共同名義の土地を売却、贈与税はどうなるの?

税金・お金の相談

マネ子先生の回答

共同名義の土地を売却するには、名義人全員の承諾が必要なのヨ。共同名義の土地を売却し、それぞれの持分に合わせた割合で代金を分配すれば、贈与税はかかりません。ただし、売却益が出た際は、譲渡所得税を納める必要があることは忘れないようにしましょうネ。

土地売却について基礎から詳しく知りたい方は、『土地売却の流れを7ステップで解説』もご覧ください。

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詳しい解説

共同名義の土地は、持分の土地を所有しているという意味ではなく、全員がすべての土地を利用する権利を持っているということです。そのため、共同名義の土地を売却する場合は、全員の承諾が必要になります。全員の承諾を取り付け、全員の必要書類を用意した上で売却の手続きを行います。売却代金は、持分と同じ割合で現金を分配すれば、贈与税はかかりません。ただし、売却益がある場合は譲渡所得税がかかりますので、注意が必要です。その際は、それぞれの持分の譲渡所得税を計算し、各自、確定申告を行います。

仮に、名義人全員の承諾を得るのが面倒だからと、代表者の単独名義に変更してから売却を考えることがあるかもしれません。この場合、名義を変更するということは、各自の持分を代表者に贈与することになるので、代表者には贈与税がかかります。一般的に土地の価格は高額になるため、納める贈与税も高額になると考えられます。そのため、名義変更は注意が必要です。

共同名義の土地を売却する場合の手続きは複雑で、非常に手間がかかります。そのため、漏れなく手続きを行うためには、専門家に相談するのがいちばんです。不動産会社は専門的な相談にも応じてくれますので、信頼できる不動産会社を選びましょう。

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