急いで家を売りたいときはどうしたらいい？

急ぎで家を売りたいなら、不動産会社の買取制度の利用が最も確実な方法と言えます。
仲介での売却より価格は低くなる傾向がありますが、売却完了までの期間が短く、手続きもスムーズで、売却後のトラブルも軽減できるからです。

詳しい解説

相続した不動産を売って現金化したい、今の家を売却して住み替えたい、仲介を依頼しているけどなかなか売れない、など、急いで家を売りたい理由があるものです。そんなときは、不動産会社の買取制度を利用する方法があります。

この方法は仲介で買い手を探すのではなく、不動産会社が買い取ってくれるため、数日〜数週間といった短い期間で売却することが可能です。

さらに、個人への売却と異なり、近所に知られず売却できるというプライバシーの利点もあります。引き渡し後の住宅に不具合があった場合の瑕疵担保責任もなく、仲介手数料も一般的に不要です。（直接の売買でなく買取先を紹介してもらう際は手数料が発生することがあります。）

一方で、不動産会社は物件をそのままか、リフォームして転売するため、査定価格から販売のための広告費、税金、自社の利益などを差し引いた額が買取金額になります。そのため金額は仲介での売却より低めの60～70％前後に設定されることが多いようです。査定依頼の前に、自分でも物件の相場を確認しておきましょう。

加えて、急いで家を売りたいときは、仲介で売却するときに相場より低めの金額で売り出すという方法もあります。ただし金額を下げたからといって、必ずしも売れるとは限らないので慎重に判断しましょう。

家の買取のメリットとデメリット、買取保証については以下の記事をご覧ください。