更新日:2022.09.29 実録!わが家のマンション売却体験記(千田家), マンション売却ガイド, 住み替え・買い替え 【第4話】売却と賃貸、売却を選んだらどうなる? 千田さんは前回、マンションを賃貸に出した場合のメリット・デメリットを考えてみたところ、家賃収入がすべて手元に残らないことがわかりました。次に考えたのは、売却した場合のメリット・デメリットです。どんな結論が出たのでしょうか? 興味津々ですね。 体験記・第4話 ダンナの東京転勤が決まり、住んでいるマンションをどうしようか迷っていた私たち夫婦。 仮に賃貸にした場合のメリット・デメリットを考えてみると、維持費やリフォーム代がかかることがわかりました。 それなら、売却した場合はどうなるのでしょうか? じっくり考えてみました。 売却した場合・・・ <メリット> 一気にまとまった収入が手に入る 管理費・修繕費・固定資産税などの維持費が不要になる 家を売って利益があると、譲渡所得を得たことになって、所得税を支払う必要が出てきます。 その計算方法は、これ↓ わが家の場合、想定する売値(譲渡価額)は、マンションを購入したときの価格(取得費)の半分にも満たない可能性があって、逆に損をすることになるので、税金はかからない見込みです。 どうやら金銭的な問題はなさそうです。 それでは、どんな問題はあるのでしょうか? <デメリット> 買い手が見つからないかもしれない 家が売れるまでは維持費がかかる 問題は、うちを買ってくれる人が見つかるかどうか、ということ。 それも、できるだけ早く売ってしまわないと、毎月の管理費や修繕費がかさむことになるのです。 もしかして、これは売却の仲介をしてくれる不動産会社のチカラが大きく関わってくるのではないでしょうか? 調べてみると、不動産会社の中には、「買い取り制度」といって、何カ月経っても売れない場合は、買い取ってくれるところがあるそうです。 買い取りの場合、売値は安くなってしまうらしい・・・。 けれども、売れないままでいると、どんどん維持費がかかることになります。 これはイタ~い出費です。 維持費の出費が続くことを考えると、長い眼で見れば、少々売値が安くなっても確実に買ってもらえるほうが、わが家にとっては大助かりです。 それに、ダンナに確認したのですが、今回の異動で今後の東京勤務は確定のようなのです。 もし再び異動があったとしても、地方都市へ行く可能性はほとんどないとのこと。 つまり、今住んでいるこのマンションには、二度と住むことはないのです。 それなら、なおさらマンションは手放したほうがいいのかもしれません。 もしかしたら、売却のほうに軍配が上がった!? 最終的な決断は、持ち主であるダンナに任せました。 わが家はどうなるのでしょうか? マンションを売却するにしても、メリットもあればデメリットもあります。売却か賃貸かでお悩みの場合は、メリット・デメリットを比較して、自分にとってどちらのほうがお得になるのか、よく考えてみるといいデスヨ。その際のポイントは、目先の利益だけにとらわれず、長い眼で見てどちらがお得になるのかを考えること。千田家はどんな結論を出すのでしょうか? 次回も楽しみにしててくださいネ! 次の記事 【第5話】ついにマンションの売却を決断! 前の記事 【第3話】売却と賃貸、賃貸を選んだらどうなる? Facebook twitter feedly