住宅購入、諸費用の節約ポイント

「諸費用」には様々な項目があることが判りました。でも、実際にはどのくらいかかるのでしょうか？ マンション、一戸建てを購入した場合、それぞれどのくらいの金額がかかるのか、シミュレーションしてみましょう！

• 新築マンションを購入する場合

  【物件価格】

  3,000万円

  【頭金】

  200万円

  【住宅ローン】

  2,800万円をフラット35で35年返済

  ■税金・登記費用等

  印紙税：15,000円

  不動産取得税：0万円

  仲介手数料：0万円

  登録免許税：117,000円

  登記手数料：160,000円

  ■住宅ローン費用等

  印紙税：20,000円

  登録免許税：28,000円

  登記手数料：60,000円

  融資手数料：0万円

  ローン保証料：0万円

  団体信用生命保険料：101,000円

  火災保険料：218,250円

  ■その他の費用等

  修繕積立基金：417,000円

  合計：1,136,250円

• 新築一戸建てを購入する場合

  【物件価格】

  3,500万円

  【頭金】

  200万円

  【住宅ローン】

  3,300万円をフラット35で35年返済

  ■税金・登記費用等

  印紙税：15,000円

  不動産取得税：0万円

  仲介手数料：0万円

  登録免許税：136,000円

  登記手数料：160,000円

  仲介手数料：1,166,000円

  ■住宅ローン費用等

  印紙税：20,000円

  登録免許税：33,000円

  登記手数料：60,000円

  融資手数料：0万円

  ローン保証料：0万円

  団体信用生命保険料：119,000円

  火災保険料：939,030円

  ■その他の費用等

  水道加入金：300,000円

  合計：2,948,030円

「諸費用」の値段に驚いた人もいるかな？　 「諸費用」もかかるとなると欲しい物件は難しいかな……と 諦めるのはまだ早い！　 実は、ちょっとの工夫で「諸費用」が節約できるのだ！　 その極意を早速紹介しょう！

• 「達人のポイント1」ローン保証料で節約！

  ローン保証料は、購入者の住宅ローン返済が滞った場合に、保証会社が借金の肩代わりをするために必要になるものです。ローン保証料は、借入金と返済期間に対して設定されますので、頭金を増やして借入金を減らすなどして、節約することができます。

  フラット35など、ローン保証料が不要の住宅ローンもあるので、最新の情報をチェックするようにしよう！住宅ローンを上手に利用して「諸費用」の節約を！

  
  

• 「達人のポイント2」火災保険料で節約！

  これまではすべての補償がパッケージになっている火災保険が一般的でしたが、 近頃は必要な補償だけを選んで組み立てることができる商品が登場！マンションや一戸建て、立地や建物の構造によって必要な補償が異なるので、どんな補償が必要か、しっかり見極めて賢く節約しましょう！

  火災保険はどの商品も変わりばえしないと思っているあなた！ 近頃は必要な補償だけを選んで、お探しの住まいにぴったりの プランでコストも抑えて加入できる商品があるんだよ！ 　早速、保険料をいくら節約できるのか 　シミュレーションでチェックしてみよう！

  • マンションを購入した場合

    東京都　マンション　保険期間35年（一括払い）

    ・地震保険；

    保険金額  建物600万円  家財300万円
    保険期間  5年

    ・風災、雹（ひょう）災、雪災；

    自己負担額  10万円

    セゾン自動車火災保険「じぶんでえらべる火災保険（組立式火災保険）」にて試算

    すべての補償を選ぶと・・・

    保険金額【建物1,200万円】

    建物保険料：131,940円

    保険金額【家財600万円】

    家財保険料：86,310円

    合計保険料218,250円

    補償を選ぶと・・・

    保険金額【建物1,200万円】

    建物保険料：104,700円

    保険金額【家財600万円】

    家財保険料：72,690円

    合計保険料177,390円

    補償を見直すと、約4万円節約!!

    ほら！探している住まいにぴったりな補償だけ選べば保険料もスッキリだ！

    ※保険料が、2010年1月1日より改定されるため、保険料は2010年1月1日以降に補償を開始する場合 の基準で計算しています。

    【達人メモ】「マンションの保険金額と、購入金額は異なる？」

    マンションの購入費の内訳は、大きく、 土地代 、販売経費、建築費 （共用部分 、専有部分 ）に分けることができる。 「火災保険」のマンションの建物保険金額は、建築費の専有部分のみが対象 となるので、注意しよう。

    具体的に、建物保険金額がいくらになるかは、 不動産会社や保険会社の担当者に確認しよう。

    火災保険はどの商品も変わりばえしないと思っているあなた！近頃は必要な補償だけを選んで、お探しの住まいにぴったりのプランでコストも抑えて加入できる商品があるんだよ！早速、保険料をいくら節約できるのかシミュレーションでチェックしてみよう！

  • 一戸建てを購入した場合

    東京都　（準）耐火　保険期間35年（一括払い）

    ・地震保険；

    保険金額  建物1,750万円  家財500万円
    保険期間  5年

    ・風災、雹（ひょう）災、雪災；

    自己負担額  10万円

    セゾン自動車火災保険「じぶんでえらべる火災保険（組立式火災保険）」にて試算

    すべての補償を選ぶと・・・

    保険金額【建物3,500万円】

    建物保険料：659,580円

    保険金額【家財1,000万円】

    家財保険料：279,450円

    合計保険料939,030円

    補償を選ぶと・・・

    保険金額【建物3,500万円】

    建物保険料：557,730円

    保険金額【家財1,000万円】

    家財保険料：140,550円

    合計保険料698,280円

    補償を見直すと、約24万円節約!!

    ※保険料が、2010年1月1日より改定されるため、保険料は2010年1月1日以降に補償を開始する場合 の基準で計算しています。

一般的に、住宅購入費の約5%かかるといわれている「諸費用」。 でも、住宅ローンや火災保険などの項目を見直すと、 上手に節約できることが分かります。

「もうワンランク上の家が欲しいな」
「オプションをもう一つ追加したいな」など、

あなたの希望も、諸費用を見直すと叶うかもしれません。住宅購入をする際は、物件についての情報を確認することはもちろんですが、住宅購入に必要な諸費用などもしっかり確認して、賢く購入しましょう！