【第1話】わが家が駅近マンションを選んだ理由

千田家の売却体験記 第1話

今日から10回にわたって、「不動産売却塾」の卒業生 千田智子さんのマンション売却体験記をお届けします。

ご主人の転勤で、北関東のある町に越してきた千田さん。最初は会社近くのアパート暮しから始めたのですが、ある事情がきっかけで、駅近マンションを購入することになりました。はたして、どんな事情があったのでしょうか? では、最初の体験記のはじまり、はじまり~。

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体験記・第1話

結婚して16年。

ダンナの会社は、転勤のサイクルが約10年なので、「いつ頃来るのかな~」と思っていたら、15年目に大当たり! 東京への転勤が決まり、2015年の4月から家族そろって東京暮らしが始まりました。

それまで住んでいたのは、北関東にある某県庁所在地。 会社が駅から離れた工業団地にあったので、最初に住み始めたのは、会社近くのアパートでした。

そこは通勤には楽だったのですが、ひとつ問題がありました。

それは、主要駅まで車で30分もかかることです。 転勤で新しい部署へ配属されたのですが、そこは出張が非常に多いところだったのです。

いちおう路線バスはあるようなのですが、住んでいるアパートからは遠く、おまけに本数が少ないのが難点でした。 そのため、ダンナはバスに乗るのを嫌がり、結局出張の朝は、私が車で駅まで送ることになったのです。

駅まで車で片道30分。 駅から帰りは、これから工業団地に通う人の車が大渋滞。 そして、夜も電車の時間にあわせて、駅まで迎えに行くのです。

出張の日は、朝晩あわせて2時間、拘束されることに・・・。 週に2~3回出張のあるときは、もうクタクタでした。

そこへ、長男の妊娠が判明。 車での送り迎えは、大変な重荷になっていったのです。

そんな私の様子を察してか、ダンナが駅前に新築マンションが売り出し中なのを見つけてきました。

駅前から会社へは車で30分。 ちょっと遠かったのですが、実は同僚のほとんどが、出張に便利な駅前に住んでいることがわかったのです。

子育て環境を考えると、学校や駅、スーパーなどがすべて歩いて10分圏内にある駅近がイチバン! 思い切って駅近の新築マンションを購入することにしました。

駅近マンションを選んだ理由は、もう1つあります。 それは、この街に住むのはおそらく10年。もしも売却することになったとき、売りやすいから。

駅から離れた郊外へ行けば、無理のない価格でステキな戸建てを買うことも可能でした。

けれども、売ることを考えたら、駅から遠く、交通機関もバスしかない地域は、不利だと考えたのです。

それに、ダンナはこの場所に定住するつもりはなく、「おそらく10年後にはまた転勤になるのだから、売りやすい駅近マンションがいい」という考えです。

私も帰省することを考えると、駅近のほうが安心と思い、マンション購入に賛成。 即、購入手続きを始めました。

その後、駅近マンションで始まった生活。 長男が生まれ、続いて次男も生まれ、友だちもできて、ずっとそこに住んでもいいと思えるくらい、楽しい毎日でした。

転勤サイクルの10年が来ても、異動の気配はなし。 「もしかしたら、転勤はないのかもしれない」 正直なところ、そんな期待もありました。

その頃は、転勤が本当にやって来るなんて、思いもしなかったのです。

角かえる先生からひとこと

アパートと駅との往復1時間は、エラい大変やったね。家を決めるとき、会社や駅までの距離やらなんやら、何をヒイキするんかがポイントや。電車の使うんが多いんなら、駅近のほうが便利やね。そんで、家族が増えるんなら、スーパーや幼稚園、学校やらなんやら、生活に必要な施設が近くにあるほうが便利やし、安心やね。そないな千田はんへ転勤の話。次回はどないな展開になるんでっしゃろ。楽しみにしててや!