更新日:2025.04.16 住宅ローン地獄からの脱却記録(前島家), 住宅ローン 【第1話】転職を余儀なくされ、住宅ローンの返済が心配… 5回にわたって、「不動産売却塾」の卒業生である前島和男さんの住宅ローン地獄からの脱却記録をお届けします。会社の事業縮小のあおりを受けた前島さん。彼には、どのようなことが待ち受けているのでしょうか?それでは、第1話をお届けします! カンタン1分入力 最大6社に一括で査定依頼あなたの不動産いくらで売れる? \ お持ちの物件を選んでください / 選択してください マンション一室 一戸建て 土地 ビル一室 店舗・事務所倉庫 マンション一棟 アパート一棟 ビル一棟 その他 その他の不動産はこちら \ 「」の所在地を選択してください / 都道府県を選択 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 群馬県 栃木県 茨城県 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 新潟県 山梨県 長野県 富山県 石川県 福井県 愛知県 静岡県 岐阜県 三重県 大阪府 兵庫県 滋賀県 京都府 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 鳥取県 島根県 山口県 香川県 愛媛県 高知県 徳島県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 都道府県が選択されていません。 市区町村を選択 市区町村が選択されていません。 物件を再選択 無料一括査定スタート 物件種別が選択されていません。 査定をご希望のマンション名を教えてください。 マンション名を選択して▼一括査定依頼スタート▼ 「マンション」の検索結果はありませんでした 検索リストにマンション名が無い場合も査定依頼ができます下部の「査定依頼スタート」からお進みください を査定依頼スタート 入力したマンション名で検索 一括査定依頼スタート 上部マンション名を入力いただくと マンションの候補が表示されます 体験記・第1話 現在の会社は、私にとって2社目。なんとか家族を支えて頑張っているが、ここに来るまでは、大きな試練と地獄の日々がありました。ここでは、私と家族が苦しかった日々から脱却できるまでを綴ろうと思います。 私の前職は、電機関連の開発職。入社してから15年、最初は営業を経験し、やっとの思いで希望の開発の仕事ができるようになったのです。 会社の経営も順調のはずでした。私は希望に燃えて、毎日充実して仕事をこなしていたのですが・・・。 2013年の年明けに、今の部署が大きく変更されるかもしれないというウワサを耳にしました。そのときは、単なるウワサと受け流していたのですが、時が経つにつれ、私たちが配置転換されるほどの大きな動きがあるという話になっていったのです。 その頃から、役員や上司が何やら落ち着かない様子なのは、うすうす感じていました。なんとなく、胸騒ぎが大きくなってきた2013年の春、会社は私たち社員に向けて、ある発表をしたのです。 「会社の事業縮小が決まり、開発部門は解体されることになった。開発部門は、九州の工場にある研究所に吸収される。そこで現在、開発部に所属する者は10月を目処に九州へ転勤してもらうことになる。ただ、ここの部署がなくなるため、希望者は早期退職も受け付ける」 九州に転勤。「なんてことだ!」 今の私には、ほぼ不可能な宣告だ・・・。 その理由は、車で1時間半ほどの田舎で1人暮らしをする、年老いた父。 母の亡き後、1人年金暮らしを続ける父に、私たちの家族は同居を何度も打診していました。 けれども、父の返事は「NO!」 「ここの暮らしがいい。ごちゃごちゃした都会の暮らしはごめんだ。ワシは1人でもなんとかやっていける」 そう強く話す父の希望を聞いてやることにしたのですが、最近、持病が出るようになり、病院の世話になることが増えていました。そんな父を1人田舎に置いて、私たち家族が遠く離れた九州へ引っ越しするわけにはいきません。 私は、妻と何度も話し合って決断しました。 「転職しよう」 給料や待遇もよかったので、今の会社を辞めるのは、苦渋の決断でした。 けれども、病気がちの父を1人残していくわけにはいかない。 私はギリギリまで会社に残り、2013年10月に入社以来15年間勤めていた会社を退職しました。それから続く不安な日々・・・。 小学生の娘を抱えて無職の状態になるのは、精神的にもキツイものでした。 勤めていた部署がなくなることで、退職は会社都合の扱いになり、失業保険の給付は3カ月間の待機なくもらえることになったのは、不幸中の幸いでした。 とはいえ、じっとしているわけにはいきません。 私には、守らなければならない妻と子どもがいる。 早速、職探しに向けて、行動を開始しました。 最初は思うような会社がなかなか見つからず苦労しましたが、くじけるわけにはいきません。2カ月ほど就職活動をした結果、中小企業でしたが、これまでと似たような仕事ができる会社に出合うことができ、入社が決まったのです。 そして、2014年1月から、晴れて私は転職先での新しいサラリーマン生活が始まりました。 扱うものは違うけれど、これまで培ってきた開発の知識が少なからず活かせることは、大いに助かりましたが、1つだけ問題がありました。 それは、以前に比べ、手取りが7~8万円減ってしまったこと。 早く就職できて、かつ、同じような職種で働けるところを探した結果でしたが、このご時世、以前と同じ程度の給料を見込めるところは、ほとんどありませんでした。気になることは、住宅ローンを払い続けられるかどうか、ということ。 ただ、そのときの私は早く仕事に慣れることばかりを考えていたので、「なんとかなるだろう」と、ローンについて真剣に考えることはありませんでした。 そんな私の甘さが、その後、悲劇を生むことになるのです。 突然の事業縮小による部署の解体で、会社を辞めなければならなくなった前島さん。運よく転職先が決まったのはよかったのですが、給料が激減したのは大変でしたネ。前島さんには住宅ローンがあるようですが、返済は大丈夫なのでしょうか?「なんとかなるだろう」と軽く考えてしまった前島さんに、どんな悲劇が待ち受けているか、心配だワ。次回をお楽しみに。 次の記事 【第2話】住宅ローンの滞納が始まる