更新日:2022.09.29 実録!わが家のマンション売却体験記(千田家), マンション売却ガイド, 住み替え・買い替え 【第3話】売却と賃貸、賃貸を選んだらどうなる? ご主人の東京への転勤が決まり、千田家は住んでいるマンションを賃貸に出すか、売却するかで、非常に悩まれます。それぞれメリットとデメリットがありますが、千田さんは、まず賃貸に出した場合のメリット・デメリットを考えてみることにしたようです。 体験記・第3話 ダンナの転勤が決まり、家族全員で引っ越すことが決まったわが家ですが、住んでいるマンションを賃貸にするか、売却するか、すぐには結論が出せませんでした。 仮に、賃貸にしたら、どうなるのか? よくよく考えてみました。 賃貸にした場合・・・ <メリット> 家賃収入がある 子どもたちは、翌年中学・高校に入学。 これからは、本格的に教育費を工面しなければいけなくなります。 そんなとき、家賃収入があれば、教育費対策になりそうです。 それに、毎月の給料以外に収入があると、生活にゆとりができるかも。 でも、本当に得なことばかりなのかな・・・? <デメリット> 固定資産税、管理費、修繕積立金を払い続けなければいけない 常に借り手がいるとは限らない 家賃収入があるとしても、全部が収入になるわけではありません。 想定する家賃の半分近くは、維持費として消えていきます。 それに、借り手が常にいればいいのですが、そうでなければ、収入ゼロで維持費だけかかることになります。 空き家状態は、金銭的に苦しくなるかも・・・。 収入があってお得な反面、払い続けなければいけないお金の重さを感じました。 そんなとき、ダンナがある試算をしたのです。 今、マンションを売った場合の価格 賃貸に出したとき、わが家の利益になる価格の年間合計額 この試算でわかったことは・・・ わが家の利益が、家を売った価格になるまでには約10年かかる、ということ。 ダンナが言いました。 「10年かけてお金を取り戻すよりも、今すぐ売ったほうが得なんじゃないか?」 借り手ができるかどうかを気にしながら、維持費をかけて家を持ち続けるのは大変だという意見でした。 それに、もうひとつわかったことがあります。 「人に貸すなら、リフォームする必要があるのでは?」 東京で住む予定の家は、全面的にリフォームするつもりでした。 その費用を出したら、賃貸する家のリフォーム費用を捻出するのは無理そう・・・。 わが家を賃貸にした場合、維持費やいろいろなリスクに加え、人に賃貸できるまでにかかるお金を準備するのは、非常にきびしい状況にあることが判明したのです。 なんだか、得になるはずの家賃収入が、かすんでいくようでした。 賃貸するのは、ちょっと難しいかも・・・。 そんな状況が見えてしまったのです。 </>わが家は、いったいどうなるの!? マンションを賃貸に出した場合、家賃収入があるからお得のように思われますが、固定資産税や管理費、修繕積立金などを払い続ける必要があるのヨ。つまり、家賃収入すべてが手元に残るわけではないのデス。また、借り手が見つからないというリスクもあります。その辺をどう考えるかがポイントと言えるわネ。次回の千田さんは、売却した場合のメリット・デメリットを考えるようです。どんな気づきがあるのでしょうか? 次回も楽しみですネ。 次の記事 【第4話】売却と賃貸、売却を選んだらどうなる? 前の記事 【第2話】さあ、転勤が決まった!マンションをどうする? Facebook twitter feedly