賃貸管理会社を変更すべき7つのサインとトラブル回避のための対策
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1.賃貸管理会社の変更を検討すべき7つのサイン
賃貸経営において、管理会社の変更を検討した方が良いサインは7つあります。以下の項目のうち、2つ以上当てはまっている場合は、変更をする前提で複数の不動産管理会社に管理プランを請求し、現在の管理会社との業務内容などの比較をしておく必要があります。
- 空室が埋まらない
- レスポンスが遅い
- 管理状態に納得がいかない
- 担当者が変わった
- 管理費が高い・値上がりした
- 報告内容に疑問がある
- 会社の経営体制が変わった
1-1.空室が埋まらない
空室募集をしていて2カ月以上、空室が改善されない場合、管理会社の営業力に問題がある可能性があります。不動産業界にも閑散期がありますので、引っ越しシーズン直後や真夏は、入居者は決まりにくくなる傾向はあります。
そのような状態であっても、活動レポートがオーナーに報告され、成約につながりやすくなる前向きな提案などがあれば、結果が出る1~2月くらいまでであれば様子を見る必要はあります。しかし、ただネット広告を出して待機しているだけであれば、営業力のある不動産管理会社への変更を検討してください。
1-2.レスポンスが遅い
電話・ネット・メール・SNSのどれであっても、日ごろから不動産管理会社からのレスポンスが悪いと感じている場合は、他社に変更した方が良いと言えます。
現在、お部屋探しをするほとんどの方は、インターネットに掲載されている空室情報から物件を探し、Googleなどで外観や周辺環境などもチェックしたうえで、絞り込んだ数社に「確認のために」問い合わせや内見申し込みをしています。
そのため、レスポンスが悪い不動産管理会社は、レスポンスの良い不動産管理会社に、最初の段階で負けている可能性が非常に高くなります。また、成約ができたとしても、入居者からの問い合わせや困りごとへの対応も遅くなる可能性があり、そのようなレスポンスの遅さは、入居者の不満となり、退去などの空室リスクにつながりやすくなります。
1-3.管理状態に納得がいかない
現在の管理状態に不満がある場合は、積極的に不動産管理会社の変更を検討してください。賃貸経営の管理委託には、入居者募集に関した業務以外にも、入居後のクレーム対応・振込・更新などさまざまなものがあります。前項で解説したようなレスポンスの悪さに加え、業務に遅延やミスがある場合には、より正確な仕事をしてくれる会社に変更した方が良いと言えます。
また、建物管理も委託している場合は、建物内の清掃や美化整頓などが業務に含まれています。清掃やゴミ出しの状態が良くないと、入居者は住み心地の悪さを感じます。
清掃や整頓の出来具合は、不動産管理会社から派遣された管理人の性質に左右されることがありますので、管理人が変わった、派遣会社が変わったなどでも管理状態は変わります。オーナーの期待している内容と大きく違う場合は、管理会社と話し合いをし、状況が改善されない場合は、管理会社の変更を検討してください。
1-4.担当者が変わった
不動産管理は担当者によって管理スタイルが変わる傾向があります。たとえは、用事がなくても担当の建物に定期的に通って状況把握をするタイプもいれば、クレーム発生まではほとんどタッチしないタイプもいます。どちらも、何も問題が起きなければ、良い担当者です。
しかし、何か起きた場合には、前者の方が建物全体の状況を、より正確に把握していますので、最善で最適な対応をしてくれる可能性が高くなります。前者は、普段から入居者に細かな心配りをしていることが多く、入居者からの信頼が高く、クレームが発生する前段階で、問題が解決されている傾向があります。
このように、不動産管理の担当者は、人によって管理スタイルも管理への考え方にも違いがありますので、担当者の変更によって管理状態に差を感じている場合は、管理会社の変更も視野に入れたうえで、担当替えを提案してください。
1-5.管理費が高い・値上がりした
不動産管理会社の管理費は、1室の賃料×5~10%が相場です。たとえば、10万円の家賃であれば、管理料は毎月5,000円~1万円の範囲内です。
プランによって管理内容と項目の組み合わせは変わりますが、どこの管理会社でも管理内容は同じです。そのため、他所よりも管理料が高いからといって、その分、他の会社よりも特別に内容が良いというわけではありません。
賃貸管理
- 入居者募集
- 広告宣伝
- 内見案内
- 契約対応
- 入居者対応
- 家賃回収と振込
- 滞納と督促
- クレーム対応
建物管理
- 定期点検
- メンテナンス
- リフォーム工事の発注・清算
- 長期修繕計画の作成
- オーナーへの経営サポート
契約の途中で管理料が値上がりした場合は、その具体的な内容を担当者に確認し、納得がいかない場合は、速やかに管理会社を変更してください。すでに相場よりも高い管理費を支払っている場合は、複数の不動産管理会社にプランを請求し、管理内容と価格のバランス比較してください。
【参照:賃貸管理HOME4U】
1-6.報告内容に疑問がある
管理会社は、委託された管理内容に関して、オーナーに業務報告をする義務があります。賃貸管理を委託されていれば、ひと月に1度、賃料の回収・管理費の清算などの結果報告をします。建物管理であれば、最低でも年に1回、建物の管理状況の報告をします。まずは、契約している管理会社が、この義務を順守しているかを確認してください。
そのうえで、報告内容が信頼に値するものかを確認します。賃貸管理であれば、賃料から差し引かれている金額に間違いや疑問がないか、建物管理であれば、もっと早くにオーナーに報告しなければならなかった修理箇所などがないかを確認します。
報告内容に疑問がある場合は担当者に確認し、納得がいかない場合は不動産会社の変更も検討します。ただし、報告書に問題があるかどうかは、オーナーも、普段から賃貸管理の内容や、建物の現況に関して自分で把握している必要があります。
1-7.会社の経営体制が変わった
不動産管理会社の経営体制が変わると、業務内容も変更される可能性があります。よくあるのは、会社の世代交代などにより、会社の屋号や場所が変わらずに、経営方針や経営内容だけが変わるなどです。
賃貸物件の管理は、時代のニーズに沿っている必要がありますので、古き良き時代のやり方から、現代風に変わる可能性があります。たとえば、オーナーや入居者とのやりとりをチャットで済ませる、業務委託先が変わり、固定(常勤)の管理人がいなくなる、などがあげられます。
変更内容によっては、入居者にとってプラスになることもありますが、入居者からの不満が聞こえてきた場合は、管理会社と話し合いをしたうえで、管理会社の変更も検討してみてください。どのような管理スタイルであっても正解といえますので、入居者やエリアにとっての最適解を探すのが、オーナーの役割になります。
【関連記事:不動産の管理会社を変更したい!変更の仕方と変更したほうがいいケースを解説】
2.管理会社変更によって想定される3大トラブルと事前対応策
管理会社を変更した場合、想定できるトラブルと、その対策方法を3つにまとめました。どのケースでも、変更先の新・不動産管理会社が良質であれば、問題は最小にとどまる傾向があります。
- 契約解除に応じてくれない
- 引継ぎがうまくいかない
- 業務内容の違いがある
2-1.契約解除に応じてくれない
不動産管理の契約は、新規入居者が決まった時点で管理契約も発生することが多いのですが、入居契約と連動しているわけではありません。そのため、入居者がいる状態での管理契約の解除は、法的には全く問題ありません。
「管理内容に納得がいかないので解約したい」で解約は可能です。ただし、実際に契約が解消するのは、不動産管理会社が解約通知を受理した日から3か月後です。
この3ヶ月の間に、契約を解除することに抵抗を示す管理会社も存在します。改善要求を受け入れるから・管理料を下げるからなど、さまざまな理由を付けて契約解除を反故にしようとしてくることがありますが、その内容に従う必要はありません。悪質な場合は、この3ヶ月の間に、管理業務に手を抜く、引き継ぎをきちんとしないなどのケースも、まれにですが見受けられます。
事前対応策>
契約書に契約期間や解除の際の違約金に関する定めがある場合は、不動産会社が「解除しない」と食い下がる正当な理由になりますので、契約期間の満了まで待つ必要があります。管理会社を変更する場合は、契約に書かれている内容をよく読んでおいてください。
契約解除は、担当者に口頭で伝えた後に、解約通知書を送付します。一般的には、解約の申し出があった時点で担当者が書式を郵送(メール添付)してくれますが、相手が送ってこない場合でも、オーナーが自作したものを送付するので問題ありません。
契約完了までの間には、次の管理会社への引継ぎもありますので、契約解除を伝えるときには、次の管理会社がある程度まで絞り込まれている方がスムーズです。このようなことから、新しい不動産管理会社は、早めに契約内容と仕事ぶりなどをチェックしておき、新担当者との面会などもすべて終わっててから、解約通知を出す方が良いと言えます。
新会社との面会の際に、今の会社の不満点なども伝え、トラブルの不安がある場合は、そのことも正直に伝えておく必要があります。
【関連記事:賃貸管理会社とのトラブル・不満があるときどうする?大家ができる3つの対処法】
2-2.引継ぎがうまくいかない
旧不動産管理会社から新不動産管理会社へ移行する際には、業務の引継ぎがあります。一般的な仕事の引継ぎと同じように、業務内容を伝達し、注意事項などを説明します。多くの場合は、担当者同士で行いますので、オーナーが間に立つ必要はありません。
引継ぎはメールと書類だけで終わるケース、対面も含まれるケースと様々ですが、これは各不動産会社の営業スタイルによりますので、引き継ぎ方法の優劣はないと言えます。ただし、引き継ぎがうまくいかなくなると、たとえば、以下のようなケースが発生することがあります。
- 保証会社の変更による手続きトラブル
会社が提携する保証会社が変わるため、変更手続きによるトラブルの可能性 - 保険会社の変更による手続きトラブル
家財保険や火災保険の変更をする必要がある場合は、変更手続きによるトラブルの可能性 - 振込先の間違いなどによる金銭トラブル
賃料回収先の不動産管理会社の口座登録が送れると、入金確認が遅れるなど - 会社の経営方針による業務範囲の違い
会社によった管理項目の業務範囲の違いによって、管理の内容が増減する
どのケースでも、入居者がダイレクトにデメリットを被りますので、事前の引継ぎは迅速かつ丁寧である必要があります。
引継ぎ業務のメインは新会社が行います。引継ぎ内容には、旧→新へと変わることなどを入居者にお知らせし、必要書類の確認と署名などをお願いする業務も含まれます。旧不動産管理会社が、契約解除通知を受理してから3ヶ月以内に行いますので、新しい不動産管理会社が決まっていないと、引き継ぎが進みません。
そのため、契約解除をする際には、新しい管理会社の目星をつけておき、解約通知が受理された時点で新しい契約ができるように準備をしておく必要があります。引き継ぎに少しのトラブルが生じても、新しい管理会社が信頼できる会社であれば、全体的に丸く収まる傾向がありますので、良質な不動産管理会社の管理プランをよく比較しておいてください。
2-3.業務内容の違いがある
不動産管理会社のプランはよく似ていますが、会社によって項目に対する業務範囲に違いがあります。新会社に契約する際には、旧会社との違いを確認し、項目の増減の必要があるかを、チェックしておく必要があります。とくに、以下の業務に注意をしてください。
- 居室などの専有部分に関した業務
賃料回収や督促業務・遅延や滞納に対した対応・クレーム対処方法などを確認します。 - 共有部分に関した業務(エントランス・廊下・階段・エレベーター・屋上など)
清掃と点検業務の範囲を確認しておきます。建物管理を依頼する場合は、長期修繕計画を立てられるか、建物維持のマネジメントができるかなどもチェックしてください。 - 建物外のエリア(エントランス前・敷地内・自転車置き場・ゴミ置き場など)
敷地内と周辺道路の清掃や管理・自転車置き場の整理整頓・ゴミ置き場の清掃・ゴミ出しや分別作業の程度などをチェックしてください。
業務範囲が違うことにより、今まで手が行き届いていた部分が放置される可能性があります。今まで通り、または今まで以上に良い環境を維持したい場合には、プラスアルファの委託料が必要になる可能性もあります。
事前対応策>
新しく契約をする不動産管理会社の候補を立て、それぞれ、何をしてくれて、何ができないのかを確認します。この時、旧管理会社のプランはオーナーも把握していますので、その項目を参考にしながら、現況の賃貸物件に何を足しておくべきかを、各社の担当者に相談する形で、最適な仕事をしてもらえそうな会社を選びます。
やり取りで聞いたことは、かならずメモなどにして文章で残し、あとで自分が比較できるようにしておいてください。できれば、時間を作って新担当者になる方と面談をし、その時に、管理状態を確認する方が、より判断がしやすくなります。
3.良質な管理会社選びに役立つ7つのチェックポイント
不動産管理会社の変更をするのであれば、より良い会社とのめぐり会いが大切になります。オーナーがご自身でできる、安心して仕事をお任せできる、良質な不動産管理会社のチェックポイントを7つにまとめました。
- 客付けに自信がある
- レスポンスが良い
- 適性価格である
- 業務経験が長い
- 社員の粒がそろっている
- 面談をする
- たくさんの管理プランを比較する
3-1.客付けに自信がある
入居者募集期間が短いほど、空室リスクが減りますので、客付けに自信のある会社を選んでください。最近のお部屋探しはネットが中心ですので、大手だから有利というわけでもない傾向があります。そのため、オーナーの不動産管理会社探しの目利きが大切です。
確認方法
客付けの良い会社には、以下のような特徴があります。すべてがそろっている会社は少ないですが、なるべく条件が多く当てはまる会社から選ぶようにしてください。
- 掲載画像が多い
お部屋探しをする方は、大手不動産ポータルサイトを閲覧して気になる物件を自分で調べた後に、複数の候補を比較します。その際、画像や動画を主に利用するため、掲載画像が多い方が情報量も多いことになります。大手ポータルサイトで不動産管理会社の掲載している物件を見て、なるべく、掲載画像が最大数まで埋まっている会社を選んでください。 - 取り扱っている物件数が多い
取り扱い物件数が少ないと、お部屋探しの選択肢が少なくなります。多数の選択肢がある方が、さまざまなタイプの入居者のニーズに応えられますので、会社としての成約率も高くなります。大手ポータルサイト、または自社サイトで紹介している物件を確認してください。 - 口コミが多い
口コミ(レビュー)は客付けの良さのめやすにできます。ネガティブな内容のクレームがあっても、それに対して会社からのコメントが添えられていれば、誠実で適切なクレーム対応ができる証拠でもあります。大手ポータルサイト・自社サイト・Googleなどのレビューを参考にしてください。 - オンライン手続きを導入している
オンライン手続きとは、オンライン内見やオンライン重要事項説明のことです。各種手続きにオンライン化を導入している会社は、お部屋探し中の方から配慮がある会社と認識される傾向があり、入居先の候補を絞っていくときにリストに残りやすくなります。その結果、成約につながりやすくなります。
ポータルサイトや自社サイトに「オンライン対応可」「重要事項説明オンライン対応」などの記載があるかを確認してください。 - 店舗の立地が良好
オンライン化が進んでいても、すべてが来店無しで完結できるわけではないため、店舗が主要駅にある、駅から近いなどのアクセスの良さは、物件を絞り込む時の重要な項目になります。現代人のキーワードでもある「コスパ・タイパが良い」ことは、そのまま成約率の高さにも結び付きやすくなります。 - 自社内に仲介部門がある
不動産の業務は、大きく分けて「不動産管理」と「不動産仲介」のふたつがあります。管理と仲介は全く違う専門性の高い仕事であるため、客付けの良さを考えるのであれば、仲介の専門部署やチームがいる会社の方が良いと言えます。ただし、成約が決まった後は、管理も大事ですので、理想は、管理と仲介の両方の部署がある会社が良いことになります。
3-2.レスポンスが良い
2章でも解説していますが、レスポンスの良さは、成約率や更新率に大きく影響します。特に、物件問い合わせや内見申し込みは、不動産会社からの反応が早いところから、申込者の優先順位が高くなる傾向があります。
不動産管理会社の社員も、日々、膨大な量のお客様対応をしていますから、即返信ができないこともあります。しかし、どの様な形でもなるべく早く、何らかのレスポンスを返すことで、問い合わせをした方は「待機していればよいのだな」と安心できます。
確認方法
レスポンスの速さは、プラン請求の時点で、会社の特徴としてあらわれてきます。たとえば、同じタイミングで管理プラン請求をしても、数時間以内に何らかの連絡が来るところ、挨拶などもまとめて翌日に返信があるところ、数日後になるところなど、さまざまです。
ご自身が問い合わせをする立場として、信頼感や安心感を得られた会社は、お部屋探しのお客様にも、同じような感覚を与える可能性が高くなります。まずは、管理会社の特徴を比較するために、なるべくたくさんの不動産管理会社にプラン請求をしてみてください。
3-3.適性価格である
不動産管理料は、物件1室の賃料に対して5~10%が相場です。法的には管理料の上限はないのですが、多くの会社は5%を採択している傾向があります。そのため、不動産管理委託料の適正価格とは、まずは、相場の範囲内であること、そして、業務内容に対して適性であるかを見てください。
たとえば、一般的な賃貸管理業務は(入居者募集・契約・家賃回収・滞納督促・退去手続き・更新)などが含まれますが、管理会社が引き受ける業務内容が、主に集金に関したことだけの場合は、3~4%まで下げるほうが、適正だと言えます。
確認方法
オーナーがして欲しいことと、不動産管理会社にできることのすり合わせによりますが、お金を支払うのはオーナーですから、オーナーにとっての適正価格だと納得できる会社を探す必要があります。数多くのプランを比較することで見る目が養われますので、まずは管理プランの一括請求をしてみてください。
3-4.業務経験が長い
不動産管理会社には、それぞれマニュアルがありますが、入居希望者と入居者を相手にする仕事であるため、経験則が大きくものをいう仕事でもあります。そのため、出来立ての会社よりは、業務経験が長く、経験豊富な社員が何人もいる会社の方が、スムーズな賃貸経営につながりやすくなります。
確認方法
確認方法としては、会社の設立時期、管理戸数、業務実績などをホームページで確認します。設立時期が長ければ、同じエリアで何代にもわたって管理をしてきていますので、地元のことなら安心してお任せできます。管理戸数のめやすは、累計で1000戸以上あれば、安心できると言えます。業務実績は特記することがあれば、表彰履歴などが記載されています。
ここまで絞り込んでも選択肢が多い場合は、自社物件を所有している会社の方が、管理業務に関して積極的であり、マニュアルも充実している傾向がありますので、参考にしてください。
3-5.社員の粒がそろっている
中規模以上の会社になると、不動産管理の担当者が何人もいるようになります。不動産管理は人的要素に依存する部分も多いため、社員の仕事ぶりに差があると、会社の経営方針などを気に入って契約をしても、実際の管理業務に不満が出ることがあります。
確認方法
できれば、管理会社に実際に訪問して、社内の雰囲気や社員の働きぶりを体感してみることをおすすめします。複数の会社見学をしていくと、社内環境からの働きやすさ、社員の表情や雰囲気からでも、ある程度の判断ができるようになります。
最低でも、担当者となる方に面会し、社内の管理マニュアルがどうなっているか、社歴が長い方は何人くらいなのかなども聞いてみてください。長く勤めている方が多い会社は、それだけ、職場環境も良く、社員の教育システムも整っており、社員が安心して管理業務ができている可能性が高くなります。
とくに、会社を訪問したときの第一印象は、そのまま、お部屋探しをする方や、入居者が抱く印象となることを前提に、よく観察してください。
3-6.面談をする
プラン請求をした後は、可能な限り、担当者と面談をしてください。実際には顔合わせとして、具体的な管理内容の相談、プランに関しての質問などをします。このときの受け答えなどから、レスポンスの良さや、何か起きたときの機動力などが、類推できます。
不動産管理会社は、管理をしてもらいたい物件があるエリア内で探してください。オーナーご自身が遠方に住んでいる場合も、管理会社は物件の近隣エリアから選ぶようにしてください。管理物件と管理会社の距離が近いほど、クレーム対応が迅速になります。
確認方法
プラン請求をして、気になる会社はすべて面会リストにあげておきます。面倒でも、一社ずつ、個別に会うようにしてください。最近は、ZOOM面談など、ネットでの面会もしている不動産管理会社も増えています。しかし、入居者と建物への適切な対応を「全面的に委託」する相手は、実際に会ったほうが、適切な判断ができます。
かりに、管理会社がオンライン対応に長けていたとしても、誠実で機動力のある管理会社であれば、最低一回は、対面での面談をオーナーに申し込んできます。これは、不動産管理会社サイドも、不動産オーナーの態度や話し方、希望する管理内容、そしてオーナーの与信力(経済力)などを、会うことによって審査するためです。
【関連記事:全国共通!評判の良い管理会社7つの共通項と会社選びのチェックポイント】
3-7.たくさんの管理プランを比較する
新しい管理会社が優良であれば、旧管理会社の管理状態にどのような問題があったとしても、この先の不動産管理はスムーズになります。管理会社には会社の経営理念や経営方針によって、さまざまなスタイルがありますが、一般管理業務以外に、将来的に安定した経営の指南ができる管理会社であれば、賃貸経営に関した不安や悩みが、一気に解決できることもあります。
信頼して業務を任せ、安心して相談ができる不動産管理会社とのめぐり会いは、不動産経営をするオーナーにとって、頼りになるパートナーです。このような会社とのめぐり会いは、数多くの会社の中から、納得のいく一社を選び出す作業からはじまります。
まずは、なるべく数多くの不動産管理プランを請求し、各社の提案する管理プランや、今後の管理計画などを比較してみてください。似たようなプラン項目でも、会社の個性によってとらえ方も違いますので、オーナーの考え方と合った会社が見つけやすくなります。
管理プランの請求には、「賃貸経営HOME4U」の一括プラン請求が便利です。経営している賃貸物件にピッタリの業務を委託し、適切な管理体制が保持できる管理会社がピックアップされます。将来の経営展開に対しても、適切なアドバイスができる、頼りになる不動産管理会社が見つかります。
不動産管理会社の変更を検討しているオーナー様にむけて、管理会社の変更に伴う、さまざまなトラブルを防ぐためのアイデアをまとめました。まずは、管理をお願いしている会社の管理状況を把握し、必要であれば、最短で管理会社の変更ができるように、次の委託先も絞り込んだうえで動くのがよさそうです。
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