更新日:2022.08.05 準備編, 住み替え編, 住み替え・買い替え 住宅購入時の必要書類はどんなもの? 角かえる先生の回答 住宅購入を決めたんなら、申し込みから売買契約、ローンを借りる際など、段階に応じて必要書類を揃えていくことになるんや。特に住宅ローンを申し込むときは、本人確認書類に加えて、収入を証明する書類も必要です。あと、住民票、印鑑証明書など役所へ取りに行く書類もあるので、早めに不動産会社へ確認しておいてな。 Contents住宅や不動産購入に必要な書類!詳しい解説【1】購入申込時に必要な書類【2】住宅ローン事前審査時に必要な書類【3】売買契約時に必要な書類【4】住宅ローン申込時に必要な書類【5】住宅ローン契約時に必要な書類【6】引き渡し、残金決済時に必要な書類必要書類を準備する際の注意点注意点1:住民票、印鑑証明書は多めに用意!注意点2:住民票は本籍地とマイナンバーを除く!まとめこの記事のポイント まとめ 住宅や不動産購入に必要な書類!詳しい解説 住宅購入を決めてから、引き渡しまではさまざまな手続きがあり、その都度、必要な書類があります。 購入申込時 住宅ローン事前審査時 売買契約時 住宅ローン申込時 住宅ローン契約時 引き渡し、残金決済時 それぞれの段階に応じて揃えるべき書類を紹介しましょう。 【1】購入申込時に必要な書類 住みたい家が決まったら申し込みをします。その際には、購入申込書に記載することになります。新築分譲の場合は申込金を支払うことも多いようです。 購入申し込み時に必要な書類は以下の通りです。 購入申込書 本人確認書類 1-1.購入申込書 購入の意思を表すもので、買付証明書といわれることもあります。不動産会社で準備されています。購入希望者の氏名や住所などの個人情報から、マンションなら部屋タイプなど、希望物件など必要事項を書きましょう。 1-2.本人確認書類 運転免許証、健康保険証、パスポートなどが有効です。不動産会社に確認してください。 【2】住宅ローン事前審査時に必要な書類 住宅ローンを借りるために、本人確認書類、収入証明書類、物件に関する情報を金融機関に提出し、事前審査を受けることになります。用意する書類は金融機関によっても異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。 2-1.事前審査申込書 所定の用紙に個人情報、借入金額などを記載します。 2-2.本人確認書類 運転免許証、健康保険証、パスポートなどが必要です。 (借り入れ本人と連帯保証人、担保提供者それぞれ用意) 2-3.収入証明書類 給与所得者:源泉徴収票 個人事業主、確定申告をしている場合:確定申告書、同付表 法人代表者:法人の決算報告書 2-4.物件に関する書類 物件概要書、間取図、土地公図の写しなど、物件の詳細がわかる書類を用意しましょう。 2-5.他の借り入れがわかる書類 他の住宅ローンなどの借り入れがある場合は、借り入れ中の償還予定表、もしくは残高証明書が必要です。 住み替えをご検討の方は関連記事もご覧ください。 不動産売却時の必要書類は?書類一覧と取得方法が知りたい! 【3】売買契約時に必要な書類 売買契約は不動産会社で行われます。売買契約書、重要事項説明書は用意されているので、内容をじっくり読んでおきましょう。署名と捺印が必要です。印鑑(実印)、手付金や仲介手数料の半金なども持参することになります。 3-1.本人確認書類 運転免許証、保険証、パスポートなどを、不動産会社に確認して用意します。 (本人と共有名義者それぞれ用意) 【4】住宅ローン申込時に必要な書類 事前審査に通った後、信用会社による本審査が行われます。さらに詳しい所得関係の書類が必要です。こちらも金融機関によって準備するものが異なりますので、確認しておきましょう。 4-1.借入申込書 所定の用紙に個人情報、借入金額などを記載します。 4-2.団体信用生命保険申込書兼告知書 団体信用生命保険の申し込み及び、健康状態について記入します。 4-3.本人確認書類 運転免許証、健康保険証、パスポートなど (借り入れ本人と連帯保証人、担保提供者それぞれ用意) 4-4.収入証明書類 給与所得者:源泉徴収票、住民税課税決定通知書または住民税課税証明書 個人事業主:確定申告書、納税証明書 法人代表者:法人の決算報告書、法人税納税証明書、法人事業税納税証明書 ※ 前年分だけでなく3年分提出を求められるところもある。 4-5.住民票 同居家族全員の続柄が記載してあるもの。発行後3カ月以内のものなど。 4-6.印鑑証明書 借り入れ本人、連帯保証人、担保提供者それぞれ必要。発行後3カ月以内のものなど。 4-7.他に借り入れがある場合 借り入れ中ローンの返済予定表、返済が確認できる通帳 4-8.物件に関する書類 売買契約書の写し、重要事項説明書の写し、建築確認済証、登記事項証明書、物件概要書、間取図、土地公図の写しなど。購入する物件によって揃えるものは異なります。 【5】住宅ローン契約時に必要な書類 申し込み後に審査に通ったら、ローンの契約書を交わします。 5-1.住宅ローン契約書 借り入れ本人、連帯保証人、担保提供者がそれぞれ署名、捺印します。 5-2.抵当権設定契約書 借り入れ本人、連帯保証人、担保提供者がそれぞれ署名、捺印します。 5-3.住民票 同居家族全員の続柄が記載してあるもの。発行後3カ月以内のものなど。 5-4.印鑑証明書 借り入れ本人、連帯保証人、担保提供者それぞれ必要。発行後3カ月以内のものなど。 【6】引き渡し、残金決済時に必要な書類 代金や仲介手数料の残り、登記費用を支払って、引き渡しを受けます。その際、登記申請のための書類が必要です。いつまでに用意すればよいか聞いておきましょう。 6-1.住民票 同居家族全員の続柄が記載してあるもの。発行後3カ月以内のものなど。 6-2.印鑑証明書 借り入れ本人、連帯保証人、担保提供者それぞれ必要。発行後3カ月以内のものなど。 必要書類を準備する際の注意点 住宅購入をスムーズに済ませるために、まとめて書類を用意できたら安心ですよね。しかし、適当に集めた書類では、受理されないケースもあります。そこで、書類の準備の注意点についてご紹介します。 注意点1:住民票、印鑑証明書は多めに用意! 住民票や印鑑証明書は何度か必要になります。たびたび役所窓口へ取りに行かなくて済むように多めに取っておくのも一案です。ただし住宅ローンを借りる金融機関によって発行後1カ月以内、3カ月以内などの指定がありますので、注意しておきましょう。 注意点2:住民票は本籍地とマイナンバーを除く! 住民票は、本籍地およびマイナンバー(個人番号)を記載して発行してもらうことも可能です。ただし住宅ローン申込時には、本籍地やマイナンバーの記載を省略したものを用意しましょう。 以上が住宅購入時の必要書類です。段階に応じて、さまざまな書類を用意することになります。住宅ローンを借りるための書類が多く、金融機関によっても異なりますので、事前にしっかり確認しておきましょう。 なお、不動産売却の際に必要になる書類は、こちらのページで紹介しています。住み替えの方は、ぜひ売却時に必要な書類もチェックしてくださいね。 また、新居をお探しなら、「中古住宅HOME4U(ホームフォーユー)」をご利用ください。全国の人気物件が大集合!国内最大級の物件数を誇ります。気に入った物件があれば簡単に資料を請求できますので、ぜひ、活用ください。 不動産を売却するならインターネットで24時間いつでも申し込める一括査定サイト「不動産売却 HOME4U (ホームフォーユー)」がおすすめです。 実家など遠方の不動産でも自宅に居ながら複数の企業に査定依頼が可能です。 複数の不動産会社に申し込むことで、価格や企業を比較し、最適な不動産会社を手間なく探すことができます。 【無料】一括査定依頼をしてみる まとめ いかがでしたか?住宅購入には必要な書類があります。 スムーズな売買を行うために、あらかじめどんな書類が必要なのか知っておくと便利です。 購入の申し込み時、ローンの審査時、引き渡し時など、状況によって必要な書類は異なります。書類の記載内容や有効期限に気を付けて、準備を行ってください。 住宅の住み替えや、相続した家を売却してから不動産購入を検討されている場合は、NTTデータグループが運営する「不動産売却 HOME4U」の利用がおすすめです。 一括査定を賢く利用して、スムーズな不動産売却、住み替えを行ってください。 この記事のポイント まとめ 住宅購入時に必要な書類は? 住宅購入を決めてから、引き渡しまではさまざまな手続きがあり、その都度、必要な書類があります。 住宅購入に必要な書類は以下の通りです。 【公的な書類】 運転免許証などの本人確認書類 源泉徴収票など収入証明書類 住民票 印鑑証明書 【銀行や不動産会社の書類】 購入申込書 銀行の事前審査申込書 借入申込書 残高証明書などほかの借り入れがわかる書類 物件概要書など物件に関する書類 団体信用生命保険申込書兼告知書 住宅ローン契約書 抵当権設定契約書 各種手続きに必要な書類については、「住宅や不動産購入に必要な書類!詳しい解説」でまとめています。ご一読ください。 必要書類を準備する際の注意点は? 必要書類を準備する際の注意点は以下の通りです。 住民票、印鑑証明書は多めに用意する 住民票は本籍地とマイナンバーを除いて記載 詳細は「必要書類を準備する際の注意点」をご一読ください。 この記事の編集者 「不動産売却塾」編集部 不動産の売却に特化した情報を発信する「不動産売却塾」編集部です。不動産の売却をスムーズに進めるポイントや、売却時に発生する税金、費用などをわかりやすく解説。掲載記事は不動産鑑定士・宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修を行っています。 運営会社情報(NTTデータスマートソーシング) Facebook twitter feedly