この記事では、サブリースを検討している方向けに「サブリース大手5社」を一覧形式で紹介し、契約期間や強み等、様々なポイントから比較・検討できるようにしています。

この記事のまとめ

  • サブリース会社大手5選一覧
  • 評判の良いサブリース会社の選び方
  • サブリース会社乗り換えの手順

この記事を読めば「大手サブリース会社」や「サブリース会社の選び方」が理解でき、自分にあった会社を比較して検討・選択できるようになります。

サブリースとはどんな仕組みかなどの基礎知識を知りたい方は、以下の記事をご覧下さい。

【簡単解説】初心者でもわかる「サブリース契約」|仕組み、危険性、締結の判断基準

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1.サブリース会社大手5社 一覧

サブリース契約は「オーナーはサブリース会社に賃貸経営に関する業務を一任できる」などが含まれている内容の契約形態です。

そのためサブリースを利用した賃貸経営においては「どのサブリース会社を選ぶのか」という点が大変重要になってきます。

はじめに、サブリース会社大手5社の一覧表を紹介します。

<サブリース会社大手5社 比較一覧表>

会社名種類契約期間乗り換え強みおすすめの人
東急リバブル不動産管理・投資2年間不可 ※正当な事由が必要空室保証が付いている毎月安定して賃料を受け取りたい方
アレップス不動産管理・仲介・建築事業2年間記載なし豊富なオプションサービスを利用できる充実したオプションサービスを受けたい方
住友林業レジデンシャル不動産管理2~30年間  記載なし ※住友林業レジデンシャル社から解約する場合有価変動や経済情勢による変動にあわせて、賃料査定を実施してくれる長期的にサブリースを行いたい方
日本財託管理サービス不動産管理・土地活用記載なし記載なし豊富な実績とノウハウを持っている豊富な実績・ノウハウを持つサブリース会社にサポートを受けたい方
武蔵コーポレーション不動産管理新築:30年 新築以外:10年可能 ※3か月前に通告が必要更新事務手数料が発生しないランニングコストを抑えたい方

各サブリース会社の特徴について詳しく解説します。

1-1.東急リバブル

<東急リバブルの会社概要>

会社名東急リバブル
種類不動産管理・投資
契約期間2年間
乗り換え不可 ※正当な事由が必要
強み空室保証が付いている
おすすめの人毎月安定して賃料を受け取りたい方

東急リバブルのサブリースプランでは、貸主の所有する物件を東急住宅リースで借受けて転借人に転借します。

空室保証が付いているため、毎月定額の賃料を受けることが可能です。

サブリース期間は2年間で、正当事由がない限り「乗り換え」ができません。

多岐に渡る業務内容を請け負ってくれるため、賃貸管理をサブリースで丸投げしたい方におすすめです。

HOME4U提携企業:東急リバブル株式会社

1-2.アレップス

<アレップスの会社概要>

会社名アレップス
種類不動産管理・仲介・建築事業
契約期間2年間
乗り換え記載なし
強み豊富なオプションサービスを利用できる
おすすめの人充実したオプションサービスを受けたい方

アレップスの一括借上プランでは満室賃料を査定し、査定額の80~92%を保証賃料として支払いしてくれます。

そのため、空室が発生しても、オーナーは安定した保証賃料を受け取り続けられます。

また、用意されているオプションサービスが豊富なので、オーナーには負担がかからない状態で入居者満足度が高められる「賃貸管理サービス」の実施が叶います。

手間を減らしつつ、入居者満足度を高めるためにオプションサービスをたくさん選びたいという方におすすめです。

HOME4U提携企業:株式会社アレップス

1-3.住友林業レジデンシャル

<住友林業レジデンシャルの会社概要>

会社名住友林業レジデンシャル
種類不動産管理
契約期間2~30年間
乗り換え記載なし ※住友林業レジデンシャル社から解約する場合有
強み価変動や経済情勢による変動にあわせて、賃料査定を実施してくれる
おすすめの人長期的にサブリースを行いたい方

住友林業レジデンシャルのサブリースは契約期間が2~30年と、サブリースの考え方にあわせて期間を選択できます。

査定賃料は2年ごとに見直し、保証家賃は査定賃料の80~90%を確保してくれるため、安定した家賃保証を受け取れます。

仮に、物価変動や経済情勢による変動があったとしても「賃料改定の協議」が可能です。

柔軟に対応してくれるため、安心して利用できます。

1-4.日本財託管理サービス

<日本財託管理サービスの会社概要>

会社名日本財託管理サービス
種類不動産管理・土地活用
契約期間記載なし
乗り換え記載なし
強み豊富な実績とノウハウを持っている
おすすめの人豊富な実績・ノウハウを持つサブリース会社にサポートを受けたい方

日本財託管理サービスは、創業33年の不動産の賃貸管理を行う会社です。

扱う賃貸物件の入居率や退去内装の実施が非常に優れているため、サブリースによる効果へ期待できます。
また、日本財託サービスでは27,000戸を超える賃貸物件を扱っています。

豊富な実績とノウハウを持っているため、賃貸管理が初めてという方にも安心できる不動産会社です。

1-5.武蔵コーポレーション

<武蔵コーポレーションの会社概要>

会社名武蔵コーポレーション
種類不動産管理
契約期間新築:30年 新築以外:10年
乗り換え可能 ※3か月前に通告が必要
強み更新事務手数料が発生しない
おすすめの人ランニングコストを抑えたい方

武蔵コーポレーションのサブリースプランは、更新事務手数料が発生しません。

サブリースを長期的に使用したい方の場合にランニングコストを抑えられるため、使い勝手が良いでしょう。

また、区分所有のサブリースにも対応しています。

サブリース契約後もさまざまな選択肢が用意されているため、とりあえずサブリースを始めたいと考えている方におすすめです。

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2.評判の良いサブリース会社の選び方

評判の良いサブリース会社の選び方は、以下のとおりです。

〈評判の良いサブリース会社の選び方〉

実績が豊富か事業計画に正確性があるか担当者との信頼関係が築けるか経営状態が安定しているか管理の質がしっかりしているか


1つずつ順番に見ていきましょう。

2-1.実績が豊富か

実績が豊富ということは、利用者が多くて満足度も高い「信頼できるサブリース会社」である可能性が高いといえます。

反対に実績が不足しているサブリース会社の場合、トラブル対応がずさんだったり、事業として成立していなかったりする可能性があります。

会社の実績は、会社のホームページで確認することが可能です。

評判の良いサブリース会社を選ぶためにも、会社の実績を確認しましょう。

2-2.事業計画に正確性があるか

事業計画はサブリースが成功するための計画書で、入念なリサーチや分析が重要です。

事業計画に正確性がない場合、サブリースをお願いしたとしても成功する確率は低くなります。

賃貸経営を成功させるためにも、正確な事業計画を出してくれるサブリース会社を選ぶことが必要です。

「事業計画が正確かどうかを判断する」具体的なポイントとして、サブリース契約にかかる金額や利益が発生するまでの予想期間が明記されているかのチェックがおすすめです。

自分にとってお得な話ばかりするサブリース会社は避け、事業として成功が現実的なのかを明確にしてくれる会社を選びましょう。

2-3.担当者との信頼関係が築けるか

サブリース契約ではオーナーは入居者と関わることがないため、サブリース会社とのコミュニケーションが重要になります。

担当者からの信頼関係が築けていないと、必要な報告がもらえなかったり、レスポンスが遅かったりなど、入居者の不満やストレスを溜める原因になります。

相性が合わず信頼関係を築けないと感じる場合、無理にサブリース契約を結ぶ必要はありません。

サブリースを成功させるためにも、信頼関係を築ける担当者がいるサブリース会社と契約するのがおすすめです。

2-4.経営状態が安定しているか

経営状態が不安定なサブリース会社の場合、契約後数年の間に倒産してしまうリスクが高くなります。

サブリース会社が倒産してしまうと、保証されている家賃を受け取れなくなる可能性があります。

サブリース会社の経営状態が安定しているか事前に確認しておきましょう。

大手の場合、経営基盤が安定しているため簡単に倒産する可能性は低いです。

経営状態が安定しているサブリース会社を特に重視したい方は、大手のサブリース会社と契約するのがおすすめです。

2-5.管理の質がしっかりしているか

サブリースは家賃保証だけでなく、賃貸管理も行います。

賃貸管理とは「共用部の管理や入居者への対応、修繕などの業務のこと」です。

悪質な場合だと、修繕費用はサブリース賃料から引いているのにも関わらず実際の修繕は行われておらず、オーナーの知らないうちに入居者の不満が溜まっているケースもあります。

退去の原因にもなるため、管理の質がしっかりしているサブリース会社を選びましょう。

3.サブリース会社乗り換えの手順

基本的には安易な理由で、サブリース会社を変えるべきではありません。

ただし、万が一サブリース会社が合わず、乗り換えたいという場合にどのような手順をとるべきか簡単にまとめました。

サブリース会社乗り換えの手順は、以下のとおりです。

〈サブリース会社乗り換えの手順〉

  1. 正当事由を用意する
  2. 次の管理会社を探す
  3. 締結中のサブリース会社に連絡をして、契約を解除する
  4. 次の管理会社と契約する

サブリース会社の乗り換えは、締結中のサブリース会社と契約解除後、次の管理会社と契約を締結する必要がありますが先に次の管理会社を探しておくと、その後の手続きがスムーズです。

ですがそもそもサブリースの場合は、解約時に正当事由を求められるケースがほとんどで、解約をしたくてもできないことが多くあります。

契約を交わす段階で、解約時・乗り換え時の手続き方法や条件などを明確にしておくと安心です。

サブリース契約が解約できないことについて、また具体的な事例は以下の記事で解説しています。

あわせてご覧ください。

まとめ

サブリース契約はサブリース会社に一括して賃貸経営を任せるため、信頼できる会社に依頼する必要があります。

信頼できるサブリース会社を判断するためには、ホームページの会社情報をチェックしたり実績を確認したりするなど、様々な選び方があります。

これからサブリースの利用を考えている方は、本記事を参考にサブリース会社を検討するとよいでしょう。

この記事のまとめ

サブリース会社の大手5社とは?

サブリース会社の大手5社は、以下のとおりです。

・東急リバブル
・アレップス
・住友林業レジデンシャル
・日本財託管理サービス
・武蔵コーポレーション

詳しくは「1.サブリース会社大手5社 一覧」で解説しています。

評判の良いサブリース会社の選び方とは?

サブリース会社の選び方は、以下のとおりです。

・実績が豊富か
・事業計画に正確性があるか
・担当者との信頼関係が築けるか
・経営状態が安定しているか
・管理の質がしっかりしているか

詳しくは「2.評判の良いサブリース会社の選び方」で解説しています。

サブリース会社乗り換えの手順とは?

サブリース会社の乗り換えの手順は、以下のとおりです。

・正当事由を用意する
・次の管理会社を探す
・締結中のサブリース会社に連絡をして、契約を解除する
・次の管理会社と契約する

3.サブリース会社乗り換えの手順」」にて簡潔にまとめています。