公開日:2018.04.18 / 更新日:2018.05.15 住宅ローン編, 住宅ローン 離婚するとローンの連帯保証人から外れることはできるの? このページをシェアする マネ子先生の回答 たとえ離婚することになったとしても、容易にはローンの連帯保証人から外れることはできないのヨ。なぜなら、連帯保証人は夫婦間ではなく、金融機関との契約だからです。ただ、連帯保証人のまま離婚すると、後々トラブルになる可能性もありますので、正式に離婚手続きをする前に、家の売却など何らかの形で対処されることをおすすめするワ。 詳しい解説 円満な夫婦時代に購入した夢のマイホーム。夫が債務者となり、妻が連帯保証人になるというのは、よく見られるパターンです。連帯保証人とは、債務者(お金を借りている人)が返済を怠った場合、代わりにすべての債務やそれに関する利息などの返済義務が発生する者のことです。債務者がローンを滞納した場合、債権者(銀行などローンを貸している金融機関)は次に連帯保証人へ返済を要求してくるので、代わりに返済をしなければいけなくなります。もしも連帯保証人のまま離婚したら、元夫(妻)がローンを滞納した場合、代わりに返済を強いられることになります。つまり、「離婚しているから、私には関係ない」とは言えなくなるのです。 どうしても連帯保証人から外れたい場合、いくつかの方法はあります。 自分の代わりになる連帯保証人を探す 別の資産を担保にする 住宅ローンを借り換える 残債を一括返済する 「1.の代わりになる人を探す」という方法ですが、依頼された人はローンを肩代わりすることになります。債務を負う覚悟のある人を探すのは、容易ではありません。 「2.別の資産を担保にする」の場合は、住宅ローンに相当する資産を担保にする方法です。資産を持つ親族がいるのなら相談できるかもしれませんが、これも非常に難しいといえるでしょう。 「3.住宅ローンを借り換える」は、別の金融機関で借り換えることになります。残債に対して収入が少ない場合は、新たな連帯保証人を探さなければいけなくなります。 「4.残債を一括返済する」は、住宅ローンの残債を一括返済する方法で、手持ちの資金が必要になります。資金がない場合は、家を売却しなければいけなくなるでしょう。家を売ってもローンが残る場合は、任意売却するという方法もあります。 関連記事「任意売却とは?~競売との違い~」はこちら 関連記事「任意売却や家を売ってもローンが完済できない場合の対処方」はこちら いずれの場合も離婚を理由に連帯保証人から外れるのは非常に難しく、場合によっては家の売却を考える必要も出てきます。離婚手続きをする前に、夫婦間でどうするかをしっかり話し合うことをおすすめします。 あなたの不動産、いくらで売れる?無料で複数社から査定価格をお取り寄せ 「不動産を売ろうと思っているけど、何から始めれば良いかが分からない。」 でしたら、不動産会社に査定を依頼してみることから始めましょう。不動産売却塾を運営している「HOME4U(ホームフォーユー)」は、NTTデータグループが18年以上運営している、複数の不動産会社に無料でまとめて査定を依頼できるサービスです。 提携している不動産会社は、厳しい審査を潜り抜けた信頼できる会社のみ。安心して査定をご依頼ください。 ▼カンタン1分入力 査定の依頼はここから!▼ 都道府県を選択してください 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 群馬県 栃木県 茨城県 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 新潟県 山梨県 長野県 富山県 石川県 福井県 愛知県 静岡県 岐阜県 三重県 大阪府 兵庫県 滋賀県 京都府 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 鳥取県 島根県 山口県 香川県 愛媛県 高知県 徳島県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 市区町村を選択してください 都道府県が選択されていません。 市区町村が選択されていません。 ご指定いただいたエリアへのお問合せは、現在取り扱っておりません。 無料一括査定に進む この記事の編集者 「不動産売却塾」編集部 不動産の売却に特化した情報を発信する「不動産売却塾」編集部です。不動産の売却をスムーズに進めるポイントや、売却時に発生する税金、費用などをわかりやすく解説。掲載記事は不動産鑑定士・宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修を行っています。 運営会社情報(NTTデータスマートソーシング) Facebook twitter feedly