小規模マンションの管理を管理会社に任せているものの、
「管理会社からの連絡が遅い」「管理委託費の値上げを打診された」といった悩みを持つ賃貸オーナーの方は少なくありません。

本記事では、小規模マンションならではの管理の課題を整理したうえで、
「小規模マンションに強い管理会社選び」のコツを紹介します。

「自主管理」と「管理会社委託」で迷っている方や、「大手管理会社」と「中小管理会社」のどちらにすべきか決めかねている方へのヒントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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1. 小規模マンション管理の3つの課題

現在の管理会社に不満を感じているオーナーの方は、「別の管理会社に変更するか」、それとも「いっそ自主管理にするか」の2択で迷われているのではないでしょうか。
しかし、マンション管理は専門的かつ煩雑な業務が多いため、管理会社へ委託する方が多いのが実情です。

小規模マンションの管理の課題を整理すると、主に以下の3つが挙げられます。

  • 管理委託費が割高になることがある
  • 管理会社が大規模マンションを優先し、報告・対応が遅れがち
  • 自主管理にすると想像以上に負担が大きい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1-1. 管理委託費が割高になることがある

1つ目の課題は、家賃収入に対して管理委託費が割高になりやすい点です。

一般的な管理委託費の相場は「家賃収入の5%程度」ですが、小規模マンションの場合、大規模マンションより料率が高く設定されるケースがあります。

たとえば総戸数が100戸のマンションで家賃が10万円だった場合、料率が5%であれば管理委託費はひと月あたり50万円です。
ところが同じ家賃で総戸数が30戸だった場合、料率が同じ5%ならば管理委託費は15万円となり、管理会社が受け取れる報酬が少なくなります。

マンションの規模に関わらず、管理業務には一定の人件費や、事務手続きや設備管理などの固定費がかかります。
戸数の少ないマンションでは採算が取れないため、管理会社は委託費の料率を高めに設定することがあるのです。

したがって、小規模マンションでは管理委託費が割高になりやすく、オーナーにとって月々の費用負担が大きくなるといえます。

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1-2. 管理会社が大規模マンションを優先し、報告・対応が遅れがち

小規模マンションは、管理会社からの対応の優先度が下がる場合があります。
管理会社にとって小規模マンションは、大規模マンションに比べて管理にかかるコスト負担が大きくなるからです。

たとえば、エレベーターの保守点検費用は「1基あたり月額◯万円」といった形で決まることが一般的で、マンションの戸数が少なくても安くなるわけではありません。
100戸で1基のエレベーターを維持する場合と、20戸で1基を維持する場合では、コスト負担に5倍もの差が生じます。
そのため小規模マンションは、管理会社から「利益率が低い」と見なされやすいのです。

こうした事情から、小規模マンションは対応が後回しにされやすく、問い合わせやトラブル対応の報告・処理が遅れることがあります。

1-3. 自主管理にすると想像以上に負担が大きい

管理会社との契約を解除し「自主管理」を始めたものの、日々の業務負担が大きすぎると後悔する方も少なくありません。
マンションの管理業務は多岐にわたります。

▼主なマンションの管理業務

  • 入居者募集:営業や集客
  • 契約手続き:入居審査、契約書作成、契約更新など
  • 家賃の管理:全戸の入金確認、滞納者への督促など
  • 建物管理:共用部の清掃、電球交換、法定点検の手配など
  • トラブル対応:設備故障、騒音クレーム、ゴミの放置や散乱など
  • 退去手続き:立会い、原状回復工事の手配、敷金精算など

管理会社に委託すると、上記のような煩雑な管理業務をすべて代行してもらえるため、オーナーの負担は劇的に軽減します。
中でも「契約更新」「原状回復」「敷金精算」といった対応には法律の知識が必要とされるため、管理会社に任せたほうがリスクは少ないといえます。

また、オーナーを取り巻く状況や環境の変化によっては、管理そのものができなくなるリスクがあるのも自主管理の大きな問題点です。

「賃貸管理の仕事内容」一覧&解説|具体的な業務内容の解説から、管理形態の解説まで

2. 小規模マンションをオーナーが「自主管理」するメリット・デメリット

ここでは、管理会社に委託せず「自主管理」を選んだ場合のメリット・デメリットをお伝えします。
ただし、オーナーにとって自主管理は相当な負担となるため、前提として管理会社への委託が推奨される点は押さえておきましょう。

▼小規模マンションをオーナーが「自主管理」するメリット

  • コスト削減になる
  • マンションの事情やトラブルを把握できる
  • 入居者と信頼関係を築きやすい

▼小規模マンションをオーナーが「自主管理」するデメリット

  • 日常管理に体力が必要とされる
  • トラブル対応に精神的負担がかかる

【メリット】コスト削減になる

自主管理の最大のメリットは、管理にかかる費用を節約できることです。

管理会社に委託すると家賃収入の約5%程度の管理委託費が発生しますが、自主管理ならこの費用を丸ごと削減できます。
特に大手管理会社では、手厚いサポートを付加して料率が8%前後となる例もあるため、経費削減効果は大きくなります。

【メリット】マンションの事情やトラブルを把握できる

自主管理では、オーナー自身が日常的に現場をチェックするため、問題点を早期に察知できます。

たとえば、日ごろからオートロックやエレベーターを点検していれば、わずかな異常に早めに気づき、不具合が発生する前に対策を講じることが可能です。
また、自ら巡回をすれば「特定の入居者がマナーを守っていない」といった問題を把握でき、住民トラブルを未然に防ぎやすくなるでしょう。

【メリット】入居者と信頼関係を築きやすい

入居者との距離が近くなるのも自主管理の強みです。

日々の清掃やあいさつを通じて入居者と顔を合わせることで、オーナーの人柄が伝わり、入居者に安心感を与えられます。
交流を重ねるなかで信頼関係が生まれれば、入居者は「このオーナーのマンションに住み続けたい」と思うはずです。
その結果、入居者の「定着率」と「契約更新率」が上がる可能性が高くなります。

【デメリット】日常管理に体力が必要とされる

ここまでメリットを見てきましたが、自主管理には大きなデメリットもあります。

まず、管理業務のすべてを自ら担う必要があるため、オーナーの身体的な負担が大きい点が挙げられます。
たとえば共用部の清掃、敷地内の草むしり、電球交換など、体を動かす作業を日常的にこなさねばなりません。

さらに、「漏水」「窓ガラスの破損」といった住居のトラブルは昼夜を問わず発生するため、深夜でも電話が鳴れば原則対応する必要があります。
そのため、自主管理には相応の体力が求められます。

オーナーが多忙になったり体調不良になったりすると、管理業務が十分にできなくなるリスクがあるのも大きなデメリットです。

【デメリット】トラブル対応に精神的負担がかかる

もっとも大きなデメリットは「精神的な負担」です。

自主管理では、家賃滞納や騒音トラブルといった問題にも自ら対応しなければなりません。
入居者同士のトラブルや理不尽なクレームがあった場合、精神的な疲労は避けられず、大きなストレスが積み重なります。

管理会社に管理を委託すれば、入居者同士の仲裁や、トラブルやクレームへの対応を肩代わりしてくれるため、オーナー自身の精神的な負担はグンと減ります。

一度は自主管理を試みたものの、「電話がかかってくるかもしれない」というプレッシャーから片時も気が休まらず、管理会社への委託に戻すオーナーも多いのが実情です。

3. 小規模マンションを管理会社に「管理委託」するメリット・デメリット

ここまで見てきた自主管理の特徴から、小規模マンションであっても、マンション管理は管理会社に委託したほうがオーナーの負担が軽くなることがおわかりいただけたかと思います。

ここからは、管理会社に委託する場合のメリットとデメリットを確認しておきましょう。

▼小規模マンションを管理会社に管理委託するメリット

  • オーナーの手間や負担が大幅に軽減される
  • マンション管理が専門知識・ノウハウによって最適化される
  • 24時間365日の緊急対応が可能

▼小規模マンションを管理会社に管理委託するデメリット

  • コストがかかる
  • 会社選びを間違えると「放置」されるリスクがある
  • マンションの現状をオーナーが把握できなくなる

【メリット】オーナーの手間や負担が大幅に軽減される

管理会社に委託する最大のメリットは、オーナーの手間や負担が大幅に軽減されることです。

入居者募集から契約、日々の管理業務、退去の手続きまで、あらゆる煩雑な業務を一任できます。

法令で定められた設備点検や長期修繕計画の策定といった専門的な業務も、管理会社がサポートしてくれます。
オーナーは毎月の報告書を確認し、重要な判断を下すだけで済むため、本業に専念しながら安定的にマンション運営ができるのは大きなメリットです。

【メリット】マンション管理が専門知識・ノウハウによって最適化される

マンション管理会社に蓄積されたノウハウから、適切なメンテナンス計画や効率的な管理体制を構築できる点がメリットとして挙げられます。

契約業務や法定点検のスケジュール管理、長期修繕計画の策定などは、法律や建物管理の専門知識がないと実施自体が困難です。
管理会社に委託すれば、こうした難しい業務を代わりに行ってしてくれます。

また、地域ごとの賃貸需要やトレンドを把握しているため、リフォームや最新設備の導入といった効果的な「空室対策」の提案を受けられる点も、資産価値を維持・向上させる上で大きなメリットといえます。

マンション管理のプロからサポートを受けることで、オーナー自身の知識不足から生じる管理上のトラブルや損失のリスクを減らすことが可能です。

【メリット】24時間365日の緊急対応が可能

多くの管理会社では、夜間や休日を含めた24時間365日の緊急対応窓口を設けています。
充実したサポート体制を活用することで、オーナーの肉体的・精神的な負担が軽減されます。

たとえば「真夜中に上の階から水漏れしている」「お湯が出ない」といった緊急事態が発生しても、コールセンター経由で管理会社が一次対応し、専門業者の手配まで進めてくれるのです。
オーナー自身が深夜に駆けつける必要はなく、迅速な対応で入居者にも安心感を与えられます。

【デメリット】コストがかかる

ここまでメリットをお伝えしましたが、デメリットも押さえておきましょう。

小規模マンションを管理会社に管理委託する最大のデメリットは、コストの負担が大きいことです。

大手管理会社のプランでは、手厚いサービスが料金に含まれていることがあります。
小規模マンションでは、もともと一戸あたりの管理委託費が割高になりがちですが、規模に合わないサービス内容を選ぶと、さらに負担が大きくなります。

マンション管理にかかるコストは毎月の管理委託費だけではありません。
年に数回行われる大規模な定期清掃や、消防設備点検などのコストも発生します。

そのため、管理委託をする前に、維持・管理にかかるコストの総額をシビアに見積もっておく必要があります。

【デメリット】会社選びを間違えると「放置」されるリスクがある

小規模マンションの管理に積極的でない会社を選んでしまうと、対応の遅れやトラブルの未解決といった問題が生じるおそれがあります。
入居者対応が遅れると、退去のリスクが高まります。
管理会社の動きの鈍さは、オーナーにとって大きな損失につながりかねません。

「管理会社に任せたはずなのに問題が解決しない…」という事態を避けるため、管理会社の選定は慎重にする必要があります。

全国共通!評判の良い管理会社7つの共通項と会社選びのチェックポイント

【デメリット】マンションの現状をオーナーが把握できなくなる

管理会社に任せきりにすると、日ごろの物件の状態や入居者ニーズなど、現場の管理実態をオーナーが把握できなくなります。

管理会社から届く報告書からは情報が断片的にしか伝わらないため、「今、自分のマンションで何が起きているか」がつかみにくくなりがちです。

そのため、管理委託する場合でも定期的に現地を訪れ、マンションの様子を視察することが重要です。

4. 「大手管理会社」と「中小管理会社」を比較!小規模マンション管理会社の違い

管理会社は「大手」と「中小」に分けられ、それぞれに一長一短があります。
ここでは「大手」と「中小」の主な特徴をお伝えしたうえで、どのようなオーナーに向いているかをご紹介します。

4-1. 大手管理会社の特徴と向いている人

大手管理会社は管理戸数が多く、長年の実績でノウハウが蓄積されています。
対応マニュアルや社内体制が整っており、トラブル発生時の対応力が高いのが強みです。
ブランド力があり経営基盤が安定しているため、倒産リスクも低い傾向があります。

「入居者対応」「設備点検」など、部門ごとにプロの担当者が手厚く管理に当たってくれるため、サービスの品質も高いです。
ただし、社内で決定してから動くことが多いため、イレギュラーな対応はやや遅れがちである点は心に留めておきましょう。

大手管理会社の特徴

項目 内容
ブランド力と集客力 知名度があり、広範なネットワークが活用できるため、入居者募集に強い。
サービス品質 マニュアルが整備されており、担当者によるサービス品質にバラつきが少ない。
安心感 経営基盤が安定しており、倒産リスクが低い。24時間コールセンターなど緊急窓口が設置されており、深夜でも迅速な対応が可能。

上記の特徴を踏まえると、大手管理会社が向いているオーナーは以下のとおりです。

大手管理会社が向いている人

  • ブランドや実績による経営の安定を重視するオーナー
  • 入居者募集に強い管理会社を選びたいオーナー
  • サービス品質を優先し、多少費用が高くても構わないと考えているオーナー

4-2. 中小管理会社の特徴と向いている人

中小管理会社は地域の特性や物件周辺のニーズを熟知しており、個別の状況に応じた柔軟な対応が可能です。
大手に比べると担当者が固定されやすいため、長期的に信頼関係を築きやすく、細かい要望にも応えてくれやすい傾向にあります。

ただし、新しい管理手法や管理システムの導入については、大手より時間がかかりがちです。
また、会社によっては窓口の営業時間が限られており、緊急対応への迅速さを欠くこともあります。

中小管理会社の特徴

項目 内容
柔軟な対応 オーナーの要望に応じたプランのカスタマイズや、融通の利く対応が期待できる。
担当者との密なコミュニケーション 担当者と信頼関係を築きやすく、連携がスムーズ。
地域特化型の提案 学校や商店街の動向、都市開発など、地域特有の事情や市場を把握しており、きめ細かな提案ができる。

上記の特徴を踏まえると、中小管理会社が向いているオーナーは以下のとおりです。

中小管理会社が向いている人

  • 管理委託費などのコストをできるだけ抑えたいオーナー
  • 担当者と密にコミュニケーションを取りたいオーナー
  • 地域特性を重視した管理や入居者募集の提案を求めるオーナー

5. 失敗しない!小規模マンションに強い管理会社の選び方

小規模マンションの場合、一般的な管理会社選びに加え、以下のポイントを意識する必要があります。

  • 小規模マンションの管理実績が豊富か
  • サービス内容に見合った料金プランであるか
  • 空室対策の具体的な提案があるか
  • 担当者が信頼できる人物か
  • 極端に悪い評判や行政指導歴がないか

5-1. 小規模マンションの管理実績が豊富か

まずは、小規模マンションの運営経験が豊富な管理会社かどうかを確認しましょう。

たとえば30戸以下の物件管理実績が多数ある会社は、小規模マンション管理に強い会社である可能性が高いと考えられます。

ホームページや資料で管理物件数と実例をチェックし、不明な点は見積りの依頼時に質問して実績を確かめることが重要です。

全国共通!評判の良い管理会社7つの共通項と会社選びのチェックポイント

5-2. サービス内容に見合った料金プランであるか

次に、管理プランの内容と料金がバランスよく設定されているかを見極めましょう。
管理委託料の相場は、一般的に家賃収入の5%程度です。

料金が極端に安い場合、必要なサービスが省かれているおそれがあります。反対に高すぎる場合は、過剰なサービスが含まれていることがあります。

料金の安さだけで選ばず、業務範囲やサポート内容をしっかりと確認しましょう。
たとえば、「清掃の頻度は週何回か」「定期点検の内容は十分か」「緊急対応費は含まれているか」などを確認します。

プランが提示された段階で、料金と管理業務のバランスを見極めることが大切です。

5-3. 空室対策の具体的な提案があるか

小規模マンションでは一戸の空室が収益を大きく低下させるため、入居者を確保し、定着率を高める対策を取ることが大切です。
そのため、管理会社から「具体的な空室対策の提案」があるかを確認しましょう。

特に、現在空室に悩んでいる場合は、「現在の募集条件は適正か」「かんたんな設備交換で物件の魅力を高められないか」といった、マンションの状況に即した根拠のある空室対策を提案してくれるかどうかをチェックします。

反対に、「家賃を下げましょう」だけで押し通そうとする管理会社は、オーナーの立場で具体的な提案を考えていない可能性が高いため、避けたほうが無難です。

また、ホームページで「マンションの入居率の高さ」を実績として提示している管理会社は、入居者募集や空室対策のノウハウを豊富に持っていると期待できます。
実績としてどのような情報を公開しているか、ホームページでしっかり確認しておくことが重要です。

5-4. 担当者が信頼できる人物か

担当者が信頼できる人物か、コミュニケーションがスムーズに取れるかも重視しましょう。

小規模マンション管理のカギは、担当者との信頼関係にあります。
担当者との信頼関係が築けないと、情報共有がスムーズにできず、「入居者対応の遅れ」や「設備不具合の放置」といった大きな問題に発展しかねません。

契約前に担当者と直接話をして、人柄や対応の丁寧さを確かめておきましょう。
担当者を見極める際のポイントは、主に以下の3つです。

  • こちらの話を親身に聞いてくれるか
  • レスポンスが早いか
  • デメリットやリスクについても隠さずに説明してくれるか

「要領を得ない回答をする」「返信が遅い」「デメリットやリスクに一切触れない」という担当者は、管理委託を依頼した後も同様の対応をする可能性が高いです。

5-5. 極端に悪い評判や行政指導歴がないか

管理会社の評判を調べ、悪い口コミが多い会社は避けましょう。
たとえば「清掃が雑」「トラブル対応が遅い」といった口コミが目立つ会社は要注意です。

また、過去に行政処分や指導を受けている管理会社にも注意しましょう。
国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」では、マンション管理会社が重大な法令違反などの問題を起こしていないかを調べられます。

契約後のトラブルを避けるために、事前に管理会社の評判と行政指導歴を確認しておきましょう。

【大家さん必読】評判の悪い不動産・賃貸管理会社によくある7大特徴

6. 小規模マンションの管理会社変更を検討すべきタイミング

契約している管理会社を変更する場合、どのタイミングで決断すべきか悩む方も多いでしょう。
以下の3つの兆候が見られたら、変更を検討すべきタイミングと考えられます。

内容
空室が埋まらず収益が低下している 空室期間が長引いているのに、管理会社が一向に具体的な改善策を講じようとしない。
正当な理由のない値上げ打診があった サービス内容は変わらないのに、一方的に管理委託費の値上げを打診され、納得のいく説明もない。 または、更新のたびに手数料などの名目で費用が追加されていく。
要請しても管理不備・対応遅延が改善されない 「共有部分の汚れが放置されている」「エントランスの電球が切れたまま」「入居者対応の報告がない」など、基本的な管理業務が行われておらず、何度指摘しても改善されない。

これらのいずれかに該当する場合は、管理委託契約書で定められた解約予告期間を見計らったうえで管理会社変更を検討するとよいでしょう。

7. 小規模マンションの管理会社変更の注意点

管理会社を変更する際は、トラブルを避けるため、以下の点に注意して手続きを進めましょう。

小規模マンションの管理会社変更の注意点
現在の管理会社の「解約予告期間」を確認する 管理委託契約書に定められた「解約予告期間」を必ずチェックし、「何か月前の予告」が必要かを把握。その期間に合わせて手続きの準備を開始する。
現在の管理会社との契約をスムーズに終了させる 現在の管理会社に契約終了(解約)の旨を丁寧に伝えて解約する。新しい管理会社への鍵や書類の引き継ぎを円滑に行うためにも、感情的な言葉での責任追及は避ける。
複数社を比較して「相場」と「提案」を確認する 新しい管理会社を決めるため、複数社のプランを比較する。1社だけで即決せず、複数社の見積もりから、費用の相場と提案内容をじっくり比べて決定する。

管理会社の変更は少し手間がかかりますが、マンションの収益を改善する大きなチャンスです。

「今の管理会社には任せられない」と感じたら、まずは多くの管理会社の話を聞き、管理プランを比較することから始めましょう。

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まとめ

小規模マンションには、管理会社の選定が難しい側面があります。

しかし、小規模物件の実績が豊富な管理会社や、親身になってくれる担当者のいる管理会社に出会えれば、
コストを抑えつつ質の高いマンション管理を実現することが可能です。

管理会社へ委託する際は管理委託費の負担が生じますが、身体的にも精神的にも負担の大きい自主管理に比べるとメリットが多く存在します。

まずは複数の管理会社を比較し、費用や提案を比較検討することが、賃貸運営を成功に導く最も重要なポイントです。

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