任意売却すると住宅ローンはなくなるの?

マネ子先生の回答

任意売却をしても、住宅ローンの返済がなくなるわけではないのヨ。ローンの残債は、返し続ける必要があります。とはいえ、借りている金融機関は債務者の生活状況や収入状況を考慮してくれるので、月々の返済額は減額してもらえる場合がほとんどデスヨ。

詳しい解説

住宅ローンを滞納したり、支払いが困難になったりした場合に利用を検討されることが多い「任意売却」。これは、債権者(住宅ローンを借りている金融機関)の同意を得たうえで、売却手続きを行うというものです。利用者の多くは、家を売って返済に充てても、多額のローンが残ってしまう場合がほとんどです。残債は、金融機関に返し続ける必要があるため、任意売却を利用しても、住宅ローンがなくなるわけではありません。

ただ、毎月の返済額は減額される可能性が高くなります。任意売却を利用すると、不動産会社を通して、債務者(借りている人)の生活状況や収入状況が金融機関に伝えられます。金融機関は債務者の状況を把握した上で、任意売却に同意しているので、無理な返済は要求されません。債務者の生活や収入の状況を考慮してくれるため、毎月の返済額はほとんどの場合が減額されます。場合によっては、ローンそのものの減額も認められることがあります。

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任意売却は、ローンを借りている金融機関に対し、売却を依頼する不動産会社に交渉してもらう必要があるため、不動産会社選びは慎重に行う必要があります。HOME4Uには任意売却に強い不動産会社が多数参画しています。もし、任意売却をご検討されているなら、HOME4Uの一括査定依頼をご利用ください。最大6社に対してまとめて査定を依頼することができます。また、依頼の際に「任意売却を検討している」と伝えていただくとスムーズです。親身になって相談にのってくれる不動産会社を見つけてくださいね。

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