、よりグレードの高い物件を選ぶことができます。 断熱性が高く、日当たりや設備の整った快適な住まいに移ることで、生活の質が向上する可能性も大。 “60代で住み替える方が増えている理由とは?” 近年、60代の住み替えが増えています。 出典:“令和5年度 住宅市場動向調査 報告書”. 国土交通省 住宅局(2024-07) 一次取得者(初めて住宅を取得する方)の年齢はすべての住宅において「30代」が最多です。 しかし、二次取得者(住宅を買い替える方)の年齢は注文住宅で56.5%、分譲集合住宅48.5%、既存(中古)戸建住宅44.9%、既存(中古)集合住宅43.1%と「60歳以上」が最も多くなっています。 この背景には、ライフスタイルや価値観の変化があります。 子どもが独立したり、広すぎる家の管理が負担になったりすることが挙げられます。そのため、掃除や修繕の手間を減らし、より快適な環境に移る方が増えているのです。 また、健康面を考えた住み替えも増加中です。 バリアフリー対応のマンションや駅近の住まいに移ることで、将来的な安心を確保できます。 とはいえ、住み替えの第一歩は、自宅の価値を知ることです。 複数の不動産会社に査定を依頼して、物件を高く売却してくれる不動産会社を見つけましょう。 NTTデータグループ会社が運営する「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」なら、最大6社の優良企業に一括で査定を依頼できます。ぜひご活用ください。 HOME4Uでは、電話から代理での査定依頼も受け付けています。ぜひご利用ください。 3.60代で家を売るのに向いている方とは? ズバリ「新しい生活を楽しむ!」という前向きな気持ちを持っている方です。 新しい住まいを探すことや、荷物の整理や手続きなど、面倒なことを楽しいと思える方ほど、満足度の高い住み替えができると言えます。 そのため、「家を売るのが不安」と感じている方はちょっとストップ! 家を売却するには時間と労力がかかるため、「途中でやめたくなるかも…」という気持ちでは、スムーズに進められません。 大きな不安がある場合は、もう少し情報収集を重ねて、納得がいく段階で家を売却しましょう。 関連記事 老後の住まいに必要な資金はいくら?住居の種類別にシミュレーション 老後の住まいに必要な資金はいくら?住居の種類別にシミュレーション 更新日:2025/09/16 不動産売却塾編集部が教える、マンションを高く売る4つのコツ 不動産売却塾編集部が教える、マンションを高く売る4つのコツ 更新日:2025/04/15 大手と中小、どっちがいい?不動産会社選びで失敗しない方法 大手と中小、どっちがいい?不動産会社選びで失敗しない方法 更新日:2025/09/16 HOME4U(ホームフォーユー)実際どう?リアルな利用者の口コミ・評判 HOME4U(ホームフォーユー)実際どう?リアルな利用者の口コミ・評判 更新日:2025/10/02 自宅のマンションの売却相場を調べるには?マンション名から、すぐ検索でき 自宅のマンションの売却相場を調べるには?マンション名から、すぐ検索でき 更新日:2025/09/16 一度の申し込みで 最大6 社に依頼 できる 売却したいけど何から始めたらいいかわからない方は 不動産売却のプロに相談しましょう! 大手から地元密着企業まで約2,500社参画 無料 売却のプロに相談する 60代で家を売るのは、より良い暮らしを手に入れるための第一歩! 60代で家を売ることは、老後の資金確保だけでなく、新しい生活へのステップアップでもあります。 家を売ることで人生を整理し、住み替え先を自由に選び、これからの生活の質を向上させることが可能です。 HOME4U売却体験談~マンション編~ 愛知県名古屋市 Nさん マンション売却成功でゆとりの老後の実現へ 父が亡くなったことと、同時期に自身の定年退職が重なったことがきっかけで、自宅マンションの売却を考えました。 偶然見つけた一括査定サイトの「不動産売却 HOME4U」から、6社に査定を依頼。担当者さんの話しやすさと、相性を重視して1社を選びました。 その後、とんとん拍子に売却の話が進み、3か月で引き渡しまで完了。 売却費用を老後のための貯蓄に回すことに成功しました! 【売却した物件情報】 築年数 13年 間取り 4LDK 売却までの期間 約3か月 もっと見る